学級通信で学級作り
寒河江市立三泉小学校:第5学年
bP64 2000.3.8
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5年生:ラストメッセージ(1)支えられる人から支える人に
◇私達教員は、担任は、1年間の約束で仕事をしています。たまたま2年続けてこのクラスを持たせてもらいましたが。
一つのけじめとして、「5年生:ラストメッセージ」を送ります。
両手の指で余るくらいの、残された日々となりました。
この道徳は、面白かった。でも、これは何のための授業なのだろうか。
多分、「だれかに支えられなくても生きていける、というのはマチガイだ」と教えたかったんだと思う。みんないっしょじゃなきゃあ・・・。
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かなりいいセンいってます。
「何のための授業なのだろうか?」なんてことを思うだけでも、たいしたものです。
「多分、〜〜〜だと思う」を書くなんて、かなりいいです。
◇実は、この後、時間があれば、次の問いをする予定でいました。
「自分が根になって支えた、かげで力となった、目立たないけど
大事な役目を果たした、ということはありますか?」
おそらく、悩むことでしょう。「何もない」と、書けない人もいるでしょう。
でも、学校生活の仲だけでも、自分が「根」になっている時もいっぱいあるのです。
・通学班長じゃないけど、班長に協力している。
・給食当番で、5年生らしく、てきぱきと自分から働いている。
・委員会では、委員長と一緒に4年生と活動している。
・掃除の時間、隅っこのゴミを集めて拾ったり、汚れているところを見つけてふいたりしている。
・卒業式の時の歌、心をこめて6年生のために歌っている。
こんな普通のことです。普通のことでも、立派なことです。この部分が崩れたら、何もかもこわれてしまう、大事な部分、土台なのですから。
◇いよいよ6年生となります。
「支えられる人」から、「支える人」に、少しでも近づいてほしいと思います。
新入生も入ってきます。
新しい環境になかなかなじめない下級生もいることでしょう。
6年生として期待されながら、なかなか力を発揮できず、悩んでる仲間もいるかもしれません。