花敷温泉 囲炉裏の御宿 花敷の湯

温泉名はなしきおんせん
花敷温泉
施設名いろりのおやど はなしきのゆ
囲炉裏の御宿 花敷の湯
所在地ぐんまけんあがつまぐんなかのじょうまちいりやま
群馬県吾妻郡中之条町入山1533
場所概略関越自動車道の渋川伊香保ICより国道17号線、国道353号線、国道145号線経由で西へ行く。または、国道353号線と並走している県道35号線を西へ行き、途中で国道145号線と合流する。九々戸交差点を右折して六合方面に向かう。国道292号線に入り、北上する。県道55号線と交わるY字路を左折して、県道55号線に入り、坂を下った右側にある。
駐車場専用駐車場あり。5台くらい停められる。無料。
営業時間男女別内風呂は24時間 貸切風呂は15:00〜23:30、6:00〜10:00
料金宿泊者は\0。日帰り入浴不可。
風呂数男女別内風呂各1、貸切露天風呂1、貸切半露天風呂1
脱衣所男女別各1、男女共用2
泉質カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)
湯色無色透明
問合せ先0279-95-5307
入湯日2019/8/7
感想お湯も食事もすばらしかった! 男女別内風呂は4、5人が入ればいっぱいになってしまうほどの大きさだった。湯口があるがそこからお湯は出ていなくて、浴槽の中央底部から出ていた。浴場から外に出ることができ、長椅子があってくつろぐことができる。お湯は少しにおいあり。そして少しぬめりあり。貸切風呂は石の湯と岩の湯という名前の浴場だった。貸切風呂は空いていれば入浴できる仕組みだった。どちらも本館から離れた場所にあった。お湯は全体的に熱めだった。お湯は、男女別内風呂が実測41.1度C、石の湯が実測42.1度C、そして岩の湯が実測40.6度C。
評価5

 花敷温泉は尻焼温泉に行く途中にあります。
 花敷温泉 囲炉裏の御宿 花敷の湯の外観です。
 私たちが宿泊した部屋です。「花の伍番」という名前の部屋です。3階にありました。
 私はまず内風呂に行きました。内風呂は1階にあります。玄関から奥に行くとあります。
 左の緑色ののれんが男性用浴場、奥の赤いのれんが女性用浴場です。
 男女別内風呂です。浴槽は内風呂が1つだけでした。
 お湯は、一番奥に湯口があるのですがそこからは出ていなくて、浴槽の中央底部に穴が開いてあり、そこから出ていました。
 お湯は石膏のにおいが少しありました。肌触りは滑らかで、少しぬめりがありました。
 ちなみに、内風呂の浴場から外に出ることができます。外に出ると長椅子があり、くつろげるようになっています。
 夕食は温泉や宿泊部屋がある施設とは違う場所に行って食事をすることになります。
 車に乗せられて、とある場所に連れて行かされます。場所は・・・、暗くてわかりませんでした。(^^;
 連れて行かされた施設に入ると、そこは囲炉裏(いろり)がある施設でした。
 この演出はすばらしかったです。

 献立には「囲炉裏深山懐石料理」と書いてありました。
 先付け前菜向付(むこうづけ)、焼物(やきもの)、口替り強肴(しいざかな)、箸休め御飯、そしてデザートが今回の懐石料理の献立でした。これを見ると、「懐石料理」ではなく「会席料理」のような気がしました。
 いろりには「川魚の塩串焼き」と「郷土の伝統風味串焼き」という献立の料理が刺さっていました。今回の献立でいうと、焼物になります。
 「郷土の伝統風味串焼き」というのは、まんじゅうの外側に味噌を付けたようなものです。まんじゅうはパンのような食感でした。
 強肴の「上州産肉の囲炉裏料理 高原野菜と」という献立です。
 強肴というのは、二品目のメインディッシュのことを指します。一品目のメインディッシュのあとに「強いてもう一品すすめる肴」という意味があるそうです。ちなみに、今回の献立でいう一品目のメインディッシュは、焼物になります。焼物のあとに口替りしてから強肴を食べてください、という献立になっています。
 上州産肉はめちゃくちゃおいしかったです!
 私は、囲炉裏は暖を取るためや焼物の献立に利用するためにあるのであって、強肴でも使用するとは思ってもいませんでした。これもすばらしい演出だと思いました。

 どれもおいしくてすばらしい料理でした。囲炉裏という非日常的な場所で食事できたというのもいいと思いました。
 お腹いっぱいになりました。
 夕食後、再度車で温泉や宿泊部屋がある施設に送ってもらいました。
 部屋に入ると、テーブルの上に置き手紙がありました。そこには、冷蔵庫に自家製ヨーグルトを入れたので食べてください、と書いてありました。心憎い演出です。
 ありがたく自家製ヨーグルトをいただきました。ヨーグルトは柔らかくておいしかったです。
 夕食後、私たちは貸切風呂に入りに行きました。
 貸切風呂は、フロントに鍵を掛ける場所があり、そこから鍵を取って入浴する仕組みになっています。鍵がなければほかの方が入っていることになります。
 貸切風呂は男女別内風呂の浴場のさらに奥にあります。いったん施設の外に出るような感じです。外に出て、屋根のある廊下や階段を行くと貸切風呂の浴場があります。
 手前が石の湯、奥が岩の湯になります。
 石の湯の浴槽です。2人が入ればいっぱいになってしまうほどの小さい浴槽でした。お湯はちょっと熱めでした。実測42.1度Cでした。
 岩の湯の浴槽です。石の湯よりも大きい浴槽でした。7、8人は入れそうです。そのため、岩の湯のほうがおすすめです。
 こちらは石の湯よりは熱くなかったです。実測40.6度Cでした。

 至れり尽くせりの宿でよかったです。演出もすばらしかったです。

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