温泉名 | おいがみおんせん 老神温泉 |
施設名 | うえだやりょかん 上田屋旅館 |
所在地 | ぐんまけんぬまたしとねまちおいがみ 群馬県沼田市利根町老神596 |
場所概略 | 関越自動車道の沼田ICより国道120号線(沼田街道)を東へ向かう。約17km行き、大原交差点を右に入ると老神温泉街に到着する。老神バス停を過ぎて、坂を下った突き当たりを左に入ると、左側に見える。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。10台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 12:00〜15:00 |
料金 | \1,000 |
風呂数 | 男女別内風呂各1、貸切内風呂1 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | 単純硫黄泉 |
湯色 | 白濁色 |
問合せ先 | 0278-56-3211 |
入湯日 | 2003/6/21 |
感想 | 旅館の看板がさびていて、みすぼらしい感じがした。もうちょっと整備していいと思う。お風呂は内風呂1つだけだが、単純硫黄泉のお湯がかけ流しで出ていて、よかった。露天風呂があればもっとよいと思う。 |
評価 | 4 |
老神温泉は赤城山の北にあります。
老神温泉に行くには、関越自動車道の沼田ICより国道120号線(沼田街道)を東に行きます。約17km行くと大原交差点という交差点が現れます。その交差点を右折してください。右折すると長い下り坂になります。その下り坂を最後まで下ると老神温泉街になります。下り坂を降りると紫翠亭 やまぐちがあります。その紫翠亭 やまぐち付近にT字路交差点があるので、道なりに左に行ってください。しばらくまっすぐ行くと県道277号線にぶつかるT字路が出てきます。この県道277号線沿いには老神温泉の旅館が並んでいます。このT字路を左に曲がってください。左に曲がって少し行くと老神温泉 上田屋旅館があります。
老神温泉 上田屋旅館は2005年2月12日までは利根郡利根村にありましたが、現在は沼田市にあります。沼田市、利根郡白沢村、そして利根郡利根村は2005年2月13日より、合併して沼田市になりました。なぜ2月13日という中途半端な日に合併したのかというと、2005年2月13日が日曜日だったからだと思います。
老神温泉 上田屋旅館の外観はかなりひなびた感じでした。私が最初に見たときは、廃業したのでは?と思ってしまいました。看板はさびていて、玄関の扉は開けっ放しでした。これだと防犯上よくないのでは?と思ってしまいました。私はちゃんとやっているのかなと心配しながら、玄関から入りました。「すいませ〜ん。」と声を掛けると、奥のほうから女将さんらしき方がやってきました。ちゃんとやっているみたいだったので私は安心しました。入浴料を払い、私は浴場へと向かいました。
上田屋旅館には露天風呂と男女別の内風呂があります。露天風呂のほうは貸切になっています。事前に予約をすれば貸切露天風呂として入浴できるそうです。ただ、私は予約などはしていなかったので、男女別内風呂にしか入ることができませんでした。
ちなみに、この貸切露天風呂なのですが、「赤城の湯」と呼ばれているそうです。伍楼閣に続き、ここでも「赤城の湯」がありました。よほど赤城山をうりにしている温泉街なのかなと思いました。
話がそれてしまいました。元に戻しましょう。
脱衣所で服を脱ぎ、私は浴場内へと足を踏み入れました。このとき、すぐに私は異変を感じたのです。まず、においです。私が今まで入った紫翠亭 やまぐちや伍楼閣ではお湯からほとんどにおいが感じられなかったのですが、この上田屋旅館では硫黄のにおいがするではありませんか!? 老神温泉の源泉は単純温泉だけだと思っていた私にとって、このにおいは驚きでした。さらに浴槽内にあるお湯の色にも異変を感じたのです! これまた今まで入った老神温泉の温泉施設とは違う色でした。無色透明から白濁色へと変わっていたのです。これはどうみても単純硫黄泉だと思いました。老神温泉は単純温泉のほかに単純硫黄泉の源泉も持っていたということを知り、新しい発見をしたような気分になりました。
浴槽は5人くらい入ればいっぱいになってしまうほどの大きさでした。その中に、私は体を沈めました。硫黄のにおいがいい!(^o^) そんなに濃い硫黄の成分は感じられなったのですが、老神温泉で私の好きな硫黄泉に入浴できるとは思っていなかったので、とてもよかったです。
しかも源泉掛け流しというのもよかったです。硫黄のお湯が浴槽のふちからどんどんあふれ出てきて、爽快でした。
あとでパンフレットを見てわかったのですが、上田屋旅館の温泉は老神温泉の単純温泉と単純硫黄泉の混合泉とのことでした。硫黄の成分がそんなに濃くないと感じたのは単純温泉のお湯が混ざっていたからなんですね。
旅館はもうちょっと整備してほしかったのですが、お湯がいいなあと感じた施設でした。