温泉名 | くっしゃろこはんのおんせん 屈斜路湖畔の温泉 |
施設名 | いそのゆ イソの湯 |
所在地 | ほっかいどうかわかみぐんてしかがちょうくっしゃろ 北海道川上郡弟子屈町屈斜路 |
場所概略 | 弟子屈市街地より国道243号線を北西に行く。屈斜路湖東側道路沿いの西側にある。砂湯より南にある。 |
駐車場 | なし。付近に駐車スペースあり。5台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 24時間 年中無休 |
料金 | \0 |
風呂数 | 混浴露天風呂1 |
脱衣所 | なし |
泉質 | 単純温泉? |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | ? |
入湯日 | 2002/9/5 |
感想 | まさに野天風呂! 人工物が周りになく、自然の雰囲気を味わえる。 |
評価 | 5 |
屈斜路湖畔の温泉 イソの湯は、私が「一人旅 −北海道へ−」編で31番目に行った温泉です。そして、28番目に入った温泉です。
屈斜路湖畔の温泉は屈斜路湖の東側湖畔にあります。
屈斜路湖畔の温泉に行くには、弟子屈町の市街地より国道243号線を北上します。約3km行くと国道391号線と交差するY字路があります。そのY字路を左に行き、国道243号線に行きます。そのまま約10km行くと道道52号線と交差するので、右折して道道52号線に入ってください。この道道52号線は、屈斜路摩周湖畔線と呼ばれています。国道391号線をまたいで摩周湖まで道が続いています。 道道52号線は屈斜路湖の東側湖畔を走る道路です。左側には屈斜路湖の湖面を見ることができます。
屈斜路湖のことについては屈斜路湖畔の温泉 いなせキャンプ場露天風呂に詳しく書いてありますので、ご覧になってください。
屈斜路湖近くには硫黄山があり、現在も火山活動を続けています。この硫黄山から硫酸を含んだガスが噴出しています。このため、周囲には酸性の土壌が広がり、酸性に強いハイマツしか生育しないなど、独特の植生を見せてくれます。
火山といえば温泉! 屈斜路湖周辺には温泉が多数存在し、湖岸を掘ると温泉が湧き出します。そのため観光名所にもなっています。代表的なのが砂湯です。そんな屈斜路湖畔の温泉に入るために、私は屈斜路湖にやってきました。
このページでは屈斜路湖畔の温泉 イソの湯について書きたいと思います。
イソの湯はほかの屈斜路湖畔の温泉に比べると見つけにくい場所にあります。そのため、ほかの屈斜路湖畔の温泉よりも知名度がないかもしれません。私も最初はどこにあるかわからずいろいろと探しました。でも、発見することができてよかったです。
道道52号線を北上してずっと左側を見ていると、木々しか生い茂っていないところで、左の写真のように歩道のガードレールがなくなっている箇所があります。そこから屈斜路湖方面に入っていくと駐車スペースがあります。その駐車スペースに車を停めて屈斜路湖へ向かいます。すると、湖畔のすぐ近くにイソの湯があります。
イソの湯は、屈斜路湖畔のすぐそば、というよりはほとんど近接している野性味あふれる露天風呂です。いなせキャンプ場露天風呂も開放的な露天風呂でしたが、こちらはもっと開放的な露天風呂だといえるでしょう。脱衣所はありません。もちろん、混浴露天風呂です。ただ、いなせキャンプ場露天風呂と決定的に違うのは、無料だということです。そんな野性味あふれる露天風呂を前にして、私はこんな場所に露天風呂があるといううれしさがこみ上げてきました。
イソの湯は小さな露天風呂です。2人入ればいっぱいになってしまうくらいの浴槽です。また、浴槽の深さも浅く、腰までしか浸かることができないくらいでした。でも、私は入りました。なぜならば、そこに温泉があるからです!
脱衣所がないために、またもや露天風呂の近くで服を脱いで、私は浴槽に身を沈めました。浴槽は下が砂でした。また、浴槽の周りにはところどころ藻が付着していました。そして、お湯がぬるい。(T_T) イソの湯は屈斜路湖と近接しているため、屈斜路湖の水が入ってきます。そのためにぬるいお湯になってしまうみたいです。
しかし、この露天風呂から見渡す風景のすばらしさには勝てません。ほとんど屈斜路湖に接している露天風呂なので、屈斜路湖に入ったような気持ちにさせてくれます。また、さえぎるものは何もありません! そして、観光客はほとんど来ない場所です。人目を気にせずにのんびりと浸かれる場所です。そんなところがいいなあと思い、イソの湯をあとにしました。
このような無料の温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。