アフリカの旅
アニマル編4


プチハイエナ          食肉目ハイエナ科

食肉目ハイエナ科の動物でサハラ以南に広く分布する。イヌ科よりもジャコウネコ科に近い。体は大きくチーターを超え、ヒョウに匹敵する。肩から尻へ大きく下がり、歩く姿はまるで恐縮しているようで不恰好な印象を与える。サバンナに群れで棲み、サバンナの掃除屋さんとして有名である。淡い黄褐色の体毛で楕円の斑紋が不規則にある。ハイエナの群れはクランと呼ばれ、年取ったメスが主導権を持ち30頭から80頭に及ぶこともあり、その中心に巣穴を持つ。薄気味悪い夜間の鳴き声もあり、腐肉漁りとしてややもすれば悪いイメージがあるが、意外にもハンティングは上手である。研究者の調査によると、ライオンの食べていた死体の80%はプチハイエナによって殺されたものであった。一方、ハイエナの食事にはライオンから手に入れたものは7%に過ぎないという。主な食べ物はヌー、シマウマ、ガゼル類だが、時にはクランの幼獣をも食べるので、メスの方が大きく強くなったといわれている。肉や内臓のほか、丈夫な歯とあごで、皮や骨まで食べつくす。消化力が強く、糞はチョークのように白い。ケニアでは大きな動物と違って小さな動物を探すのが大変難しい。このハイエナも最後まで見られず、こちらからリクエストしてようやく見ることができた・・・
プチハイエナ1






プチハイエナ1

プチハイエナの写真を見せたほとんどの人から
「アッ、かわいい・・・なんという動物。」という声が聞こえた。
サバンナでは圧倒的に悪役のプチハイエナの意外な一面。
獲物を探してあちらこちらで見かけるかと思いきや・・・
プチハイエナ2





プチハイエナ2

肉食動物でも小型の動物はほとんどが夜行性で昼間は見ることが難しい。
そんな中にあって、プチハイエナぐらいは見れるだろうとタカを繰っていたが・・・
業を煮やした最終日、ガイドのジョージにリクエスト。
いたいた、何とかプチハイエナと遭遇!!!
プチハイエナ3





プチハイエナ3

茂みの中に身を隠していたプチハイエナを独り占めで観察。
それに気づいたハイエナが動き始めた。
1匹と思っていたら、その後ろにももう1匹・・・
そのうちに、サファリ−カーが集まり出して逃げ出した。
アフリカの旅アニマル編
1.ライオン  2.ヒョウ  3.チーター  4.ハイエナ  5.

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