温泉名 | おおまおんせん 大間温泉 |
施設名 | おおままちかいきょうほようせんたー 大間町海峡保養センター |
所在地 | あおもりけんしもきたぐんおおままちおおまあざうちやま 青森県下北郡大間町大間字内山48-1 |
場所概略 | 東北自動車道の青森ICより国道7号線を経由して、国道4号線に入る。それから国道279号線を北上し、最北端まで行き、ちょっと南へ戻るような感じで左折して、まっすぐ行くと看板があるので、それに従う。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。70台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 9:00〜21:00 |
料金 | \370 |
風呂数 | 男女別内風呂3、男女別打たせ湯各1、男女別水風呂各1 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム−塩化物泉(高張性中性高温泉) |
湯色 | 無色透明、薄い黄色 |
問合せ先 | 0175-37-4334 |
入湯日 | 2001/7/3 |
感想 | 本州最北端にある温泉施設。中は広々としていてよかった。川が作られているほどぜいたくに敷地を利用している。内風呂2つは泉質が違うのか? もう1つの内風呂は子供用でただのお湯。 |
評価 | 5 |
大間温泉は、私が「一人旅 −北へ−」編で35番目に行った温泉です。そして、29番目に入った温泉です。
大間温泉は本州最北端にある温泉です。下北半島の最北端、つまり青森県の最北端にあります。私の一人旅の目的の一つは、この最北端にある大間温泉に行って帰ってくるということだったので、その目的を果たすためにやってきました。
大間温泉に行くには、東北自動車道の終点、青森ICより国道4号線を東へ向かいます。そのあとは国道279号線(むつはまなすライン)に入り、ひたすら北へ! 下北半島の最北端、すなわち本州最北端の大間崎方面へと向かいます。ずっと走っていると、国道279号線が北方面から西方面へと向かうようになります。それでも西方面を進んでいくと、右側には道南鉄工、左側手前には大間温泉の高い案内板、左側奥には昭和シェルのガソリンスタンドがある信号交差点に差し掛かります。その交差点を左折します。つまり、南方面へと向かいます。ちょっと行くと、左側に大間町海峡保養センターがあります。
大間町海峡保養センターは、本州最北端にある温泉施設です。建物も駐車場も大きく、大きい施設に感じました。その外観に見合って、中も広々としていました。広いロビーに広い宴会場、そして広い大広間。すばらしい!(^o^)
でも、私が一番その広さに驚いたのは、やはり浴場でした。男女別になっているのですが、脱衣場の扉を開けたら、そこは別世界! 浴場になんと、川がありました。もちろん、本物の川が流れているわけではありません。しかし、川を作る場所があるくらいの広さです。その広々とした敷地を贅沢に利用して、内風呂が4つありました。
内風呂の1つは、お湯が薄い黄色をしていました。私はまずその内風呂に入りました。う〜ん、いいお湯です。ちょっとなめてみると、しょっぱい! 塩化物泉の味ですね。ここは源泉がそのまま出ている感じでした。
もう1つの内風呂は無色透明でした。近くにあるのにお湯の色が違うなんて、乳頭温泉郷の妙乃湯みたいだなと思いました。そう思いつつ、無色透明のお湯の方へ入りました。なめてみると、やはりしょっぱい。温泉分析表では1つの源泉しかありませんでした。と言うことは源泉は1つだけです。源泉は同じなのに湯色が違うということは、草津温泉のように湯温によって色が違うということなのでしょうか? 不思議に思いましたが、そんなところも最北端の温泉だからいろいろと気になってくるのでしょう。
他にも打たせ湯があり、最北端の温泉施設には楽しみがいっぱいでした。子供のための浴槽もありました。この浴槽には滑り台もあり、子供にとっては遊べると思います。私も入ってみたのですが(大人のくせに)、お湯が胸くらいまでしか浸かることができず、しかもぬるい。さらに、温泉ではなくただのお湯、ということであまり面白くありませんでした。大間町の町民のための施設として造られた温泉施設なので、子供が楽しめる場所も造ったのでしょう。
扉の一番手前には、円形の少し小さめの浴槽がありました。その浴槽は水風呂でした。水風呂と内風呂を交互に行き来しながら、本州最北端の温泉を存分に味わってしまいました。
本州最北端の温泉施設に入ることができたという喜びを感じて、最高の気分でした。
そのあと、車のマフラーに穴が開いているのを発見して、本州最北端の温泉施設の駐車場で車の下にもぐりガムテープで穴をふさいだことは、私の本州最北端の温泉施設をより印象深くした出来事でした。どおりで音がうるさかったわけだ!
そして私は南へと向かう・・・。