老神温泉 吟松亭あわしま

温泉名おいがみおんせん
老神温泉
施設名ぎんしょうていあわしま
吟松亭あわしま
所在地ぐんまけんぬまたしとねまちおいがみ
群馬県沼田市利根町老神603
場所概略関越自動車道の沼田ICより国道120号線(沼田街道)を東へ向かう。約17km行き、大原交差点を右に入ると老神温泉街に到着する。老神バス停がある道を左に入って、すぐに右に入るとある。
駐車場専用駐車場あり。20台くらい停められる。無料。
営業時間13:00〜16:00
料金\1,000
風呂数男女別露天風呂各1、男女別内風呂各1、男女別水風呂各1、男女別サウナ各1
脱衣所男女別各1
泉質単純硫黄泉(硫化水素型)、カルシウム−硫酸塩泉
湯色無色透明
問合せ先0278-56-2311
入湯日2003/6/21
感想内風呂は広々としていい。露天風呂は内風呂よりもちょっと狭かった。外にサウナがあるのが、いいなあと思った。水風呂はあとから増設したみたいで、露天風呂の脇にちょこんと浴槽が置いてあるだけのものだった。2人入ればいっぱいになってしまうものだった。
評価5

 老神温泉は赤城山の北にあります。
 老神温泉に行くには、関越自動車道の沼田ICより国道120号線(沼田街道)を東に行きます。約17km行くと大原交差点という交差点が現れます。その交差点を右折してください。右折すると長い下り坂になります。その下り坂を最後まで下ると老神温泉街になります。下り坂を降りると紫翠亭 やまぐちがあります。その紫翠亭 やまぐち付近にT字路交差点があるので、道なりに左に行ってください。行くとすぐに老神温泉 吟松亭あわしまが現れます。
 老神温泉 吟松亭あわしまは2005年2月12日までは利根郡利根村にありましたが、現在は沼田市にあります。沼田市利根郡白沢村、そして利根郡利根村は2005年2月13日より、合併して沼田市になりました。なぜ2月13日という中途半端な日に合併したのかというと、2005年2月13日が日曜日だったからだと思います。
 老神温泉 吟松亭あわしまは老神温泉の中では高台の上にある温泉施設です。紫翠亭 やまぐちほどではないのですが、立派な建物です。
 私たちはその日はここに宿泊する予定だったので、その日の最後に入浴することになりました。
 吟松亭あわしまには男女別露天風呂と男女別内風呂があります。私は最初に内風呂へと向かいました。内風呂の浴槽は古代ヒノキを使用しているそうです。これはあとになってわかったのですが、当時の私はただの木枠にしか思えませんでした。そうであれば宿泊する前にもっと調べるべきだと感じました。でも、たとえ古代ヒノキだとわかっていても、一般人の私には木の微妙な違いはわかりませ〜ん! 入浴を楽しむだけです! というわけで、私は内風呂に体を沈めました。
 内風呂はかなり広い浴槽でした。いい感じです。一度に20人以上入れるほどの大きさでした。この内風呂はゆったりとくつろげて、私はいいと思いました。
 そして、私は露天風呂へと向かいました。露天風呂は内風呂の浴場から外に出るようになっていました。男性用露天風呂は岩で囲まれた浴槽でした。「華厳の湯」と呼ばれているそうです。ちなみに、女性用露天風呂は「吹割の湯」と呼ばれているそうです。こちらも岩で囲まれた浴槽みたいです。
 露天風呂は内風呂ほど広くはありませんでした。高台にあるため景色がよかったです。あとは普通の露天風呂という感じでした。
 私が露天風呂の浴場で印象に残ったのが、露天風呂のとなりに水風呂があることでした。あれっ、何でこんなところに水風呂が!?なんて思ってしまいました。しかも、やたらと小さい。2人入ればいっぱいになってしまうほどの大きさしかありませんでした。あとから取って付けたとしか思えないような感じで、露天風呂のとなりにたたずんでいました。
 あまりにも不可解な光景なので、私はしばらく小さな水風呂を眺めていました。そして、こんな水風呂がなんの役に立つんだろうとあたりを見回したら、なんとその近くにサウナがあるではありませんか! 外にサウナがあるのは珍しい!と思って、思わずサウナに入ってしまいました。サウナに入ったあとは、やっぱり水風呂です! サウナから出て、私は小さな水風呂に体を沈めました。そしてこのとき、ある予測が思い浮かんだのです。
 最初はサウナしかなかったのですが、サウナを利用したあとに水風呂に入りたい!というお客さんの要望が多くて水風呂を増設したのかな、なんて思ってしまいました。でも、水風呂を大きくすると露天風呂が小さくなってしまうので、小さな水風呂しか置けなかったのかな、と勝手に予測してしまいました。間違っていたらごめんなさい。m(_ _)m
 不思議な水風呂の設置を勝手に予測しながら、私は浴場をあとにしました。
 吟松亭あわしまのお湯は露天風呂、そして内風呂とも天然掛け流しだそうです。単純硫黄泉(硫化水素型)(単純硫化水素泉)とカルシウム−硫酸塩泉(石膏泉)のブレンドのお湯だというのですが、硫黄の成分がそんなに強くないのか、それともカルシウム−硫酸塩泉のほうがブレンドの割合が高いのか、硫黄の香りがあまりしませんでした。そのため、いまいち掛け流しという感触がつかめませんでした。(*_*) 硫黄の香りが強かった東明館に入ったあとだけに、硫黄の感触が弱くなってしまったのかもしれません。でも、源泉掛け流しというのはいいと思いました。

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