層雲峡高原温泉 大雪高原山荘

温泉名そううんきょうこうげんおんせん
層雲峡高原温泉
施設名だいせつこうげんさんそう
大雪高原山荘
所在地ほっかいどうかみかわぐんかみかわちょうそううんきょう
北海道上川郡上川町層雲峡
場所概略旭川市街地より国道39号線を東に向かう。国道273号線より高原温泉という看板に従う。約10kmのダート道をひたすら行く。途中、未舗装箇所あり。
駐車場専用駐車場あり。50台くらい停められる。無料。
営業時間10:00〜17:00 6月上旬〜10月10日
料金\700
風呂数男女別露天風呂各1、男女別内風呂各1
脱衣所男女別各1
泉質酸性−含硫黄−硫酸塩泉(硫化水素型)(低張性緊張性高温泉)
湯色白濁色
問合せ先01658-5-3818
入湯日2002/9/3
感想湯量が豊富で、お湯を掛け流して贅沢に使っているのがわかる。内風呂はちょうどよく、露天風呂はちょっと熱めだった。すばらしい。
評価5

 層雲峡高原温泉は、私が「一人旅 −北海道へ−」編で9番目に行った温泉です。そして、8番目に入った温泉です。
 層雲峡高原温泉は大雪山の南東にあります。
 層雲峡高原温泉に行くには、旭川市より国道39号線を東へ行きます。すると、上川郡上川町で国道39号線と国道273号線との分岐交差点が現れます。その交差点をそのまま国道39号線、つまり直進します。そして3,388mの銀河トンネルをくぐると、また国道39号線と国道273号線との分岐交差点が現れます。今度はその交差点を273号線の方に、つまり右折します。樹海トンネルを越えて大雪湖を左側に見ながら行くと、高原大橋という橋があります。その手前に高原温泉という看板が見えるので、その看板どおりに右折します。そこからは未舗装道路を走ることになります。ダート道をひたすら行くと、約10kmで層雲峡高原温泉 大雪高原山荘が現れます。
 ちなみにこのダート道ですが、紅葉シーズン(9月中旬〜9月末)の土休日にはマイカー規制になり、マイカーは通行禁止となってしまいます。この場合は国道273号線との分岐点からシャトルバスが運行しているそうなので、シャトルバスを利用してください。
 大雪高原山荘は標高約1,300mの地点にあります。北海道では最高所にある温泉施設です。
 大雪高原山荘よりさらに奥は登山道になっています。その登山道は沼めぐりコースがあったり、大雪山への登山道があったりします。そのため、大雪高原山荘のすぐ近くにはヒグマ情報センターがあります。それだけヒグマの出現率が高いということなのでしょうか。う〜ん、さすが北海道!  私が大雪高原山荘に着いたときには10時前でした。日帰り温泉入浴客の入浴時間は10時からだったので、私は少し待つことにしました。待っている間にいろいろと景色を眺めていたのですが、やはり自然の景色はきれいです。その日の空は晴れていたし、とてもすばらしい日よりでした。また、時折吹く風が冷たかったのを覚えています。標高1,300mともなるとさすがに冷たいですね。このあたりは藤七温泉と同じでした。待ち時間は15分くらいあったのですが、景色もよくてすがすがしい待ち時間をすごせました。
内風呂です。
 ようやく10時になり、温泉に入ることができるようになりました。私のほかにも2人の男性が温泉入浴に来ていました。大雪高原山荘は男女別の露天風呂と男女別の内風呂が1つずつある温泉施設です。私はまず内風呂から入ることにしました。内風呂は白濁色のお湯がたっぷりと入っていました。この白濁色のお湯と硫黄の匂い・・・。温泉に入るという実感が湧く瞬間です。湯口は熊の木彫りになっていて、熊の口から白濁したお湯がどばどばと流れ出ていました。熊の出没があることを意識してこのような湯口にしたのでしょうか。ユニークな造りだなあと思いました。
 私が入ったときには内風呂のお湯はちょうどいい温度のお湯でした。ほかの男性は露天風呂を先に入っていたので、私は1人で内風呂を堪能することができました。お湯は毎分200リットルのお湯が自然湧出で出ていて、源泉の温度は96度Cです。それを贅沢に掛け流しをしています。すばらしい! お湯を口に含めるとしょっぱかったです。酸性硫化水素泉だから当然ですね。お湯がちょうどいい温度だったので、しばらくくつろいでしまいました。
 内風呂を堪能したあと、露天風呂へと行きました。露天風呂は内風呂よりも小さい浴槽でした。5、6人入ればいっぱいになってしまう大きさでした。露天風呂はちょっと熱かったです。その代わり風が冷たかったので、熱いながらも外の景色を眺めて、風に当たりながら楽しむことができました。
 北海道の最高所の温泉施設に入ることができてよかったです。

[追記]
 温泉仲間の五代さんからメッセージがありました。
 岩間温泉に行く途中で、熊が出る恐れがあるとのことです。行くときは充分気を付けてください、とのことです。


 お知らせしていただいた五代さんにこの場を借りて厚く御礼申し上げます。(2013/6/16)

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