林業





子供たちによる森林の下草刈り(8年生の杉の造林地)

持続可能な森林経営をめざして

我が家の所有森林は約45ヘクタールです。80パーセントは杉の造林地、適地適木をという考えで造林をしてきましたが、ほとんどは昭和30年代以降の植林地のため、主伐には至らず手入れを続けています。
森林は、酸素の製造、炭素(炭酸ガス)の固定、木材の生産、環境の保全等たくさんの役割を担っています。適正な管理がなされたスギは開花が少なく、花粉の飛来も少なくなります。しかしいま、適正な管理ができない森林が増えています。輸入材が80%を越え、国産の方が同等もしくは安いのに、国産の木材が使われていないためです。
森林の環境を守るためには、持続可能な森林管理が必要です。森林資源はリサイクルが可能な資源ですが、乱伐の場合は表土の流出等で地力を保持できず、砂漠化すると言われています。少なくとも乱伐や不法な伐採によって産出される木材は、基本的に輸入するべきではありません。また、過剰な輸入によって、国内の林業が成り立たなくなることがあってはなりません。もちろん、国内の場合であっても、持続的な経営がなされなければならないのは当然のことです。
持続可能な森林経営と木材の有効な利用が、森の持っている環境を保全する機能を守り増進させます。なぜなら、伐り出された木は、使い続けていればそのまま何年も炭素を保持し続けるからです。そして、それが朽ちたとき、再び木材を利用すれば、森林も林業も環境も守ることになります。林業は循環型の偉大な産業であるべきです。

一迫林業研究会の紹介 私も会員、活動や受賞歴の紹介しています。
うちの田んぼにある水車の画像はきれいです。
北米視察研修報告 1998/09カナダ・アメリカ視察報告
「みやぎの林業だより」(宮城県)に掲載されました。
NPO森づくりフォーラム 森林ボランティアをしたい方は是非見てください。
その姿勢と政策提言は尊敬に値します。
森林・林業関係者は「政策提言」必見です。
フィトンチッド普及センター 森にはこんな使い方もあります。自然は深い。
充実のリンク集。
森の情報館
(社)全国林業改良普及協会
森林林業について詳しく知りたかったらここ。
全林協の雑誌「現代林業」、「林業新知識」出版元。
全国の林業のことはここに聞くとすぐわかります。

ご希望の方には、森林をご案内します。
はそれぞれの表情をもって
私たちの心を癒し和ませてくれます。

針葉樹の林も、広葉樹の林もそれぞれの味わい。
お望みであれば、林業の体験(伐採、下刈り等)もできます。
木の香り、形、量感等、実際に触ってみるのがいちばんです。
もちろん一日中ぼんやり森を眺めていてもかまいません。



ご希望の場合は、メールをください。
ご連絡はこちらへどうぞ!

メインに戻る
農業(お米の生産)
酒造業(酒づくり)

E-mail monden@ic-net.or.jp
宮城県栗原市一迫萩生33 門傳 仁
TEL/FAX0228−52−2563