安房温泉 紀伊乃国屋

温泉名あわおんせん
安房温泉
施設名きのくにや
紀伊乃国屋
所在地ちばけんあわぐんきょなんまちりゅうしま
千葉県安房郡鋸南町竜島970-6
場所概略富津館山道路の鋸南富山ICより県道184号線を西へ行く。下佐久間交差点を右折して、国道127号線に入る。安房勝山駅入口交差点を過ぎた先のT字路を左折するとある。電車の場合、JR安房勝山駅より西へ行く。徒歩約7分。
駐車場専用駐車場あり。20台くらい停められる。無料。
営業時間宿泊者は15:00〜24:00、6:00〜10:00。日帰り入浴不可。
料金宿泊者は\0
風呂数貸切露天風呂1、貸切内風呂1、男女別半露天風呂1、男女別内風呂1
脱衣所男女共用2、男女別2
泉質ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉
湯色茶色
問合せ先0470-55-1571
入湯日2021/5/8
感想浴場は4つある。壱の湯、弐の湯、月見の湯、そして御影の湯という名前だった。壱の湯は貸切内風呂、弐の湯は男女別内風呂、月見の湯は貸切露天風呂、そして御影の湯は男女別半露天風呂。弐の湯と御影の湯は紀伊乃国屋 別亭の宿泊者も入浴することができる。弐の湯と御影の湯は時間帯によって男女が入れ替わる。御影の湯のお湯は薄い茶色がかった色をしていた。お湯を口に含めると、少しだけ塩味があった。実測温度は40.8度C。弐の湯のお湯は御影の湯よりも濃い茶色だった。加水なし、加温あり、循環・ろ過あり、入浴剤なし、そして消毒処理あり。源泉温度19.5度C。pH値7.6。
評価5

 安房温泉 紀伊乃国屋は千葉県安房郡鋸南町にある温泉施設です。高級温泉旅館になります。
 「紀伊国屋」と書いて「きのくにや」と読みます。書店で有名な「紀伊國屋書店(紀伊国屋書店)」は「」がないのですが、こちらも「きのくにや」と読みます。
 「紀伊国(きいのくに)」というのは昔の地名で、現在の和歌山県と三重県南部に当たります。もともとは「木国(きのくに)」だったのですが、全国の地名を2文字で表記するようにという勅令が出されました。そのときに「木国」を「紀伊国」と表記するようになったそうです。その後、読みも「きいのくに」と読むようになったそうです。しかし、以前の読みである「きのくに」も現存しています。
 その紀伊国という和歌山県と三重県南部の地名がなぜ千葉県にある温泉施設の名前になっているか、私にはわかりませんでした。詳しい方がいらっしゃったら教えてください。

 安房温泉 紀伊乃国屋は日帰り入浴不可の温泉施設です。安房温泉 紀伊乃国屋に宿泊すればすべての浴場に入浴することができます。また、安房温泉 紀伊乃国屋 別亭に宿泊すれば、貸切風呂以外の浴場に入浴することができます。
 紀伊乃国屋には4つの浴場があります。壱の湯、弐の湯、月見の湯、そして御影の湯です。各浴場の形態および風呂数は以下の通りです。

紀伊乃国屋浴場一覧表
浴場名風呂形態および風呂数
壱の湯貸切内風呂
弐の湯男女別内風呂1
月見の湯貸切露天風呂
御影の湯男女別露天風呂1

 男女別の弐の湯と御影の湯は浴槽がそれぞれ1つしかないため、時間帯によって男女別に分かれています。各時間帯の男女別の利用可能浴場は以下の通りです。

時間帯男性女性
15:00〜19:30御影の湯弐の湯
19:30〜20:00利用不可
20:00〜24:00弐の湯御影の湯
24:00〜6:00利用不可
6:00〜7:30弐の湯御影の湯
7:30〜8:00利用不可
8:00〜10:00御影の湯弐の湯

 安房温泉 紀伊乃国屋の外観です。奥には安房温泉 紀伊乃国屋 別亭があります。
 私は紀伊乃国屋 別亭に宿泊したので、紀伊乃国屋の大浴場である「御影の湯」と「弐の湯」を利用させてもらうことにしました。
 御影の湯の入口です。
 御影の湯の浴槽です。お湯の色は薄い茶色でした。お湯を口に含めると、塩味が少しありました。
 弐の湯の入口です。
 弐の湯の浴槽です。こちらは御影の湯よりも濃い茶色のお湯でした。
 貸切風呂の月見の湯の入口です。この入口から階段を上ったところに月見の湯の浴場があります。屋上露天風呂になります。
 貸切風呂の壱の湯の入口です。扉の高さが低く、少しかがまないと入れないような扉の高さでした。

地方別一覧表へ   Go Home