パソコンのトラブル対応

☆パソコンは、軽快に使うために、定期的に ゴミの掃除およびデフラグをしましょう。

@ アプリケーションの操作中に固まってしまう(フリーズ)
  CPUがビジー(忙しい)になっていることもあるので、キー操作をしないで少しの間 待ってみることも意外と大切です。
  直前の作業中のデータを保存していない場合には消えてしまいますが、再起動で復旧することも多いです。
  再起動しても特定のアプリケーションで、同じ操作で止まってしまう場合には、 アプリケーションが壊れている可能性もあります。
  壊れていることが確かな場合には、アンインストール後に再インストールをしましょう。
また、ローカルディスクのプロパティの「ツール」からチェックディスクのオプションに チェックを付けて、再起動時にディスクの修復を行うことにより直ることもあります。

A Windowsの起動直後にいろいろなエラーメッセージがでる。
基本的には、エラーメッセージ毎の対応となりますが、私の経験上、
以下の2つの操作で直る事例がたくさんありましたのでお試しください。
  A) HDDが傷んできているため、Windowsのシステム部分の読み込みに失敗しているケースがあります。
ローカルディスクのプロパティの「ツール」からチェックディスクのオプションにチェックを付けて、 再起動時にディスクの修復を行ってみましょう。
  B) デバイスドライバーからのエラーメッセージの場合があります。
エラーメッセージをホームページから調べて、エラーの出ているドライバーを特定し修復インストール等をしてみましょう。

B Windowsのロゴマークがでたところで停止
前回、どのような操作をしたかが大切になります。特に、「デバイスドライバー」や「アプリケーション」 など新しくインストールしたものがあった場合には、それが原因となっている可能性があります。
  (作業としては)
  再起動して、ロゴよりも先にF・8キーを押します(このキーはパソコンによって異なる場合が あるので、マニュアル等でご確認ください)。「詳細ブートオプション」画面が起動するので、 最初は、「前回正常起動時の構成」を選んで起動してみましょう。
  「前回正常起動時の構成」で起動できない場合には、「詳細ブートオプション」画面の中の 「セーフモード」で起動しましょう。起動後は、問題となっている 「デバイスドライバー」や「アプリケーション」がある場合には、削除する必要があります。
また、「システム復元」により復元ポイントに戻すという作業が 必要になる場合もあります。

C メーカーロゴマークがでたところで停止
ハードディスクが物理的に壊れていないか?切り分けが必要になります。
  ハードディスクに書かれているWindows等のシステムが壊れている場合には、 「システムの回復オプション」等の高度な操作が 必要となる場合が多いです。
「システムの回復オプション」操作は、Windowsのバージョン(7,8,10,11等)により異なります。
操作は説明書などをよく読んで行うことになります。
この場合、データは取り出すことが可能な場合が多いようです。
  ハードディスクが物理的に壊れている場合には、ハードディスクを新品(購入)に交換して、 Windowsのインストールから始めます。この場合、中のデータは取り出すことは基本的にはできません。

D なにも起動しない(電源ランプは点灯している)
ハードウェア(マザーボード、HDD本体、メモリ、その他)が壊れているのか?、 ディスク(HDD)の中身が壊れているのか?、切り分けが必要になります。
  ハードウェア(マザーボード、HDD、その他)が物理的に壊れている場合には、
メーカー修理が必要です。
この場合、HDDが物理的に壊れていた場合は、データは取り出すことはできませんが、 HDD以外のマザーボードなどが壊れていた場合は、HDD内は、全てWindowsを含め、データも 無事残っていると思われます。
  ディスク(HDD)の中身(書かれているもの)が壊れている場合には、Windowsの再インストールが 必要になると考えます。
データは、壊れ方の状況により、事前に取り出せる場合と取り出せない場合があります。
  メモリが壊れていたり、装着が不完全で接触不良があったりしても、このような現象が 起こることがあります。メモリを取り外して、再度、しっかりと装着し直してみましょう。

E なにも起動しない(電源ランプがついていない)
  電源ケーブルは差さっていますか?
  電源ケーブルが差さっていれば、コンセントまで電気はきていますか?
他の電気器具(ドライヤーなど)をコンセントに差し込んで確認しましょう。
  電気がコンピュータまで来ているのなら、コンピュータの電源ユニット等の問題を検討しましょう。 (パソコンショップ等へ本体の持込が必要です)
  ハードウェア(マザーボード、HDD、その他)が壊れている場合には、メーカー修理が必要となります。
 
以上が、トラブル対応の流れとなります。