Winter Concert 2000-2001
Dohmoto Dome de Daininki

本編 / MC*12・30 / MC*12・31 / MC*01・01 

 

2001・01・01  1回目MC

■親しきなかにも礼儀アリ。
1回目MC始まるなり、光一さんが「そういえば今日、コンサート前会わへんかったな」と言いまして、「あけましておめでとう!」と握手を交えて、舞台上でキンキ間の賀詞交換を行いました。この話題の切り出し方がね、どうにも光一さん、意識しすぎなんですよね〜。「コンサ前に全然言葉交わさないなんて、いかにも仲悪げ〜」なんて思ってるんではないでしょうか。大丈夫です。そんなんで仲悪いなんて今更誰も思いません(笑)。いつも自然に出来てることが出来ないと、気になってすごく意識しちゃうんでしょうね。でも剛は「アナタが寝てるからですよ」と「会わなかったのはアンタのせいや」とばかりにクギを刺します

剛  「ボクは舞台でサウンドチェックとかしてましたよ」
光一「ボクはね、もう昨日ので大丈夫だから。やらなくても(笑)」
剛  「アナタの楽屋の前を通ったら、電気消えてるから、あ、寝てるんやー、思て」

楽屋って別なんですね。←基本的なことを知らない(^_^;)。


■Daininki、って(笑)。
「皆さんほんとにいいんですか?お正月家族と過ごしたりしなくて」とお客をいたわるキンキさん。「よくそんな中、来てくださいました。『どーもと、どーむで、だいにんき』(笑)。いまどき大人気って言わないよな。『いやー、大人気ですなあ』とか。なんで21世紀の最初のコンサートがこんなダッサいタイトルなんやろ」。光一さん、毒吐きまくり。じ、自分のコンサートですぞ(笑)。それにしても一体誰が考えたんでしょう。やっぱ社長


■Happy Birthday!
MCが始まってまもなく、3塁側スタンドあたりから、「はぴぐり」の歌声が徐々に広がってまいります。キンキさんも最初は気づいておりませんでしたが、途中から「何やろ?」と耳を澄まします。最初に気づいたのは剛のよう。「…アナタのために歌ってくれてんですよ。この、スケスケシャツの男のために。皆が」と光一さんに伝えます。「ボクがお客さんと打ち合わせしましたからね」なんて調子こいてボケてます(笑)。まだちゃんと事態を飲み込めてない様子の光一さんをよそに、どこからか、「ハッピーバースデーを歌いましょう…」という天の声(女性でしたけど。音声さんかなあ?もっと偉い人のような気もします)が聞こえ、ピアノで「ハッピーバースデー」のイントロが流れてきました。で、ドーム中が「♪はっぴばーすでー、でぃあ、こうちゃ〜ん」の歌声に包まれたのでした。勿論、剛も歌い上げてました。歌が終わると光一さん、ケーキのロウソクがわりに剛を吹き消してましたね。ほんとに皆の声がよく出ておりまして、光一さんも感激してたようです。「ほんまビックリした〜。打ち合わせにないことせんといて!田舎モンなんやから、ドキドキするわ」なんて言ってましたけど。その満面の笑みとも違う、ぎこちない表情が、逆に嬉しさがホンモノであることを物語ってますワ。ちょっとうるるっときてたように感じたのはワタシだけかなあ(T_T)。「しあわせもんやね。5万5千人のハッピーバースデー。いや、5万5千1人やな」と剛を見ながら言ってましたね。アナタにとっては5万5千人と1人が等価…?

それにしても、これはほんとに嬉しかった。一昨年から「なんで皆でハッピーバースデーを歌わないんだろう…」と不思議だったのです。「剛が音頭取りなさいよ!」とか勝手に思ってた。←イタイ。念願叶ったという感じです。


■筆マメが生き残る時代ですよ。
光一さんの誕生日ということで、剛は昨日の夜、メール打とうかどうか迷ったそうです。「でも、ここでキミが『メールもらった』とか言ったら、いかにもオレがオレのイメージアップを図ったようじゃないですか。だから止めました」と剛。「打てやオマエ〜!誰もそんなこと思わんわ!」とマジで悔しそうな光一さんです。そうですよ。打て(笑)。剛は年始メールを、イノッチ、松岡くん、岡田准ちゃん、あっくん、ヒガシなどからもらったそうです。

光一「オレは、長瀬…、あと長瀬
剛  「アナタね、メール返さないでしょ」
光一「うん」
剛  「だからそういうサビシイことになるんです。オレは、『最近どお?』とかどーでもいいようなメールにも、『まあ、ぼちぼちやな』とか返しますもん」

そうです。メールっちゅうのは打たないと来ないのよ、光一さん。←経験による。でも拓郎さんからは留守電が入ってたそうですよ。お正月はハワイが定番な拓ちゃんですが、まだ日本にいるということでした。


■ゴールドキンキ。
「うわー、楽しみだなあ、剛くん、誕生日に何くれるんだろう?」としらじらしく独り言を言う光一さん(ここで剛が、「オレ」ってゆったらさぞおもしろかろうに…と思った人、多数)。もちろん冗談なんですけど、剛は真面目に考え出します。「ゴールドの…パンツ…かな?」と一言。「えー?!」と困惑気味な光一さんに対し、剛は「ボクは今日も、ベルトと、時計、ゴールドですよ」とのこと。「Myojo」で言ってたゴールドキンキ計画をまっとうしてますね。「今年はパートナーさんを巻き込んで全身ゴールドのファッションとかして遊んでみたい」とのことでしたもんね。カラフルなものを身につけることに凝っているそうで。でもどういうコーディネイトになってるんでしょう。想像つかないな〜。1回ピーコのファッションチェックに出て欲しい(笑)。


■にんにく注射とヒガシ。
昨日は2人ともカゼ気味だったそうで、カウントダウン前ににんにく注射を打ったとか。なんやソレ…めっちゃアヤシイ(笑)。しかし臭くて臭くて、「そんな自分がイヤだった」(剛)とのことです。その経緯を語ってくれました。カウントダウン前、剛が楽屋にいましたら、ヒガシが来たそうで。

東山「なんか面白いことないか?」
剛  「これといって…ないッスねえ」
東山「じゃあ、ケータリングルームに行こう」
(ケータリングルームに移動。剛は卵ごはん、ヒガシはおせちを食べたそう)
東山「…おせちのほうが豪華なのに、卵ごはんのほうがうまそうだな」
剛  「作りましょか?」
東山「いい。食いたいときは自分で作る」←ほんと面白いヒガシ。
   「それより剛、今からにんにく注射打つから、見とけ
剛  「はい」
(ヒガシの注射のさまをじっと見る剛。「今、針が入りました」とか実況中継したそう)
東山「光一もやったんだから、剛もしとかないとマズイだろ

…とヒガシに言われ、「マズイってことはないですけど」、剛も打ったとのことでした。それにしてもコントみたいですよね。ヒガシと剛。面白すぎ。ヒガシは注射したあと、光一さんの楽屋にも現れ、「光一、オレも打ったゼ!」とだけ言って走り去ったそうです。爆笑。光一さん、「そんなヒガシがかわいかった〜」とメロメロな様子でしたわ。なんかちょっと2人でヒガシの取り合いのような様子(笑)。

剛は、「カウントダウンのヒガシの衣装をスタイリングした」とか言ってましたね。黒のスーツと銀のスーツがあって、「どっちがいいかな?」ときかれたとか。「大人っぽくキメるんなら黒(ここで光一さんに、「東山さん、既に大人やから」とツッコミ入ります)、舞台映えするのはシルバーでしょうね」とコメントしたら、「じゃ、シルバーかな」とヒガシが決めたそう。でも本番でかぶってたテンガロンハットは、「アレはボクのスタイリングにはなかった」と言ってました(笑)。


■にんにく注射とトモヤ(笑)。
「あのね、にんにく注射打っても、疲れるもんは疲れる」と剛。

剛  「ここの花道ばーっと走ったら、もうバテバテですよ。ボクなんか。あのね、長瀬トモヤが化けモンに見えました
光一「ナニ?長瀬をバカにしてんのか!?」←怒っちゃイヤ光一さん(笑)。
剛  「彼はね、ここばーっと走ってきて、それでこう(アンプに足をかけて客にアピール)ですよ。そしてこう(膝をついてのけぞる)ですよ。それに比べたらアナタなんてフツーですよ

確かにトモヤのステージアクションはキンキさんにはできません。いいじゃん。そういうキャラなんだから。でも光一さんは「アナタなんてフツー」と言われたことがちょっとカッチーンときたようでした(笑)。さらに剛は、「ボクは昨日キミよりかなりシャウトしてましたよ。キミよりナウかった」なんて調子こいて言ってましたねえ(笑)。確かに歌はめっちゃ力入ってました。でも、「ブギウギ☆キャット」の光一さんのシャウトなんて、かなりかっこよかった。引き分けさ。


■オナカかわいい。
カウントダウン後、剛は東京ドームのお風呂に入ったそうです。そしたら、ガラガラガラっと誰かが入ってまいりまして、「スタッフの人やろか?」ってビクゥンとしたら(そんなにビクビクすることもなかろう…)、城島リーダーだったとか。「奈良人ばっかりやな。キレイずきなんは」とかなんとか、のんびり喋ったそうで。お風呂から上がって、2人して体を拭いていたら、リーダーが剛のオナカらへんをじーっと見ていることに気づいたそう。「何ですか?」ときいたら、「プヨプヨして子供みたいなオナカやな。かわいいな」と言われたとか(爆笑)。新年早々、「オナカかわいい」と言われた男(21歳)。それこそ剛にふさわしい称号であります。光一さん、「アヤシイわ〜」などとちょっとリーダーにジェラシーモードでしたが(笑)、「ナニ言われとんねん!鍛えなさい!」と剛を叱ってましたわ。そうそう、そんな無防備なカラダだからいろんな人に目をつけられてしまうのですよ。←何をだ(爆)。




2001・01・01  2回目MC

■記者会見。
もう恒例、コンサオーラス記者会見をプレス全員ステージに上げて行います。代表のレポーター(?)がいろいろキンキさんに質問して、最後に写真撮影、というカタチ。写真撮影の際は、撮影者全員が円形リフトにのって回りながら、ということになったのですが、光一さんが「重すぎて回らないんじゃない?」と言ってたほど、無理矢理沢山のカメラマンが乗ってましたね。

なかなかこのレポーターさんがナイスな質問をしてくれたと思うんですよ。うろ憶えな上に、ワイドショー見ておりませんので、どのへん流れたかわかんないんですけど…

レポ 「誕生日ということで、いろんな方からメールとかもらったんじゃないですか?」
光一「いいえ
レポ 「…メル友いないんですか?」
光一「でも剛とはたまにやり取りしますよ。1年に…2度くらいかな。でも去年は電話は全然しませんでした」
剛  「しましたよ!」
光一「え?うっそ」
剛  「したっちゅうねん。オレは全部憶えてます

光一さんのメル友の筆頭って、剛なのか(爆笑)。それからここが最大のツボでありました。

レポ「剛くんには誕生日何をもらいたいですか?
光一「なにもいりません」←キッパリ。
剛  「…冷めた人やなあ」
光一「なにもいらないです。そんな…ね?」←大テレの様子。

剛は「ガンプラとか買うてあげるって」なんて言ってましたけども。この時の光一さんは何故か真面目に照れまくりで。今更何もいらないですよ、ってのが言外にひしひしと伝わってまいりました。うん。存在自体がプレゼントですよね。


■ジュニアとキンキさん。
去年の後半は、ジュニアとの交流に努力したという剛。なかなかジュニアに自分から話しかけるのは、2人とも恥ずかしいそうです。だから話しかけてもらいたいんだとか。

剛  「とくにアナタ(光一)はジュニアからしたら話しかけづらいですよ。もうコンリハの時なんて、すごい剣幕ですよ」←用法誤り。
光一「剣幕(笑)」
剛  「こわい顔で。低い姿勢でじーっとしてる」
光一「違う違う!いろいろ考えとんねん。そういやお風呂の洗剤切れかけとるなー、とか」

ええ、きっとそういうことを考えてるんでしょうよ(笑)。それにしても光一さん、やっぱり洗剤は「ルック」派なのかしら。


■だから赤西。
記者会見のあと、今回もジュニア(秋山・赤西・風間)を壇上に呼んでトークします。ここでも赤西はやってくれました。

赤西「僕は東山さんと、ドラマに出ます」
光一「東山さんは、どうですか?」
赤西「東山さんは、終始真面目な顔してて、面白いです」
光一「(しばし固まる)…そのドラマはコメディなのか?」
赤西「コメディって何ですか?

キンキさんも呆然というか。無邪気って毒だな(笑)。


■MCが長すぎて。
ジュニアはまたしてもマネキンヒガシくん(30日MCレポ参照)を連れてまいりまして、剛はアッキーにヒガシくんの吹き替えやらせたりして楽しそうです。しかし長い(^_^;)。いつまでもやってるもんですから、遂に光一さんが業を煮やし、「僕はもうヒガシに飽きた!」と剛に告げます。そんなとき剛はヒガシくんの腕に腕をからませて、妙にラブラブモード(笑)。そのかっこうのまま、「え?ボクは飽きてませんよ」と頑なにこのお遊びを続行しようとするんですね。なんせ「舞台に立ったモン勝ち」って言ってたくらいですから(^_^;)。

ここ、ちょっとドキドキしましたわ。元旦からモメ事かい!って(笑)。実際ちょっとシリアスだったように感じたんですよ。こんなことではありますが、我のぶつかり合いともいえるわけで。新年早々キンキさんはこれをどう処理するのか。それが今後のキンキ仲を暗示するんではないかしら…とかって。←そんなに盛り上がるな。でも結局光一さんが折れたんですね。「キミの時間を勝手に使え」って、諦めたようでした。いいのか剛?いいのかそれで?!←だから盛り上がりすぎ。だって剛も自分のやりたいことを通したものの、その後のトークは内心ドキドキしてたんじゃないかしら。なんて思いました。光一さんはその後ちょっと傍観決め込んでたふうではありましたが、ちゃんとからむところはからんで、イイ男でした。度量があるなあ。


■お歌のプレゼント。
ジュニアもソデに返して、長かったMCのシメ。「後半に向けて、また皆の心が一つになるようなシメを、剛くん」と光一さんがフります。光一さんはあのチェックの衣装を着ると剛にシメさせたくなるようですね(笑)。「みんな、愛してるぜ」とかなんとか、ロッカー風の喋りにとーすいの剛。ワタシは何喋ってたのか全然聞いとりませんでした(^_^;)。そしてまたしても長い。光一さんは後ろをふぁーっと歩き回っております。とーすいの剛の肩越しにふぁー歩き回る光一さんがビジョンに映りまして、その絵面がとってもナイス。それでもまだ終わりませんで、光一さんはドリンク飲んだり、寝転がったり。…それでもまだ終わりません。遂には光一さん、1回舞台の下に引っ込んで、生田くんを舞台に上げ、剛に向かって「長い…です」と言わせてました。

剛が語り倒し、「では最後に1曲」と言って、ズッコケてオチ、なんですが(^_^;)。ここで剛は「♪Happy〜Birthday〜 to you〜」などと即興で歌い始めたんですね。君が泣くのなら僕も泣くだろう。君が笑うなら僕も笑うだろう。君は宝物さ。…みたいな内容だったかと思います。「全部抱きしめて」か?んふふ。でもやっぱ嬉しかったですね〜。そして、これにて先程のキンキ間での「少々わだかまりモード」もリセットということになるんでしょう。キンキさん、いつものことながら仲直り早すぎるって(笑)。このとき誰より嬉しかったであろう光一さんは、自分の歌を歌っているんだということに気づきますと、さっきのように舞台からいなくなっちゃったりすることはなく、とりあえず舞台上にとどまります。その表情をビジョンのカメラさんが狙う!そうッス、ココ狙わんでどーする(笑)!しかし光一さん、映されまいと逃げまくってましたね。ブレる映像から垣間見られたのは、ものすんごい照れくさそうな笑顔でした。コチラも照れるゾ(笑)。

以 上 

※MCはカトリの記憶のみによって再構成しとりますので、ある意味フィクションです(^_^;)。