温泉名 | すじゆおんせん 筋湯温泉 |
施設名 | せんしゃくゆ せんしゃく湯 |
所在地 | おおいたけんくすぐんここのえまちゆつぼあざすじゆ 大分県玖珠郡九重町湯坪字筋湯 |
場所概略 | 大分自動車道の九重ICより県道40号線を南下する。公共駐車場に駐車して、あとは看板にしたがって歩く。 |
駐車場 | 公共駐車場あり。無料。 |
営業時間 | 7:00〜22:00 |
料金 | \300 |
風呂数 | 混浴内風呂1 |
脱衣所 | 男女共用1 |
泉質 | 単純温泉 |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | 09737-6-3150(九重町商工観光課) |
入湯日 | 2003/8/21 |
感想 | 筋湯温泉の外れの方にひっそりとたたずんでいる。中は薄暗いが、いい雰囲気だった。湯口からたまにボコッとお湯が出てきて、何かいい! お湯はちょっとぬるめ。 |
評価 | 5 |
筋湯温泉 せんしゃく湯は、私が「一人旅 −九州へ−」編で24番目に行った温泉です。そして、15番目に入った温泉です。
筋湯温泉は九重山の北西にあります。
筋湯温泉に行くには、大分自動車道の九重ICより県道40号線をひたすら南下します。約20km南下すると筋湯温泉に着くことができます。
筋湯温泉は九重九湯の1つです。九重九湯とは、宝泉寺温泉、壁湯温泉、川底温泉、龍門温泉、湯坪温泉、筋湯温泉、筌の口温泉、長者原温泉、そして寒の地獄温泉のことを言います。すべて九重町にある温泉です。九重町にはこのほかにも温泉があるのですが、九重町ということで9箇所に限定して九重九湯と言っているそうです。ちなみに、毎年9月9日には「九重九湯まつり」という祭りが開催されているそうです。
筋湯温泉には公共駐車場があります。そこに私は車を駐車して、歩いて筋湯温泉街へと向かいました。公共駐車場は第1駐車場と第2駐車場がありますが、県道40号線沿いにある第1駐車場のほうがわかりやすいので、こちらがお薦めです。
温泉街には看板がいたるところにあるので、せんしゃく湯へは簡単に行くことができます。
筋湯温泉 せんしゃく湯はうたせ大浴場、岩ん湯、そして薬師湯と同じで、筋湯温泉の共同浴場です。せんしゃく湯だけが唯一の混浴風呂になっています。
せんしゃく湯は川のそばにあります。筋湯温泉街から少し離れた位置にあるため、周りはとても静かでした。ひっそりとたたずんでいる温泉施設でした。
中に入ると薄暗かったです。簡易的な脱衣所1つと岩風呂が1つありました。岩風呂は岩が積み重なっていました。なぜこんなに積み重ねるのか不思議でした。
私が入ってきたときは誰もいませんでした。それだけ穴場的な存在なのかな、と思いました。
服を脱いで、私は浴槽に身を沈めました。お湯はぬるめでした。ほかの共同浴場と同じで、泉質は単純温泉。特徴がないといえばそれまでです。しかし、お湯がぬるめのため、長湯したいときにはもってこいの場所ではないでしょうか。
たまに湯口からボコッと空気とお湯が一緒に出てきました。足元湧出と書いてあるホームページもあるみたいですが、私が入った限りでは足元からお湯が出ている様子はありませんでした。湯口からボコッとお湯が出る様子は源泉掛け流しを示している証拠と感じました。
のんびりとできて、長湯できる温泉施設だと思いました。私が好きな雰囲気で、いいと思いました。
ちなみに、この「せんしゃく」ですが、漢字で書くと「浅酌」となります。意味は「ほどよくお酒を飲むこと」です。「せんしゃく」と書いてあるからといってお酒を持ち込んで、入浴中にお酒を飲んで暴れたり、空き缶をそのまま放置したりしないようにしてほしいものです。マナーを守って入浴しましょう。