温泉名 | はくばやりおんせん 白馬鑓温泉 |
施設名 | はくばやりおんせんごや 白馬鑓温泉小屋 |
所在地 | ながのけんきたあづみぐんはくばむらほくじょう 長野県北安曇郡白馬村北城 |
場所概略 | 長野自動車道の安曇野ICより県道310号線を北上する。国道147号線との交差点を右折し、国道147号線を北上し、白馬方面に向かう。白馬駅駅前交差点を左折し、県道322号線に入る。坂道を上り、白馬八方温泉 おびなたの湯を通過し、さらに坂道を上る。猿倉登山口まで向かう。猿倉登山口近くの駐車場に駐車して、そこからは登山で行くことになる。猿倉登山口からコースタイムで約5時間かかる。 |
駐車場 | 猿倉登山口に駐車場あり。70台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 宿泊者は24時間 7月中旬〜9月下旬 |
料金 | 宿泊者は\0、日帰り入浴者は\1,500 |
風呂数 | 混浴露天風呂1、女性専用内風呂1 |
脱衣所 | 男女共用1、女性専用1 |
泉質 | 含硫黄−マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩泉[硫化水素型](低張性中性高温泉) |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | 0261-72-2002 |
入湯日 | 2024/9/6 |
感想 | 登山でしか行けない温泉施設。猿倉登山口からコースタイムで約5時間かかる。混浴露天風呂は30人ほど入ることができるくらいに広かった。そして、開放的だった。硫黄のにおいがしてよかった。お湯の中には白い湯の華が浮いていた。お湯は熱かった。でも、外が涼しかったので、快適に入浴できた。水着で入っている人もいた。19:30〜20:30は混浴露天風呂は女性専用露天風呂になり、女性専用内風呂は男性専用内風呂になる。内風呂にも入ったが、真っ暗で明かりもないため、何も見えなかった。でも、星空がきれいだった。実測温度は、露天風呂は43.6度C、内風呂は44.0度Cだった。加水なし、加温なし、循環・ろ過なし、入浴剤なし、そして消毒処理なしの源泉掛け流し。源泉温度43.1度C。pH値6.7。 |
評価 | 5 |
以前から行きたかった白馬鑓温泉(はくばやりおんせん) 白馬鑓温泉小屋に行くことになりました。今回は地元の登山仲間を誘って行くことになりました。
その登山仲間には、白馬鑓温泉に行くなら白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ)山頂に登頂したいと言われました。私は白馬鑓温泉に行ったら、次の日はそのまま下山したかったのですが、登山仲間の意見も取り入れて、一緒に白馬鑓温泉に行く代わりに白馬鑓ヶ岳山頂にも行くことにしました。くろがね温泉 くろがね小屋と同じように意見の相違が出てしまいましたが、今回も折衷案で行くことになりました。
日にちは2024年9月6日の金曜日に行くことにしました。土日で行くとなると混雑しそうだということで、私は金曜日に有給休暇を取っていくことにしました。
さらに、登山道具ですが、私は着圧タイツで気になっていたことがあったので、今回は新しい着圧タイツを履いて行くことにしました。
さあ、準備は整いました。また新たな温泉に入るための登山が始まるのです!
2024年9月6日 3:20
2024年9月6日の金曜日、私は朝3時に起床しました。そして、登山仲間を迎えに行くために、私は3:20に出発しました。
登山仲間を乗せて、まずは猿倉荘を目指しました。
金曜日だけあって、高速道路はほとんど渋滞していなかったです。また、途中のSAやPAも混んでいませんでした。高天原温泉 高天原山荘のときと同じでした。
2024年9月6日 9:10ごろ
予定通り9:10ごろ、猿倉登山口の駐車場に到着しました。
平日だけあって、駐車している車の数は少なかったです。
私たちは準備をして、猿倉登山口に向かいました。
猿倉荘です。この猿倉荘の左側に猿倉登山口があります。
2024年9月6日 9:46
猿倉登山口です。登山の始まりです。
2024年9月6日 9:55
白馬尻と白馬鑓温泉の分岐点に着きました。
左側の階段を上ると白馬鑓温泉に行くルートになります。右側に行くと白馬尻方面に行くことができます。
白馬尻方面ですが、本来であれば白馬大雪渓にも行けるのですが、白馬大雪渓でクレバスや雪解けによる一部崩落が発生しているとのことで、2024年7月4日から11月30日まで大雪渓ルートが通行止めになっていました。
私たちは左側の階段を上りました。
白馬鑓温泉に向かう登山道ですが、登山道の道幅が狭く、人1人が通れる幅しかない場所が多かったです。
また、ベンチなどの休憩所もなかったです。そのため、休憩するときは少し広い場所で休憩するなどの配慮が必要でした。
上り勾配はそんなにきつい場所はなかったのですが、下りもありました。
2024年9月6日 13:41
「鑓温泉下」の道標に到着しました。白馬鑓温泉まであと約20分です。
2024年9月6日 13:59
白馬鑓温泉 白馬鑓温泉小屋に到着です!
私は受付に行って、宿泊手続きを済ませました。
山小屋には登山YouTuberのかほさんのポスターがありました。
荷物を下ろして、私たちは混浴露天風呂に向かいました。
混浴露天風呂の入口です。
混浴露天風呂です。広々として開放的でした。硫黄のにおいも最高でした。約5時間歩いてたどり着いただけあって、充実感がありました。
女性専用内風呂の入口です。
女性専用内風呂は、19:30〜20:30は男性専用内風呂になります。その代わり、混浴露天風呂が19:30〜20:30は女性専用露天風呂になります。
私は19:30〜20:30に内風呂に入ったのですが、真っ暗で明かりもないので、懐中電灯が必須でした。
湯口からはお湯がジャバジャバあふれて出ていて、豪快でした。
夕食です。私たちの夕食は17:00からでした。
夕食は、17:00〜17:40、17:40〜18:20、そして18:20〜19:00の3つの時間帯に分けて、食堂で食べるようになっていました。
消灯は20:30でした。私は次の日の白馬鑓ヶ岳山頂登山の準備をして就寝しました。朝早く起きて5時間登山していたこともあり、ぐっすりと眠ることができました。
2024年9月7日 4:06
この日は白馬鑓ヶ岳山頂に向けて出発することになっていました。私は3:00に起床しました。
準備をして、私たちは出発しました。
白馬鑓温泉から白馬鑓ヶ岳山頂への登山道は、猿倉登山口から白馬鑓温泉の登山道と同様に途中までは道幅が狭かったです。
難易度は猿倉登山口から白馬鑓温泉の登山道よりも高かったです。勾配もきつく、途中で鎖場がありました。
2024年9月7日 5:51
途中の少し広いスペースで、私たちは朝食を取りました。朝食は白馬鑓温泉小屋で頼んでいた弁当です。塩分が多い食材が多かったです。登山者のことを考えて作られた弁当でした。うれしかったです。
2024年9月7日 7:19
鑓温泉分岐に到着です。
左に行くと唐松岳、右に行くと白馬鑓ヶ岳や白馬岳に行くことができます。私たちは右に行きました。
このときはあたり一面が濃霧で覆われていました。また、風も強かったです。私はソフトシェルを着用して対応していました。
2024年9月7日 7:56
白馬鑓ヶ岳山頂に到着です! 標高は2,903mです。
ちなみに、「白馬鑓ヶ岳」の正式な読みは「しろうまやりがたけ」です。一方、「白馬鑓温泉」の正式な読みは「はくばやりおんせん」です。
2024年9月7日 8:30
白馬鑓ヶ岳山頂で少し休憩をして、私たちは猿倉登山口に向けて下山することにしました。
左写真は下山途中で撮った白馬鑓ヶ岳です。ものの見事に山頂は晴れていました。登山あるあるですね。(^o^)
2024年9月7日 10:39
白馬鑓温泉に到着です。
ここで私たちは昼食を食べました。昼食は登山仲間が持ってきてくれた行動食を食べました。
2024年9月7日 12:09
白馬鑓温泉を出発しました。
2024年9月7日 16:08
猿倉登山口に到着しました。この日だけで、休憩を含めますが約12時間も登山したことになります。距離にして10.8km登山したことになります。非常に疲れました。
でも、白馬鑓温泉に行くことができて、そして無事下山することができてよかったです。
今回の登山ですが、高天原温泉のときのような左ひざの痛みは出なかったです。
高天原温泉のときは段差があったら両足で飛び降りるような感じで着地していたことが多かったです。ひざに負担のかかる着地の仕方をしていました。しかし、今回の登山ではひざや腰を曲げて段差をなくして、なるべく飛び降りるようなことはしなかったのが功を奏したのだと思います。
また、トレッキングポールも頼りになりました。特に下りでひざがガクガクな状態のときに、トレッキングポールでひざの負担を軽減できたのはよかったです。
CW-Xによる足首のすり傷もありませんでした。やはりフリーカッティングのタイツはいいと認識しました。