当財団では、科学技術の推進を図る事業に加えて、東北が生み出した文化の独自性と先見性を発見または体系化して、 内外に発信する優れた研究・活動の実績に対し、インテリジェント・コスモス東北文化奨励賞を授与します。

対象研究

東北地方の文化の体系化やその発信により東北文化の現代的問題に貢献する研究

（対象研究の分野）
文化、歴史、文学、社会、経済、芸能、芸術、その他東北の文化にかかわる研究

（昨年度までの受賞研究）

第1回	『伝統音楽(津軽・南部三味線)保存用自動採譜装置の研究開発』 『東日本大震災後の地域の復旧に寄与した企業の実態、特徴および効果 　～企業による共助－「業助」の概念の体系化～』
第2回	『「奥羽越」列藩同盟の新研究と東北史論の再構築』 『シェイクスピア劇を用いた東北地方の文化発信』
第3回	『青森県の刺し子「南部菱刺し」の伝統知継承と南部地方の衣生活文化に関する研究』
第4回	『仙台藩の視点から見た奥羽越戊辰戦争史と、幕末・維新期における郷土の偉人の研究』
第5回	『草創期福島大学経済学部の総合的研究』 『江戸時代東北の温泉と景勝地の研究―旅と民衆の視点でみる東北文化史―』
第6回	『算額の調査を通じた南東北の和算文化の研究』

応募対象者

東北地域（新潟県を含む）の大学・短大・高専及びその他の学校等の研究・教育機関に現在または過去に所属しているか、 あるいは東北地域に居住して、東北地方の文化の体系化に尽力し、その発信に貢献している個人またはグループとし、年齢は問いません。

受賞者、表彰

受賞者は１～２名程度を予定しており、１０万円を上限とし研究・活動費が助成されます。
表彰は、令和７年５月に奨励賞授与式と同時に仙台市内で行う予定です。

応募の手続き

（１）推薦書（任意）

推薦者自らが、本奨励賞に相応しい研究・活動を行っていると判断する個人またはグループを推薦する場合、被推薦者の同意を得て（２）の応募書と合わせて提出してください。

（２）応募書（推薦者の有無にかかわらず応募可能）

応募者(（１）の被推薦者を含む。)は、記載要領に則り、応募書に必要事項を記入し、令和６年１２月２４日（火）までに財団あてに５部郵送するとともに、応募書のワード・ファイル（押印不要）を財団にメールで送信して下さい。

公益財団法人インテリジェント・コスモス学術振興財団 事務局
郵送先：〒989-3204　仙台市青葉区南吉成6-6-3
Eメール：incos*ic-net.or.jp（*を@に変更して送信下さい。）