福渡温泉

 福渡温泉には「不動の湯」と「岩の湯」という格安の露天風呂があります。両方とも近くにあり、はしごできる露天風呂です。私は2つとも行きました。ここではまず「不動の湯」、それから「岩の湯」を掲載いたします。
 そして、第2部では「開運 福の湯」を掲載します。

温泉名ふくわたおんせん
福渡温泉
施設名ふどうのゆ
不動の湯
所在地とちぎけんなすしおばらししおばら
栃木県那須塩原市塩原
場所概略東北自動車道の西那須野塩原ICより国道400号線を西へ行く。福渡温泉の看板を通過すると、のちに対向車線が分かれて、一方通行になる。その一方通行を行くとホテル松屋の先に立て看板が見えるので、そこからは歩く。吊り橋を渡り、さらに林の奥へと向かうと着く。徒歩で約7分。
駐車場なし。路上駐車するか、町営駐車場を利用する。
営業時間24時間 年中無休
料金\100
風呂数混浴露天風呂1
脱衣所男女共用1
泉質ナトリウム−塩化物泉
湯色無色透明
問合せ先0287-32-2512
入湯日2001/7/9
感想林の中にあり、のどかですがすがしかった。お湯もちょっとぬるめで長湯できた。
評価5

 福渡温泉 不動の湯は、私が「一人旅 −北へ−」編で64番目に行った温泉です。そして、53番目に入った温泉です。
 福渡温泉は栃木県の塩原町にあります。
 福渡温泉に行くには、東北自動車道の西那須野塩原ICより国道400号線を北西に、道なりに行けば着くことができます。
 福渡温泉近くの温泉地は、塩原温泉郷と呼ばれています。塩原温泉郷とは、愛宕山(あたごやま)温泉大網温泉福渡温泉塩釜温泉畑下(はたおり)温泉塩の湯温泉門前温泉古町温泉中塩原温泉上塩原温泉甘湯温泉元湯温泉、そして新湯温泉の13箇所の温泉地を総称した名称です。
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 国道400号を北西方面に向かっていくと、まず「大網温泉」という看板が見えてきます。このあたりから塩原温泉郷に入ります。それから、福渡温泉という看板も見えてきます。そのあと、両側2車線道路が分岐して片側の一方通行になります。このあとは注意深く左側を見てください。ホテル松屋というホテルが見えます。そしたら減速です! 左側の歩道に、左の写真のような小さな立て看板が立っています(本当に小さいです)。この看板は発見しづらいので、通過してしまうかもしれません。気を付けてください。ここが不動の湯、そして岩の湯の入口です。
 入口の階段を下りると、そこは川沿いの歩道になります。川の名前は箒(ほうき)川です。この箒川に沿って塩原温泉郷の温泉が点在しています。それだけに、流れもきれいですばらしい川だと思いました。
 階段を下りて左側に進むと、左の写真のような吊橋が現れます。不動の湯、そして岩の湯を結ぶ吊橋です。
 吊橋のたもとには、左写真のような集金箱がありました。皆さん、これからも不動の湯、そして岩の湯がきれいで気持ちよく利用できるように、ちゃんと100円を支払いましょう!
 私は100円を払い、吊橋を渡りました。吊橋を渡って行くと、対岸にある岩の湯を見ることができます。岩の湯にも私は行ったのですが、それはまた後ほど。
 不動の湯に行くには、橋を渡って岩の湯とは反対の左側へと進みます。進んでいくと周りを覆い囲むように木々が林立してきます。直射日光をさえぎってくれて、すがすがしく進んでいくことができます。
 途中には案内板が2つありました。1つは「緑色凝灰岩(りょくしょくぎょうかいがん)」について書いてありました。それによると、箒川によく見られる、大きい緑色の岩は緑色凝灰岩と呼ばれているそうです。今から2000万年前は塩原温泉郷の一体は海底だったそうです。そのため海底火山の爆発が何度も続き、火山灰が積もって緑色凝灰岩を形成したということです。塩原温泉郷が比較的高所でない場所にあるのは、海底火山によってできた温泉郷だったからということですね。勉強になりました。
 また、もう一つの案内板には「森林浴」について書いてありました。それによると、樹林の中を歩いて森林浴すると、植物から発散されたフィットンチッド(フィトンチッド)を浴びます。それが病気予防やリフレッシュになると言われているそうです。ちなみに、フィトンチッドとは植物が発散する有機物の総称を言います。植物は外敵からの攻撃や刺激を受けても避難できません。そのためにフィトンチッドを発散して自らの身を護っているのです。この「フィトンチッド」という言葉は旧ソ連のB.P.トーキン博士が、この植物の不思議な力を発見して名付けた言葉です。ですから、フィトンチッドとはロシア語の造語です。英語では"phytoncide"になります。
 話を元に戻しましょう。そんなフィトンチッドを浴びながら、私は奥へと進んでいきました。森林浴ですっかりリラックスすることができました。歩いて約7分くらい行くと、「不動の湯」と書いてある立ち木がありました。不動の湯に到着です。
 不動の湯は昼間でも木々が日光をさえぎっている場所にありました。うっそうとした場所にあるという言葉が似合う場所でした。脱衣所は男女共用で屋根が付いているものでした。浴槽からだと着替えている姿が見えないので、女性でも大丈夫かも? 私が来たときには、何人かの男性のほかに、親子らしき女性2人がいました。娘さんらしき若い女性の方は、私が来たときにはもう服を着ていて入浴していたかどうかわからなかったのですが、年輩の女性の方はバスタオルを巻いて入浴していました。
 私は脱衣所で服を脱いで、不動の湯に入浴しました。高いところからパイプが突き出していて、そこからお湯が打たせ湯のように勢いよく流れていました。面白いなあと思いました。お湯はぬるめでした。長湯できました。
 木々が日光をさえぎってくれて、そしてフィトンチッドが心をリラックスしてくれたので、気持ちよく入浴できました。また、木々の緑色が私の心を落ち着かせてくれました。隣りには沢水が流れていて、快い音を奏でていました。心身ともにリラックスできる温泉でした。とてもよかったです。
 スキーやスノーボード帰りに行くのもいいかもしれません。
 このような格安の温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。


温泉名ふくわたおんせん
福渡温泉
施設名いわのゆ
岩の湯
所在地とちぎけんなすぐんしおばらまちふくわたおんせん
栃木県那須郡塩原町福渡温泉
場所概略東北自動車道の西那須野塩原ICより国道400号線を西へ行く。福渡温泉の看板を通過すると、のちに対向車線が分かれて、一方通行になる。その一方通行を行くとホテル松屋の先に立て看板が見えるので、そこからは歩く。吊り橋を渡り、そのすぐ下。
駐車場なし。路上駐車するか、町営駐車場を利用する。
営業時間24時間 年中無休
料金\100
風呂数混浴露天風呂1混浴露天風呂1、混浴半露天風呂1
脱衣所なし
泉質塩化物泉
湯色薄緑の白濁色
問合せ先0287-32-2512
入湯日2001/7/9
感想ちょっと深かった。75cmくらいある。下が砂なので、やわらかくて気持ちいい。下から泡が出ていた。
評価5

 福渡温泉 岩の湯は、私が「一人旅 −北へ−」編で65番目に行った温泉です。そして、54番目に入った温泉です。
 福渡温泉 不動の湯、そして岩の湯に行く方法は上に書いてあるので、それをご覧になって下さい。ここでは私が不動の湯から岩の湯へ行ったときの様子を記します。
 岩の湯は吊橋のたもとにあります。不動の湯とは逆の右側に進んで、川沿いに下りれば到着です。吊橋の近くにあるので、不動の湯よりは近くにあるのですが、吊橋からは丸見えの状態です。また、不動の湯と違って脱衣所もないので、女性の方はつらいかもしれません。
 岩の湯には浴槽が2つあります。一つは屋根付きの半露天風呂です。もう一つは屋根のない露天風呂です。もちろん、両方とも混浴です。
 脱衣所がないため、私はその辺の岩陰あたりで服を脱いで、まず露天風呂の方に入りました。お湯の色は緑がかった白濁色という感じの色でした。そのため、底が見えませんでした。私が浴槽の縁から静かに足を沈ませると、浴槽の中で段差になっていました。浴槽のまわりに足をかけるくらいの段差がありました。親切な設計だなあと思いました。それから全身をお湯に沈めたのですが、結構深い! 浴槽の底に腰を落ち着かせたら、顔までお湯が来るくらいの深さでした。でも、浴槽のまわりが段差になっているため、そこに腰を落ち着かせればちょうどいい感じで入浴できました。段差があるのはそのためなんだなあと思いました。
 底は砂になっていました。砂の刺激が心地よくて、いい気分で入浴することができました。また、底からは泡が出ていました。どうやらお湯は底から湧きあがっているみたいです。  入浴していると、箒川の水位に近い視点になります。川の中にいるような感じがして、いいなあと思いました。せせらぎの音も落ち着いた気分にさせてくれます。こちらも不動の湯と同じように心身ともにリラックスさせてくれる場所でした。
 そのあと、私は半露天風呂のほうにも入りました。こちらもよかったです。
 不動の湯、そして岩の湯ともそれぞれに趣があり、とてもよかったです。福渡温泉に行くときには、両方入ることをお薦めします。
 このような格安の温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。

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