NAP温泉 那須五峰の湯

温泉名なっぷおんせん
NAP温泉
施設名なすごほうのゆ
那須五峰の湯
所在地とちぎけんなすぐんなすまちおおしま
栃木県那須郡那須町大島1042-1
場所概略東北自動車道の那須ICより国道4号線へ向かう。国道4号線を約8km北上すると、2つの歩道橋が連続するので、それを過ぎたすぐの交差点を左折して県道305号線に入る。約15km直進すると右側に那須どうぶつ王国が見える。その敷地内にある。那須ICより約23km。もしくは、東北自動車道の那須ICより県道17号線(那須街道)を北上する。広谷地交差点を右折して、県道68号線(那須西郷線)に入る。県道68号線を約13km行くと県道305号線と交わるので、左折して県道305号線に入る。約8km直進すると、那須どうぶつ王国が見える。その敷地内にある。那須ICより約26km。
駐車場専用駐車場あり。100台くらい停められる。無料。
営業時間12:00〜19:00 年中無休
料金\1,000
風呂数男女別露天風呂各1、男女別内風呂各1、男女別水風呂各1、男女別サウナ各1
脱衣所男女別各1
泉質単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
湯色無色透明
問合せ先0287-77-1110
入湯日2002/1/5
感想Mt.JEANSスキー場の近くあるので、スキー帰りに入ることができる。スキー場の近くにあるだけあって、休憩室や仮眠室まである。露天風呂は外は寒かったが、浴槽の中は温かくてよかった。
評価4

 NAP温泉はMt. JEANSスキー場の近く、那須どうぶつ王国の中にあります。
 NAP温泉に行くには、東北自動車道の那須ICより県道17号線(那須街道)を北上します。北上するとしばらくは両側に松の木々が並んでいます。立派に連立していて、自然の壮大さを感じさせる道です。そのあとはペンションやお店などが出てきます。道沿いに看板が並んでいるのですが、面白いことにガソリンスタンド以外は茶色でまとめられています。セブンイレブンの看板も茶色なのです。自然のイメージを壊さないようにという配慮からみたいです。さすがに、ガソリンスタンドは車から目立つように独自の色を出しているみたいですね。
 NAP温泉に行くには、有料道路を通る方法と通らない方法があります。有料道路を通る方法は近道なのですが、料金が結構高いのでお薦めできません。ちなみにこの場合は、那須街道をひたすら北上して那須温泉郷を通り過ぎます。ここは、那須温泉 元湯鹿の湯高雄温泉などがある温泉郷です。この先に那須高原有料道路があります。まずここで360円を支払います。那須高原有料道路には、これまた那須温泉郷のうちの北温泉大丸温泉、そして弁天温泉などの温泉があります。これらの温泉に行くのであればこの道路を通る必要があります。しかし、これらの温泉は那須岳の頂上近くにあり、NAP温泉に行くには頂上まで行く必要がないので、有料道路の一部だけを通ります。料金所を出てしばらく行くと分かれ道があるのですが、その道を右に下って行きます。下り坂を過ぎるとすぐに出口になります。出口を過ぎてしばらくまっすぐ行くと、今度は別の料金所が現れてきます。那須甲子有料道路です。ここでは何と、930円も払うことになります! 先ほどの有料道路と合わせると、1,290円も払うことになるのです。しかも那須甲子有料道路の使用区間は那須高原有料道路よりも短いのです。 料金所を出ると左側にMt. JEANSが見えるのですが、そのMt. JEANSを見ている間にもう右側に反対車線側の料金所が見えてきてしまうのです。NAP温泉に行くにはそこを右折します。右折すると県道305号線に入ります。あとはこの県道305号線を下っていけば左側に那須どうぶつ王国が見えるので、そこに入ればNAP温泉に到着です。
 以上がお薦めできない方法です。那須温泉郷の温泉に入ってNAP温泉に入りたいという人であれば、どうぞ参考にしてください。でも、お金がかかることは肝に銘じてください。
 さて、これからが有料道路を通らない方法です。那須ICより那須街道をまっすぐ約6km行きます。広谷地交差点が現れるので、そこを右折します。右折すると県道68号線に入ります。ここからは道幅がせまく、カーブが多くなるので、気をつけてください。道なりにまっすぐ行くと池田交差点にぶつかります。ここの交差点を左折して、すぐに右折してください。そして、また道なりをまっすぐ約8km行きます。今度は交差点に那須どうぶつ王国の看板がある交差点が出てきます。その道を左折してください。県道305号線に入ります。あとは県道305号線を上っていけば右側に那須どうぶつ王国が見えるので、そこに入ればNAP温泉に到着です。
 でも、これよりももっとお薦めの行き方があります。それは国道4号線から行く方法です。那須ICを出てすぐの交差点を左折します。すると県道17号線に入ります。先ほどの方法とは逆方向にいくような感じです。少し行くと国道4号線の案内板が出てきます。弓落交差点を左に曲がり、国道4号線に入ってください。約8km行くと、歩道橋が2つ並んで出てきます。その先の交差点を左に曲がってください。県道305号線に入ります。あとは県道305号線をまっすぐ行ってください。右側に那須どうぶつ王国が見えてきます。実はこの行き方が一番距離が短くて、行きやすいのです。じゃあ、今までのは何だったんだ、という話になりますが、それは木々に囲まれた並木道を走るのもいいのではないかという私の独断と偏見があって、紹介しました。すいません。m(_ _)m
那須どうぶつ王国の正門
那須五峰の湯の入口
 さて、話を温泉に戻しましょう。NAP温泉 那須五峰の湯は那須どうぶつ王国の正門の右脇に入口があります。駐車場は那須どうぶつ王国の駐車場を利用することができます。ここはスキー場の駐車場として利用される場合があります。そのときは1,000円を支払うことになります。
 那須五峰の湯の入口は那須どうぶつ王国正門に比べるととても小さい入口です。正門は動物の絵が書いてあるのに、那須五峰の湯の入口は質素です。
 中に入ると、じゅうたん敷きの床にソファーがあって、くつろげそうなロビーでした。これならスキーやスノーボードのあとでもくつろげそうな雰囲気でした。
 那須五峰の湯の浴場は男女別に分かれていました。脱衣所に入ると、ロッカーが大きく区切られていました。スキーやスノーボードをした人たちの荷物を入れられるように配慮している様子がうかがえました。とてもすばらしい設計ですね。(^o^)
 脱衣所には温泉成分表がありました。それを見ると、源泉名が「NAP(ナップ)温泉」と書いてありました。源泉名にアルファベットを使っているのには驚きました。私は那須温泉なのかなと思っていました。でも那須温泉とは違う泉質なので、やはり区別しているんだなあと思いました。
 服を脱いで浴場に入ると、中は内風呂と水風呂、そしてサウナがありました。内風呂はちょうどいい温度でした。これでスキーやスノーボードの疲れも癒せる〜、という感じでした。なかなかよかったです。また、サウナや水風呂もあり、もっと汗を流したいという人にはいいと思います。スキーやスノーボードのあとにはきついかもしれませんが、私は入りました。
 内風呂でも疲れは取れると思いますが、私がお薦めするのはやっぱり露天風呂です。露天風呂は岩風呂でした。お湯の温度はちょっとぬるめでした。というよりは、外の気温によってお湯の温度が下がっていると表現したほうがいいかもしれません。露天風呂のほうは、お湯の中に茶色い粒が多く見られました。これは温泉の成分、おそらく鉄分が固まったものかなと思いました。それだけ露天風呂には源泉が多く含まれていると感じました。
 私たちが入ったときには雪が降っていて、お湯は温かく、外はひんやりで長湯できてよかったです。雪が幻想的に私たちを包み込んで、私たちが帰るのを名残惜しそうにしとやかに降り積もっていました。
 お風呂から上がったら2階に行ってみてください。休憩室があります。そこで一眠りして帰路に着けば、帰りの運転も楽になるのではないでしょうか。
 Mt. JEANSスキー場から近く、スキーやスノーボードのあとには最適な温泉施設だと思います。

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