温泉名 | かわきたおんせん 川北温泉 |
施設名 | かわきたおんせんろてんぶろ 川北温泉露天風呂 |
所在地 | ほっかいどうしべつぐんしべつちょうかわきた 北海道標津郡標津町川北1-3 |
場所概略 | 弟子屈市街地より国道243号線を東へ行く。道道13号線を経由して、国道272号線をさらに東へ行く。国道244号線を西へ行き、金山橋近くの川北温泉の看板に従い、ダート道を行く。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。10台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 24時間 年中無休 |
料金 | \0 |
風呂数 | 男女別露天風呂各1 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | 含ホウ酸−食塩硫化水素泉 |
湯色 | 白濁色 |
問合せ先 | 0153-82-2131(標津町商工観光課) |
入湯日 | 2002/9/6 |
感想 | すばらしい。秘湯といった感じ。お湯はちょうどよくていい。 |
評価 | 5 |
川北温泉は、私が「一人旅 −北海道へ−」編で41番目に行った温泉です。そして、38番目に入った温泉です。
川北温泉は知床半島の根元部分にあります。
川北温泉に行くには、弟子屈町の市街地より国道243号線を東へ行きます。国道243号線を約18km行くと道道13号線(中標津標茶線)と交差します。道道13号線とは2回分岐するのですが、2回目の分岐を左に曲がり、中標津方面に進みます。1回目の分岐で右折して標茶方面に行くのは間違いです。気をつけてください。
道道13号線をまっすぐ約24.5km行くと国道272号線にぶつかります。左折して国道272号線を中標津方面に行ってください。
ちなみに、道道13号線に入らずに国道243号線をまっすぐに行って国道272号線を左に曲がってもいいのですが、それだと遠回りになります。道道13号線を使わないで行くと約40kmになります。しかし、道道13号線を使って行くと、約24.5kmです。その差は15.5km! さすが北海道! でかいです!!
国道272号線をそのまま行くと中標津町の市街地を通りますが、そのまま通過してください。この中標津町の市街地ですが、1989年(平成元年)4月30日までは駅があったみたいです。JR北海道の標津線の中標津駅というのがあったのですが、現在ではバスターミナルになっています。
中標津町の市街地から国道272号線を約12km行くと、「左折、川北方面」という案内板が出るのですが、川北温泉は市街地から離れた場所にあるので、これらを無視してひたすらまっすぐ行ってください。ひたすらまっすぐ行くと国道244号線(野付国道)にぶつかります。そして、海です! その国道244号線を左折して入り、約5km行くと国道335号線との交差点があるのですが、斜め左に入るように国道244号線をまっすぐ向かいます。西へ向かうことになります。
国道244号線を約15km行くと、金山橋の手前に川北温泉の看板があるので、その看板どおりに左折してダート道を進みます。看板は結構目立つので見落とすことはないと思います。また、見落としても金山橋手前ということを覚えていればダート道に入ることができると思います。
ダート道は約5kmあります。ひたすら上ってください。すると、川北温泉 川北温泉露天風呂に到着することができます。
左側が男性用脱衣所入口、
右側が女性用脱衣所入口。
川北温泉露天風呂は無料の温泉施設です。男女別の露天風呂がそれぞれ1つずつある温泉施設です。無料なのに男女別の脱衣所があり、さらに中もきれいで管理が行き届いているなあ、と思いました。
脱衣所に入り、さらに脱衣所から浴場へと向かいました。浴場では白濁色のお湯が私を迎えてくれました。明らかな硫黄泉です。う〜ん、こんな山奥で白濁色のお湯に出合うとは! すばらしい! しかも貸しきり状態です!! 朝の8時半ごろに来てよかったと思いました。
浴槽は4分の1の円形のような扇形をしていました。3、4人入ればいっぱいになってしまうほどの大きさでしたが、その中にある白濁色の温泉は魅力的でした。
さっそく浴槽の中に入るとちょうどいい温度のお湯が私を迎えてくれました。お湯は新鮮で、すばらしかったです。何よりも私の好きな硫黄泉というのがよかったです。
浴場は一応男女別となっているのですが、男女を分ける仕切りが低くて、のぞこうと思えばのぞけてしまう高さでした。このあたりは雌阿寒温泉 国民宿舎 野中温泉別舘や屈斜路湖畔の温泉 コタン温泉露天風呂などと同じでした。北海道の人たちの人柄が開放的なのでしょうか。北海道には男女別の仕切りが低い温泉施設が多いですね。温泉にはその地域の人柄がよく出ているなあと思いました。
しばらく1人で浸かっていると、男性の方があとから入ってきました。その男性に「千葉から来たんですか。」と、話しかけられました。駐車場には私の車しかないからすぐにばれてしまったみたいです。素直に「はい、そうです。」という感じで答えて、そこから会話が始まりました。
その方は岡山から来たそうです。カップルで岡山から車で北海道まで来たそうです。千葉県でも結構大変なのに、岡山だったらもっと大変なのでは?とちょっと心配してしまいました。でも、2人とも温泉が好きみたいで、仲良く温泉巡りに励んでいるようでした。なんかうらやましいなと思いました。(*_*)
あまり長く入っていると2人の邪魔になりそうなので、さっさと出ました。
その男性は私と同じくらいの方で、坊主狩りだった記憶があります。結構前の出来事なのにいまだに覚えている自分に感心しています。
出たあと、駐車場にはちゃんと岡山ナンバーの車が停まっていました。でも、習志野ナンバーも負けないぞ!
このような無料の温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。