幕別温泉 十勝幕別温泉 ホテル緑館

温泉名まくべつおんせん
幕別温泉
施設名とかちまくべつおんせん ほてるみどりかん
十勝幕別温泉 ホテル緑館
所在地ほっかいどうなかがわぐんまくべつちょうよだ
北海道中川郡幕別町依田384-1
場所概略帯広市街地より国道38号線を東へ行くと大きな看板が左にあるので、そこを右折する。さらに橋を渡ると看板があるので左折し、幕別温泉の看板を右に曲がる。ゴルフ場へ行くと左側にある。
駐車場専用駐車場あり。200台くらい停められる。無料。
営業時間11:00〜21:00
料金\700
風呂数露天風呂1、内風呂3、水風呂1、サウナ1(全て各男女別)
脱衣所男女別各1
泉質ナトリウム−塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
湯色茶色
問合せ先0155-56-2121
入湯日2002/9/4
感想世界でも大変珍しいといわれるモール温泉。中は広くて、湯量も豊富(約600リットル/分)。浴槽も広くていい。
評価5

 幕別温泉は、私が「一人旅 −北海道へ−」編で24番目に行った温泉です。そして、22番目に入った温泉です。
 幕別温泉は帯広市街地の東にあります。
 幕別温泉に行くには、帯広市街地より国道38号線を東へ行きます。東へ行くと道路の左側に十勝幕別温泉 ホテル緑館の大きな看板があるので、その交差点を右折します。その先には橋があるので、橋を渡ります。橋を渡るとまた看板が出てくるのであとは看板に従ってください。十勝幕別温泉 ホテル緑館は茶色い高い建物です。どーんと建っているので周辺に来ればわかると思います。また、ゴルフ場の近くにあります。
 十勝幕別温泉 ホテル緑館茶色い高い建物の温泉施設です。左の写真のように、大きすぎて近距離では全体を写すことができませんでした。とても目立っていてわかりやすいです。 日帰り入浴の方は入口が別になっています。私としては別に一緒でもいいのでは、と思いました。
 私は日帰り入浴だったため、別の入口から中へと入りました。そして料金を払い、浴場へと向かいました。
 脱衣所にはホテル緑館のお湯がモール泉だと書いてある看板がありました。モール泉とはなんぞや!?と私は思いましたが、モール泉の説明が書いてありました。
 モール泉とは、熱水が太古の昔に地下へ沈み堆積してできた植物堆積層を通って湧出した温泉をいいます。大変珍しい温泉で、世界に2箇所しかないといわれています。幕別温泉のほかにはドイツのバーデンバーデンにしかないそうです。モールとはドイツ語で「亜炭」を意味し、植物性繊維質のことです。このモール温泉の中にはフミン質が含まれており、美肌効果があるそうです。アトピー性皮膚炎の方にはいいかもしれませんね。
 いろいろとモール泉の勉強をしながら、私は脱衣所で服を脱ぎ、浴場へと向かいました。ホテル緑館は男女別の浴場になっていました。浴場に入ると、そこは広々としていました。広々とした空間の奥には、浴槽がこれまた広々とありました。広い浴槽が3つもありました。広くていいなあと思いました。
 私が感心したのは浴場と浴槽の広さだけではありません。お湯の色がきれいなことが印象に残りました。そのお湯の色はきれいな茶色をしていました。千葉県の成田温泉も茶色でしたが、こちらがコーヒーのような色というのであれば、ホテル緑館のお湯はさしずめウーロン茶のような茶色でした。透明感があり、本当にきれいな色でした。さすがモール泉!という感じでした。
 お湯の中に入ると、お湯がぬるっと私の体にまとわりつきました。滑らかなさわり心地でした。いい感じです。(^o^) また、お湯はちょっと硫黄の匂いもしました。なんだか珍しいお湯の感触でした。肌にいいというのもうなずけるくらいの感触でした。これがモール泉か!と感動してしまいました。
 内風呂の外にはガラス越しに露天風呂が見えました。露天風呂も結構な広さでした。広い浴槽の露天風呂で思う存分はしゃいでしまいました。何度もモール泉のお湯を触っては、その感触を確かめてしまいました。楽しいときを過ごせました。
 内風呂、露天風呂とも掛け流しというのがすばらしいと思いました。これだけ広い浴槽に掛け流しできるくらいのお湯の湧出量があっていいなあと思いました。さすが約600リットル/分の湯量はだてではありません。モール泉とホテル緑館のすばらしさに感心してばかりでした。とてもよかったです。

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