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森の保育

 もっとも木の実こども園らしい保育・教育がここにあります。
園は自然を大きなテーマとして取組んできました。
子ども達は不思議なほど、自然に癒されます。
保育室でイライラして機嫌の悪い子、他の子たちとトラブルを起こす子。 このような子たちは「散歩にいくよー」と声を掛けるといそいそと身支度をし、 喜んで散歩に出かけます。短い時間でも子ども達は満足げに帰ってきて、その後は実に良い表情で落ち着いて園で過ごします。
私達が「自然って不思議だね」と感じる瞬間です。



 デンマークやドイツを中心にヨーロッパには1日中森の中で過ごす「森の幼稚園」が沢山あります。その環境で育った子たちは問題解決能力やコミュニケーション能力が高く、穏やかで忍耐強く協調性に優れた子に育つことが知られています。
 私達はこんな環境を子ども達に提供したいと考えていました。そして令和元年6月、鳥海山山麓の遊佐町吉出に「こどもの森山荘」を建て、四季折々自然に1日中親しむ拠点として活動を始めました。
朝に出かけ、お昼ご飯もそこで食べ、夕方には園に戻ってきます。 センス・オブ・ワンダー(自然って不思議ですご〜い!)の感覚を研ぎ澄ませ、穏やかに子ども達はその心を成長させてゆくでしょう。





 

◆こどもの森山荘 デイリープログラム


8時30分 登園完了 →体調確認・排泄・身支度等
9時00分 園出発
9時30分 山荘到着

活動(自由あそび、自然あそび等)  ※下記「山荘活動」参照。

片付け・昼食準備

昼食(室内・テラス・戸外にて)

排泄・歯磨き・あそび
13時00分 昼寝
14時45分 目覚め・排泄等
15時00分 おやつ
15時30分 山荘出発
16時00分 園到着

◆山荘活動


<ネイチャーゲーム>
 〇身近な自然を使ったあそびを通して、自然の面白さや美しさを感じよう!
例) ●木のこすり絵 →木の幹に紙を置いて、鉛筆でこすり木の模様を見る。 
●ミクロの世界を知る →虫メガネを使って、草の中に何が隠れているか…
   蟻の足は何本あるかなど1ミリの世界を体験する。

●森のふくわらい →〇・△・□の紙を用意し、それらを目・鼻・口に見立てて
  木に貼りつける。
●木の声を聴いてみよう →木に聴診器をあてて木の音を聴く。

<自然散策・自由あそび>
 〇周辺の自然で発見した植物や虫を観察し図鑑で調べたり、様々な発想で自由に
    のびのびとあそぶ。 
   
<スケッチ散歩>
 〇周辺を散歩しながら、心に残った自然を絵に表現する。

<自然物制作>
 〇自然物(葉っぱ、まつぼっくり、どんぐり等)を使って色々なものを作り楽しむ。
  例)・押し花 ・お花と葉っぱの氷 ・どんぐりコマ ・まつぼっくりけん玉 ・リース作り
       ・木の実でネックレス ・キーホルダー作り等。

<滝散策>
  〇二ノ滝・胴腹の滝に行き、水の流れや音を身体全体で感じながら
     自然の大きさを知る。

<木工あそび>
 
例)・竹水鉄砲作り ・木片でアート ・フォトフレーム作り ・木のコースター等。