肘折温泉 ゑびす屋旅館

温泉名ひじおりおんせん
肘折温泉
施設名えびすやりょかん
ゑびす屋旅館
所在地やまがたけんもがみぐんおおくらむらみなみやま
山形県最上郡大蔵村南山526
場所概略東北自動車道の新庄ICより国道47号線を西へ行く。国道458に入り、南下する。肘折トンネルを過ぎたあと右折して、県道57号線に入り、坂を下る。肘折希望(のぞみ)大橋を渡り、肘折温泉街に入る。肘折温泉待合所バス停の向かい側にある。
駐車場専用駐車場あり。5台くらい停められる。無料。
営業時間宿泊者は24時間
料金宿泊者は\0
風呂数混浴内風呂1、女性専用内風呂1、貸切内風呂1
脱衣所男女別各1、女性専用1、男女共用1
泉質ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)
湯色緑がかった無色透明
問合せ先0233-76-2008
入湯日2023/8/26
感想石抱温泉を管理してらっしゃるというこで、宿泊することにした。しかし、石抱温泉はアブが大量発生して危険だと言われたので、入れなかった。残念。混浴内風呂は、脱衣所は男女別だが浴場で男女が一緒になる。お湯は塩気が多少あった。炭酸のシュワシュワ感はあまり感じられなかった。実測温度は、混浴内風呂が38.7度C、貸切内風呂が39.3度Cだった。
評価5

 山形県の肘折温泉に行くことにしました。本来はJR東日本の旅行企画「地・温泉」で肘折温泉に行く予定でした。しかし、私が予約をしようとした時期は、地・温泉と提携していた肘折温泉 つたや肘折ホテルの予約が一時的に中止されていました。そのため、私たちは新幹線と温泉施設を別々に予約して行くことにしました。
 地・温泉だと温泉施設は限定されてしまうのですが、自分で予約するとなると温泉施設を選ぶことができます。そこで私が選んだ温泉施設は、肘折温泉 ゑびす屋旅館です。
 なぜ私がゑびす屋旅館を選んだのかというと、石抱温泉に入りたかったからです。石抱温泉はゑびす屋旅館が管理してくださっている露天風呂になります。いわゆる野湯です。
 この石抱温泉ですが、普段は入れない温泉です。なぜかというと、汚いからです。まあ、汚くてもいいのであれば入ることはできるかもしれませんが・・・。(^^; そのため、石抱温泉に入りたいのであれば事前にゑびす屋旅館にその旨を伝えれば、掃除をしてくださるそうです。そのような理由で、私はゑびす屋旅館を予約しました。
 ゑびす屋旅館の予約を取り、新幹線の乗車券も獲得し、準備万端で肘折温泉への旅行を楽しみにしていました。

 山形新幹線のつばさです。
 泥湯温泉 奥山旅館と同じ時刻発の新幹線だったのですが、今回は金網越しでの撮影になってしまいました。
 新庄駅に到着です。
 新庄駅からは村営バスに乗って、肘折温泉まで行きます。
 村営バスのバス停を探していたら、いたるところに工事でよく使われる三角コーンが設置されていました。また、バス停が三角コーンで囲われていました。なぜバス停が三角コーンで囲われているのだろう、と私は不思議に思いました。しかし、このときの私は状況が飲み込めていませんでした。
 私たちが行った日は2023年8月26日でした。この日は新庄駅前で「新庄まつり」が行われていました。最終日でした。
 私たちはそれを知らずに、新庄駅前バス停で村営バスを待っていました。しかし、11時15分にバスが来るはずなのですが、待てどもバスは来ませんでした。
 さすがにおかしいと思って、バス停の時刻表をよく見てみると、時刻表の下に貼り紙がありました。そこには、新庄まつりで道路が通行止めになるために、8月24日〜26日は新庄駅前バス停にはバスが停まらないということが書いてありました。
 バスが来ないとなると、タクシーで行くしかありません。しかし、タクシーだとかなりのお金がかかってしまいます。途方に暮れた末に私たちが出した結論は、とりあえず観光案内所で肘折温泉に行く方法を聞いてみることにしました。
 私たちは新庄駅の観光案内所に行きました。観光案内所の方によると、この日は新庄駅前バス停にバスは停まらないので、県立病院前バス停まで歩いて行ってバスに乗ってくださいとのことでした。県立病院前バス停までは新庄駅から約10分ほどかかるとのことでした。
 県立病院前バス停からのバスは13時40分とのことでした。現時刻は11時20分でした。ということは、2時間以上も空き時間ができてしまいました。仕方がないので、本来肘折温泉街で食べる予定だった昼食を新庄駅周辺で食べることにしました。
 新庄駅周辺で昼食を食べたあと、私たちは県立病院前バス停まで歩きました。2023年の夏は暑い日が多かったのですが、この日も暑かったです。暑い中、ようやく県立病院前バス停に到着しました。
 バス停で待っていると、バスが到着しました。私たちはそれに乗りました。
 私たちは終点の肘折温泉待合所バス停で下車しました。
 ゑびす屋旅館の外観です。肘折温泉待合所バス停の向かい側にあります。
 私が予約したときに石抱温泉に入りたい旨を伝えていたのですが、ゑびす屋旅館の従業員さんによると、アブが大量発生していて掃除ができないため、石抱温泉に入ることはできない、と言われました。また、石抱温泉に行くのも危険だと言われました。
 そんな殺生な〜。(T_T) と思いましたが、仕方がありません。アブのいない時期に再度行くしかない!と誓いました。
 私たちが宿泊した部屋「こごみ」です。
 ちなみに、こごみとはクサソテツの若芽のことです。漢字で書くと「屈」になります。山菜の一種です。
 夕食です。
 肘折温泉街を散策したり、ほかの温泉施設やジモ泉なども行ったので、ゑびす屋旅館のお風呂に入る前に夕食を食べました。
 混浴内風呂です。
 混浴内風呂ですが、脱衣所は男女別になっています。
 貸切風呂です。
 菩薩様が祀られていました。
 朝食です。

 今回の旅行では、バスが来ない、石抱温泉には入れないと、私の調査不足がありました。苦い経験です。リベンジするしかありません!

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