温泉名 | うすべつおんせん 臼別温泉 |
施設名 | ゆとぴあうすべつ 湯とぴあ臼別 |
所在地 | ほっかいどうくどうぐんせたなちょうたいせいくひらはま 北海道久遠郡せたな町大成区平浜 |
場所概略 | 八雲市街地より国道277号線を南西に行く。突き当たりまで行くと日本海側に到着するので、国道229号線を北上する。臼別温泉の看板が右側に見えるので、それに従う。約3.2km行くとある。途中、未舗装箇所あり。 |
駐車場 | 空きスペースあり。20台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 7:00〜19:00 4月〜11月 |
料金 | \100 |
風呂数 | 男女別露天風呂各1、男女別内風呂各1 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉 |
湯色 | 深緑色 |
問合せ先 | 01398-4-5511(大成町役場) |
入湯日 | 2004/9/21 |
感想 | 人里離れた何もないところにポツンと施設があるだけのところ。でもそれがのどかで安らげる。料金は寸志で100円を箱に入れるようになっている。露天風呂は男女別だが、ちょっと見えてしまうかも。お湯は硫酸と塩化物の味がした。ちょっと苦い。菅江真澄も入湯したらしい。 |
評価 | 5 |
臼別温泉は、私が「一人旅 −北海道へ2−」編で25番目に行った温泉です。そして、24番目に入った温泉です。
臼別温泉は遊楽部岳(ゆうらっぷだけ)の西にあります。
臼別温泉に行くには、八雲市街地より国道277号線を北西に向かいます。ひたすら行くと鉛川温泉に着きますが通過します。雲石峠を越えて、見市温泉を過ぎます。すると日本海側に着くことができます。約35kmの道のりになります。
日本海側に着くと国道229号線(檜山国道)と交わるので、右折して西へ進んでください。すぐに平田内温泉へ行く道があるのですが通過して、国道229号線を進みます。
国道229号線に入って約22km行くと、臼別温泉の看板が見えてきます。そこを右折します。途中で未舗装道路もありますが、あとはひたすら進んでください。突き当たりに臼別温泉 湯とぴあ臼別があります。
臼別温泉 湯とぴあ臼別は2005年8月31日までは久遠郡(くどうぐん)大成町にありましたが、現在は久遠郡せたな町にあります。久遠郡大成町、瀬棚郡瀬棚町、そして瀬棚郡北檜山町は2005年9月1日より、合併して久遠郡せたな町になりました。
この湯とぴあ臼別は、当初は私の温泉計画になかった温泉施設でした。でも、看板が目立っていたのと、のどかな雰囲気そうな場所にあったので、ちょっと行ってみようと思い、行ってみました。
国道沿いの看板は立派だったのですが、施設はひなびていました。でも、そんなところがGood! 私はこういうところ、好きです。(^o^) 思わず当たりだ!と思ってしまいました。
あとで調べてわかったのですが、以前はここに臼別温泉旅館という温泉施設があったそうです。しかし、1994年に廃業してしまったそうです。その後、大成町が日帰り入浴施設として小屋を建てたそうです。
施設前には看板がありました。そこには「臼別温泉の大人伝説」、そして「湯とぴあ臼別の利用にあたって」などの看板がありました。そのなかで「秘境 いで湯の臼別」という看板がありました。それによると、菅江真澄も入浴したことがあるそうです。
湯とぴあ臼別は無人管理の温泉施設です。入口には「清掃協力金」として100円を入れるよう書いてありました。皆さん、ちゃんと100円を入れて中に入りましょう!
中に入るとまず脱衣所がありました。そこから扉を開けると内風呂がありました。右が内風呂の写真になります。
内風呂の奥は曇りガラスになっていて、その奥に露天風呂がありました。内風呂と露天風呂の浴槽はつながっていました。
内風呂はちょっと暗い雰囲気でした。暗いところが苦手な人は露天風呂をお薦めします。
お湯は源泉掛け流し! すばらしいです。
お湯を口に含めると、ちょっとしょっぱい&苦い味がしました。泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉。旧泉質名だと含石膏食塩泉になります。
次に私は露天風呂に行きました。
露天風呂は男女別の浴槽があるのですが、浴槽のところしか敷居がありませんでした。そのため、奥のほうは男女がつながっています。混浴と言ってもいいような露天風呂でした。でも、私が来たときには誰もいなかったんですけどね。(T_T)
露天風呂には滝湯がありました。無人管理の施設にこんな演出があるなんて、いいですね。私はかなり気に入ってしまいました。
露天風呂からの景色はのどかでよかったです。自然の中にある!と感じさせる場所でした。すばらしい!!
温泉計画になく事前準備もなかったのですが、すばらしかったので得した気分になりました。