総務省消防庁は、近年の住宅火災による死者をより減少させるため
に、消防法の一部を改正し、一般の戸建住宅等に住宅用火災警報器
等の設置を義務付けました。
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新築の場合 |
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平成18年6月1日から施行 |
既存住宅の場合 |
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平成23年6月1日から施行 |
現在普及している住宅火災警報器は、古くなると電子部品の寿命や電
池切れなどで火災を感知しなくなることがあるため、10年を目安に交換
が推奨されております。
設置時期を調べるには、火災警報器を設置したときに記入した「設置年
月」、または本体に記載されている「製造年」を確認してください。
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住宅用火災警報器の購入等に関するお問い合わせ先はこちら
>>> 住宅用火災警報器取り扱い事業所
■ 消火器の訪問点検によるトラブルにご用心
高額請求・返却拒否・支払強要が続出しています
彼らのターゲットはあらゆる事業所 |
● 工場、作業所 |
● 事務所ビル |
● スーパー、小売店 |
● 学校、病院 |
● マンションなど |
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しかも、受付や派遣社員、アルバイトなど、
消火器の点検に詳しくない社員を狙ってきます。
■ 手口を知れば防げます!消火器点検によるトラブル
狙われやすいのは、受付や派遣社員、アルバイトなど、消火器の点検に詳しくない人です。
事前に、全ての社員に悪質業者の手口を知らせておくことが大切です。
1.契約業者になりすまして・・・
注意:予告なしで突然訪問する場合もあります。
日常のポイント対策 |
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水際の「受付」で防ぐ!
出入りの点検業者を巧妙に装います。
総務部、受付、休日の守衛室など、電話の代表窓口には
● 契約している点検業者名(社名・担当者名)
● 直近の点検実施日
を明確にしておき、契約していない点検業者は受付で断りましょう。
問:薬剤詰め替えは、一度に全部やらなくてはいけないの?
答:いいえ。一度に全数詰め替えの必要はありません。
(製造後3〜8年の消火器の場合)
一般的には、事業所内に設置されている全消火器の5%を半年ごとに放射試験をし、その消火器の薬剤を詰め替えます。 |
2.契約書であることを隠して・・・
日常のポイント対策 |
■ みだりにサインをしない!
消火器を集めると、悪質業者は書類を2つに折ったりして契約書であることを隠してサインを要求してきます。
サインを求められたら、その書類が何であるか確認しましょう。
サインを断っても、別の人にサインを求めることがあるので、職場の全員に周知しましょう。 |
3.金額を見て絶句!上司にとりつぐが・・・
4.支払いを強要
※クーリング・オフが適用された判例もあります。
高額な請求があった場合は
悪質業者が言った言葉や、その手口を詳細に記録しておき、相手の行為に法令違反がなかったか弁護士に相談することが最も確実です。
民間事業者間の契約内容について行政機関が関与することには限界がありますが、消防法令等に違反している場合には、消防や警察の協力を求めることもできます。
悪質業者は、事業所の形態や担当者によってここに示した手口を若干変えて契約を求めてくる可能性がありますので、裁判で示された裁判所の判断も参考にして対応してください。
なお、消火器の点検について知りたい場合は、一般社団法人山形県消防設備協会へお問い合わせください。 |
分解・廃棄には、環境保全と事故防止のために、専門業者による処理が必要です。
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本体容器
下のような腐食のあるものは強度上危険ですから廃棄処理してください。
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蓋(キャップ)
亜鉛合金ダイカスト製の蓋で、メッキの光沢がなくなり、シワ、スジ、表面にボツボツができたもの。メッキがはがれ、その後に白い結晶ができたもの。
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