Dome Concert '01-'02
" み ん な
元 気 か い ? "
Tokyo
Dome:2001.12.30→2002.01.01
main / 12・30MC / 12・31MC / 01・01MC / conrepo*top

■帰ってきたぜ東京ドーム!
1年ぶりの東京ドーム。1年ぶりのキンキコン。今回はセットは昨年とはうってかわってシンプルです。正面と左右にビジョンが一つずつ。楕円形のサークルがビジョンを縁取っています。ほんとねえ、ビジョンがなければドームコンサートなんて成り立たないですよね。この撮影クルーの方々もすごいッス。
■その瞳に写るものは…
照明が落ちると、「情熱」のアレンジインストと共に、ビジョンに光一さんの目元が大写しになります。ギロリと左右に動く目。すんごいインパクトありますね。光一さんは目、おっきいですよね。眼窩そのものが大きいと思います。もしかしたら顔が相対的に小さすぎなのかもしれないけど…。続いて剛の目元がアップに。剛さんの目は常に上目遣いというか、下まぶたは黒目から離れているけど、上まぶたは黒目部分を覆っているんですよね。ああ、でも向かって左側の目元が気になるなあ…少々たるんでる(T_T)。一度剛さんの写真をパソコンで左右反転させて見たことがあるんですが、ちょっと衝撃的なくらい違う顔に見えたんだよな…。なーんて、数秒のこのビジョン映像だけでもいろいろ考えてしまいます。すると、再び光一さんの片目アップに…するとその場面に挿入されるのは、あの時、この時の剛の姿。つーか歴代プロモの抜粋ですけどね。そして剛の目に映るのも、勿論さまざまな場面の光一さんの姿です。なんじゃコレ。なんじゃコレ(T_T)!結成10年、いろんな君を見てきたよね…みたいな。深読み大好きなワタシはもうかなりやられました。もう、オナカいっぱいだ。←早っ!
■やっと始まります。
この時点でオナカいっぱいになっていたのもワタシだけでしょうが(なんせまだ始まってもいない)。気がつけば「K」「i」「n」「K」「i」「K」「i」「d」「s」というアルファベットが書かれてあるフラッグを持ったジュニア(衣装は白中心でシンプル)がダグアウトからわらわらと出てきてました。すると『情熱』のノーマルインストが流れ…正面ステージ左右に曲に合わせて踊ってるキンキさんのシルエットが浮かび上がります。♪wow〜wow〜と大サビに転調していくところで、シルエットは消え、うって変わって正面ステージから真ん中に伸びた花道先端の円形ステージにKinKiKids登場。サビをワンフレーズだけ歌うと、「盛り上がっていこうぜー!」と一言ご挨拶が入ります。
■ミクロの世界。
衣装は今回あんまり覚えてないのですが、剛さんはしょっぱなからシルバーのカウボーイみたいなハットを被っております。つばが結構大きくて、正面からだと顔は見えづらい…(そして彼はそれが狙いで被っている…)。でもあの帽子はサイドがロールアップしているので、横顔はとてもキレイに見えました。うわ、耳のあたりとかたまんねーッス。←変態。前よく被ってたニット帽よりは衣装にもマッチしてるし、イイと思いますー。光一さんは、直前にあった「SHOCK」締め会見で見たときも思いましたが、う、美しいッス。ヤセちゃってるけど、くたびれ感は皆無。続いて『雨のMelody』。この間奏のダンスがすっごいカッコいいんで、頑張って双眼鏡で見てたんですけどね(笑)、光一さんの動きってば、双眼鏡の視界からはみ出すんですね。肉眼で見てると、遠くてスケールがよくわかんなくなっちゃうんですけど、双眼鏡で見るとねえ、丸い視界の中の光一さんがほんとイキイキしてて、動きがめっちゃ大きくてですね、「おおっ!」と思ってしまいました。初めて顕微鏡で沼の水を見たときのようなオドロキ。
■発破さん復活。
おもむろに剛だけ後方に下がったかと思うと、エレキをスタンバイしてギターソロ。続いて光一さんが正面ステージでダンスソロ(この対照的なこと…)。最後に再び二人で踊って、そのまま小さなセリで降下し、2人ともステージから消えます。するとまたすぐセリが上がってきて、『KinKiのやる気まんまんソング』。衣装は金キラのロングジャケットから水色ラメラメのノースリーブに早替えしてます。そしてさらに『ふらいんぐ・ぴーぷる'99』へと続きます。「ふらいんぐ…」では、♪太陽に〜、で発破がドカーン!♪太陽が〜、でもドカーンと2連発。今回火薬関係は結構派手でしたよね。『Hey!和』では、正面ステージ左右から伸びている花道先端についている、お馴染みの回転リフター(1人乗り)に乗り込みます。向かって右が剛さん、左が光一さんですね。今回はこのリフターのアーム部分には長ーい銀テープがフリンジのようについてまして、リフターが上昇するとびろびろーっと垂れてまいりました。なんか…安っ(笑)。
わー、でもこのへんは曲が全部短く短くつながってたので、あんまり一つ一つ覚えてません(^_^;)。剛は以前「長いとしんどいからどうしても短くしたくなる」というようなことを言ってましたよねえ。でも、やっぱちゃんと1曲やるのとは、後に残る記憶量が全然違うんだよなあ…。
■これが「情熱」。
暗転。するとステージでは、メラメラと燃える炎をイメージした赤の照明が灯されます。すると今度は実際の赤い炎の柱が幾本もゴォーっと燃え上がり、明転。『情熱』をアタマからもう一回通してキチンと歌ってくれます。ライブで聴いたほうが全然いいですね、この曲は。衣装もCDジャケットと同じ!剛さんがいろいろ口出し手作ったというあの衣装です。剛さんの腰のクイクイも見れたし(T_T)。なんかアジアコンをホーフツとさせるなあ…。ただ、Aメロで一人ずつボーカルを取るところで、光一さんはジュニアと共にガンガン踊ってたのに、剛は光一さんがボーカル取ってるとき全然踊ってなくて。特に30日なんて後ろ向いてずーっと立ってただけだったんですよね…。2人で踊るところはちゃんと踊ってたけどさ。
■MCです。
ここで1回目のMCとなります。ここのMCは31日がとっても面白かったー。光一さんは毎回、「みんなで盛り上がって、ドームをぶっ壊しましょう」とか、破壊王な発言をしてて素敵でしたわ。でもほんとに2階スタンドとか揺れ揺れで、壊れんじゃないかと自分でも跳びながらコワかったです。うーん、東京国際フォーラム以来の揺れだコレは(笑)。
余談ですが、30日は前半の音が悪くてビックリしました。全然クリアーに聞こえなくって。後半は気にならなくなりましたがね。1階3塁側スタンドという位置が悪かったのかなあ?翌日以降は大丈夫だったけど…。メ○ーさんの伝説的名言(真偽のほどはわかりません…)に「音なんて何か鳴ってればいいのよ!」っていうのがあったと思うんですけど(笑)、でもね、やっぱライブは音が悪いといくらいいパフォーマンスをしても伝わりませんよねえ。なんかスピーカーのトラブルとかだったのかなあ。

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■今回のコンサタイトル曲。
ひとしきりMCで喋って気が済むと(笑)、KAT-TUNが呼ばれて、キンキさんの衣装チェンジ&ギターセッティングのお手伝いをします。衣装チェンジといっても上着を脱ぐだけ。元旦は剛さんの上着を脱がせる前にギターをかけちゃったもんだから、亀梨君が脱がせるのに手こずっちゃってました。でも今回特にKAT-TUNいじりはありませんでしたね。ちょい残念。上着を脱ぐとキンキさんは銀のノースリーブです。「みんなも一緒に大声で歌って下さい」ということで『Hey!みんな元気かい?』をギター片手に。確か以前、剛さんは、♪心の友達よ〜、ってところを一人で歌いたい、というようなことを言ってたんですけど、そういう演出はなかったですねえ。それから、間奏のホーンズが入ってくるところで、テレビでは剛さんはいっつも元気にジャンプしてたもんですから、ライブではどーかなと注視してたんです。しかし、足元が結構高くまでセリ上がっているからか、特に動きはありませんでした。それどころか30日なんてまたしても後ろ向いちゃってボーッとしてたもんだから、「わー(^_^;)」と思いながらも剛さんの視線の先を見てみたら…どう考えてもキミら吹いてへんやろ?っていうようなジュニアの皆さんが、後ろのひな壇でホーンセクションを熱演中(笑)。それを冷ややかに見つめてる剛が面白くてたまりませんでした。あはは。それじゃ跳べねえよなあ。
曲の最後で剛さんは「もっともっと、皆こっちに来いよ!」とシャウトしておりました。でも…ドームでは行きたくても行けねッス。遠すぎるッス(T_T)。ワタシが個人的にコレの直前に見たライブが1000人ぐらいだっただけに、その空間濃度が違いすぎてなんか悔しかったです。やっぱもっと狭い会場の方がイイなあ…。せめて1万人クラスの。←なんてささやかな願いなんだ…(T_T)。
■ジュニアコーナー。
続いてジュニアコーナー。中心メンバーは山P、トーマ、風間君、ジミー、あとKAT-TUNとINGとJ-Support、MADといったところでしょうか。MADの塚ちゃんのバク転連続がスゴスギでしたね。風間君のイントロデュースでメンバーが紹介されます。あ、FIVEってちゃんと紹介されたっけ?されてないような気がする。今回もツヨソロでは活躍してたのになあ。中江川かっこ良かったよ。そして牧野はカワイイ(笑)。でも、ジュニアのコーナーは年々あんまり盛り上がらなくなってきてますねえ。だってジュニア見たい人はジュニアのライブもありますからね。以前は、ジュニアが見れるのは先輩グループのライブの中のこのコーナーだけだったワケですけど。あんまり意味がなくなってきてるんだろうな。
■フッコッ!(だから一体何て言ってるんだろう…)
再び暗転。レーザー光線が完全に音にシンクロして四方八方から照射されます。レーザーなんてジャニコンでは見飽きてると思ってたんですが、1年ぶりに見たからなのか、下から上に向かって伸びる光線のレイアウトが新鮮だったのか、とってもきれいだあーと見惚れてしまいました。すると、イントロはアレンジされててわかりづらかったのですが『No Control』(略してノーコン)ですね!やっぱやると思ってた!でもこの真紅の上下は衣装は前々回の冬コンの焼き直し…(^_^;)?ラインストーンをつけただけのような…いや、ま、いっか。とにかくこれを着た光一さんは恐ろしくカッコイイから、何も文句はないです。「you
got!」(だからよくわかんねーんだけどさ)のシャウトもビシッと決まって(30日は言ってなかった…)、観客のボルテージも一気に上がります。「青いイナズマ」の木村君の「get
you!」に匹敵するシャウトだ(笑)。でもね、この曲ってガンガンに踊るのかなー、と思ったら、そうでもないんですね。わりかし抑制の効いたダンスで。ちょっと物足りなさも感じました。
■イリュージョン+ソロ。
ステージ上に二つ、箱が出てまいります。剛さんがその中に入ってしまうと、スモークが箱の中に充満。あっという間に剛は消えてしまい、一人ステージに残った光一さんが、沢山の女性ダンサーを従えて『MISTY』を踊ります。そう!今回はキンキコンで初めて女性ダンサーが投入されたんですねえ。これを指して「キンキも大人になったねえ…」なんて話しているファンのおねーさん方がいて、一緒にしみじみしてしまいました。♪ダーラスタラン、スダーラスタランダン、のトコの振付が微妙でちょっとおかしかったりしたんですが(笑)、この「MISTY」は曲のアレンジがカッコよかったなあ。毎年いろんな形で聴きたい曲ですね。
■伊集院先生に捧ぐ。
続いて光一さんがハコ入ると、またしてもスモークにかき消され、代わりに出てきたのは剛さんです。衣装は白と青のジャケット。一人で歌う曲は『やめないで、PURE』。これはアレですね。伊集院先生のために!っていうチョイスなんじゃないかなあ(爆)。昨年はいろいろ接点があったんでしょうからね。ああ、伊集院先生のお宅に遊びに行ったりとかしたのかしら…篠ひろ子の手料理ごちそうになったりとか…(妄想)。あの、「どーもとモード」で、林真理子の家なんかに行くよりもずっといい企画になっただろうなあ…。ここで剛さんは1人で結構長いこと踊るんですが、ブレイク系のカッコイイダンスっす。でもねえ、難しそうなこのダンスをバックのラファイとかも完璧に踊ってるんですよ。それにまずビックリしました。ジュニアもすごい。
■パクでも聞き惚れます。
光一さんも出てきて『Natural Thang』!しかも以前のコンサでやってた、1コーラス丸々1人が歌うって構成ではなく、CDオリジナルの通りに(つーかパクですけど)、交互に〜。ワタシは大体コンサ中はほとんどの曲を熱唱しておるんですが(←周り大迷惑)、剛の♪ねえ、いいだろ〜お〜、だけはなんだか一緒に歌うのがはばかられるというか、恐れ多い感じすらして(笑)、ここだけはいつも歌いませんです。すんげえ色っぽいですよねえ…。この曲の剛のダンスも好き。特に腕の動きがキューツ。
■キンキバージョンも録りましょう。ね。
センター花道先端の円形ステージに移動。するとステージが4つに分かれて互い違いにセリ上がり、ゆっくりと回転し始めます。ドームの天井には満天の星空の映像が映し出されて、『僕が持つ愛のすべて』。ビジョンには前回のカウントダウンライブの映像がモノクロでスローに映し出されます。今年のJフレシングル「ALWAYS(A
SONG FOR LOVE)」のカップリング曲ですね。「青の時代」「もう君以外愛せない」などを作ったcannaの周水の作詞・作曲です。このCDを聴いてるときも思ったけど、やっぱJフレのなかでもキンキさんの声が一番この曲にしっくりくる。んもうJフレバージョンの何倍もキンキバージョンの方がいいですよう(T_T)!Bメロのハモりも美しいし、♪今日の最後は君だけに〜、の光一さんの高音にはトリハダ立ちました。名曲です。また、ライブの構成としてはこのへんでバラード、というのはとっても妥当だと思うんですけど、「E
album」をフィーチャリングしているからといって、「Love
U4 Good」ではやっぱり違かったかなー、と思うんですよね。しかし「もう君…」などでもお約束っぽいし。そういう意味でもこの選曲は絶妙だったなあと思いました。
■かなりのぐるぐるですよ。
♪君と、いつまでも…と剛が前の曲をしっとりと歌い終えると、『愛されるより愛したい』のアレンジインストが流れ始めます。ちょっとダークなんですが行進曲ふうなアレンジ。ステージにはジュニアがそれぞれ太鼓などを片手に出てまいりまして、ジャンジャンドカドカ演奏します。なかでも面白かったのが、センター花道をシンバルを手に並んで歩く赤西&亀梨。すんごいマジメな顔で歩いてる…でも手にはシンバル(笑)。なーんて面白がっていると、曲調が一瞬静かになり、正面ステージ上方から垂れたロープにつかまって光一さんが登場。何をするのかと見ておりますと、両手でロープにつかまって、鯉のぼりのように体を横一文字にキープしたかと思うと、ぐるぐるぐるぐる回り始めたのです。んもうぐるぐるですよ。キミはアレグリアか?サルティンバンコか(^_^;)?ア、アイドルなんだから、そんなことまでやらずとも…とか妙に切なくなったりもしたけど(サーカスって本来切ないものだからねえ…)、曲芸の域にまで芸を磨いてしまう光一さんには、やはり素直に脱帽すべきでしょう。アンタはエライ!かくし芸にもそれで出てくれれば完璧(笑)!確か30日は、垂れたロープの下端はそのまま奈落の下にまで達していて見えず、おそらくステージ下で誰かがロープを回していたかと思うですが、この日は勢いよく回りすぎて、回転を止めるとき光一さんの体が振られてちょっと危なそうに見えたんですよね。31日以降は、下でロープを回す人もステージの上に出てきてやっていたように思います。
■服を脱がしてもらう歌(c)堂本剛。
回り終わってやっとステージに足が着いた光一さん、きっと頭の中はまだぐるぐるしているでしょうに(笑)、休むひまもなく♪what's
so funny?…と『-so young
blues-』が始まります。左右のビジョンにはフィルムコンで流れたこの曲のPVが同時に流れます。このPVの出来があまりによいので、ステージじゃない思わずビジョンの方に目が行っちゃったりしたなあ。勿論このナンバーですから女性ダンサーが沢山出てまいりまス。♪真っ白な愛で〜…、のところで女性ダンサー2人が横を通りすがりに光一さんのシャツをはだけさせる、という演出も健在。剛が「シャツぐらい自分で脱ぎなさいよ!」って何回も抗議していたトコロですね(笑)。衣装は赤基調のシャツに黒いパンツ。今回光一さんのソロ衣装は、どちらもシャツ(ブラウス)+パンツのみ。しかもシャツはパンツにキチンと入ってる。上にいろいろ着てると踊りづらいんだろうなー、とは思いますが、ジャケット着て踊りにくそうなのを敢えて!ってところがカッコ良かったりするんですよねえ。PVそのままに黒いジャケットとか着てもらってもよかったかなーと思います。
■究極Mソング。
続いて剛ソロ。冒頭にギターソロありーの、イーチ、ニー、イーチニー、…ダー!で発破!『百年の恋』。剛ファン待望のライブ披露。ワタシもアリーナ最前とかだったら大いに頭を振りたいところですけど、天井に近いスタンドとかだったんで心もちペンライトを激しく振るぐらいのノリにとどまりました(笑)。ここでもサイドのビジョンにPVが流れます。これは初公開ですよねえ。クリップ集がもうすぐでるもんですから、あとのお楽しみにしようと思ってビジョンはあまり見てないんですが、♪僕の上にまたがりんさ〜い、ってところをカメラ目線で歌ってたのには爆死しましたね。そ、そんなことを言いながら見るんじゃねー(笑)。剛さんは♪今日も空は美しいです、ってところを♪今日も君達は美しいです、とかなんとか歌詞を変えてシャウトするのがお約束になってたようです。でも、元旦だけは変えないでそのまま歌ってたんですよね。その代わりといっては何ですが、元旦は最後の♪玩具(おもちゃ)にしんさい、ってところを切なげに絶叫していたのがなんとも下半身にきました。ぐっ…してやる(笑)!なんでこうSゴコロを掻き立てるんでしょうこの人は(爆)。全く。最後、まるで火の玉が飛ぶように、流星が流れるように四方から火花が散って、幕。
■結構キレてたんです。
ここで光一さんも出てきて、『あの娘はso fine』。ここでこの選曲は少々安易という気もしましたが、とにかくひとしきり盛り上げて2回目のMCコーナーに突入です。この曲に限らず、今回キンキさんてばほんとよくアリーナや外周の通路に下りてきて、脇のお客さんと沢山ハイタッチしてましたねえ。2人とも明らかに降りてきちゃいけないところを歩いちゃって。周りの警備もおおわらわ(笑)。もしかしたら彼ら自身、客との距離が遠いのが歯がゆかったのかなあ。だからこういう行為に出たのかもしれないなあ、なんて思いました。だって31日は、この曲後に光一さん、「うん、いい一体感ですね」って確認するように言ってたんですよ。30日にあんまり盛り上がらなかったこともあり、客が戻ってきたって感触をつかんでようやくホッとした、って感じに見えましたもん。
そうそう、どうでもいいですけど、「百年…」からMCまでずっと履いてる剛さんのグレー(シルバー?)のパンツがかなりピチってます(爆)。ピチピチ。イヤン。もう双眼鏡で見てると、ノゾキをしているような気分にすらなりましたわ。マーシーの気持ちが少し理解できた…。←ウソ。

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■ジュニアコーナー2。
INGとJ-Supportが、それぞれ『Love Together』『Private
Hearts』を歌います。前者は光一さんの作詞、後者は作曲ですね。改めて光一さん…活動が多彩スギ(笑)。INGはやっぱラファイの声がとってもかわいいですねえ。うまいし。うまいといえばJサポにもバリバリフェイク入れてる上手なコがいました。アレは一体誰だったのだろう。Jサポの曲は初聞きでした。いい曲じゃないですかー!サビの主旋律と副旋律がからむとことか、ワタシはかなり好きです。もうセルフカバーしちゃえ!
■思い切った変更点。
次は光一ソロ。大阪では「幻炎」だった、と聞いていたんですが、東京では「SHOCK」のナンバーから、『My Truth』になったようです。ずいぶん思い切ったことしますねえ。ワタシは、コンソロで光一さんの展開する別世界空間、コレがなくちゃキンキコンじゃねー、と思ってるんですけども、今回の光一ソロはどちらも何故かインパクトが弱かったなあ…。既に一度見たことあるからかしら(「そーやん」に関してはそうだろうなあ…)。それとも「PJ」でこういうのが毎週見れるようになって、自分の感覚がマヒしちゃったのかなあ。単純に選曲のせいだと思いたい。この曲も、たぶん劇場で見れば「うわー!」と思うんだろうなあ、と双眼鏡でのぞきながら思いましたもん。でも、劇場で踊りを魅せることと、ドームの端まで自分を届けることは、想像以上に違う種類のものなんだろうな。
■僕らが大事にしたもの。
光一さんはけて、剛がアカペラ風のコーラスをバックに♪今、君に伝えたくて〜、とワンフレーズ歌います。『月光』だ〜!改めてイントロが流れてきて、光一さんも合流。2人でワンコーラス歌うと、キンキは左右に分かれ、ステージの端から小さな可動ステージに移って、外周をゆっくりと回りながらバックネット前にしつらえられたステージまで移動します。衣装はパープルと豹柄の組み合わせ(…)。でも光一さんの胸に挿してた大きな羽っぽいコサージュはかわいかったです。♪今、君に伝えたくて〜、ってトコロを光一さんが手を差し伸べて歌ってたんですが、勿論「君」はオレじゃねえ(笑)、ってわかっていながらもきゅーんときましたよ。うう、王子だ。大晦日は確か向かって右の可動ステージが途中で動かなくなっちゃって、降りて歩いて移動しておりました。今度はバックネット前から、逆に正面ステージに向かって移動しながら、『Broken冷蔵庫』。可動ステージ上にはジュニアも同乗してワイワイやっております。大晦日はここで思いっきり私服風のタッキーと翼と嵐が登場して、一緒に外周を回ってました。
■あなた脈打つ限り、ってエロいよね。←バカ。
続いて、剛ソロ。Tシャツ1枚、最初から最後までアコギ一本で、一人で弾き語ります。当初はキチンとアレンジしたオケがあったらしいのですが、ドームに入ってからのリハで急遽アコギ一本に変更したそうですね。光一さんに「お前、ほんまやらしい(笑)」とMCで言われてましたね。タイトルは不明です。左右のビジョンに歌詞が出てました。記憶にあるところを再構成するとこんな感じ(意訳だから著作権侵害じゃないよね…?)。
あなたが涙を流しておられます。
大人びたふりをして私は言います。「その雫、庭の花にあげましょう。」
雨のなか、傘も持たずに立っておられるようで、胸が切なくなります。
あなたを悲しませるものを、唇からませ、忘れさせましょう。
そばにいとうございます。いつまでもそばにいたいのです。
あなた脈打つ限り、二人戦って行きましょう。
私、あなたを疑ってしまったのです。
信じるよりもたやすいことと知りながら。
あなたの切った髪すら、何か意味を持っていそうで、
「綺麗だ」と正直な心が口からこぼれません。
ツンとした美しい人、ぶさいくな私の心を切り裂いてください。
そばにいとうございます。いつまでもそばにいたいのです。
もし、死が舞い降りたとしても、恐怖すら食べてしまうでしょう。
そばにいとうございます。いつまでもそばにいたいのです。
あなた脈打つ限り、二人戦って行きましょう。
ダザイにハマったという剛さん。ちょっと古ぼけた言葉に魅力を感じているようです。JフレのCDに寄せられたメンバーからのメッセージの中に、「涙しただけ、強くなりまする 堂本剛」という文字を見たときは正直、「うわー(^_^;)」と思いましたが、ここまで一貫してマイブームならそれでそれでよろし。好きにやりなはれ。←誰だ。
この詞のファーストインプレッションは、「利家とまつ」(笑)。言い回しが古風なもんですから、戦国時代を生き抜く男を支えていく、芯の強い女の詞、って感じでね。コレ絶対今年の大河の主題歌っしょ?!とか一人盛り上がりました。←バカ。…でも、よくよく聞いていくと、わかんなくなってくるんですよね。一応女性サイドから書いた詞なんだろうなあ、とは思うんです。剛さん、「私」を「アタシ」ってハッキリ言ってた箇所もあるし。「アタシ」っていう男はあんまりいないだろうからさ(永六輔とおすピー除く)。でも、男性っぽいところもあり…交錯してる。すごいトランスジェンダーな感じがしました。うん、性別とか気にしないで素直に聞けばいいのかな。何かに「寄り添って」生きていきたい、という想いがすごく伝わってきて切なかった。心の洞(うろ)に触れた気がしました。そういうのを無防備にさらしちゃうところが、痛いけど、彼の才能なんだろうなあ。いいソロでした。
■ドーム規模で魅せます。
ちょっとしんみり。するとその雰囲気を引き継いで、光一さんがセンター花道先端ステージで、♪ずっと、君と生きてくんだね〜、とスローに歌い始めました。『僕の背中には羽根がある』。ちょっとPJでやった二胡バージョンぽい。ワンフレーズ歌い終わると、衣装替えを終えた剛が合流して、あのイントロのポーズをドームのド真ん中でビシッと決めます。絵になる〜。ここでは何故か毎回拍手すら起きてたもんなあ。この曲は勿論「聞かせる系」に入ると思うんですが、間奏や後奏のダンスもオリエンタルで素敵ですね。優雅だ。再びイントロを同じポージングを決めて締めます。
間髪入れずに『硝子の少年』。ワタシ、イントロのウィンクぐるぐるからライブで見たのって初めてのような気がする。嬉しい(^_^)。31日は、MCの公約通りにここを2人のボクシングのようにして踊ってくれました。でもワタシはすっかり忘れててちゃんと見えなかった…ぐっすん。曲アタマから通しては歌いませんで、大サビ前の♪僕の心は…から短めに。続く『このまま手をつないで』もサビのみで短かかったです。でもこの曲、このイントロ聞くと、ああ、キンキコンに来たなあ、ってつくづく実感しますねえ。
■大感動。
いよいよ楽しかった時間も終わり。正面ステージに2人が立ち、『手を振ってさよなら』です。この曲、CD聴いた時点では全然ひっかからなかったんですが、もうコンサで聴いたら大感動でした。大感動、大合唱。曲の情景とコンサートの終わりっていうシチュエーションがシンクロして、とても自然な形で会場が一体化しましたよ。キンキさんもすごく曲に没入して歌ってくれてました。ワタシはこれ聴いて、やっぱりこのコンサートに来てよかったなあと思いました。特に30日は、ノリたくても全然ノリきれない状態でここまできてしまってて、「オレ何しに来てんだろう…来年からは地元のコンサートに行くだけでいいかな…」なんて半ば本気で考えてたんですよ。でも、この曲を聴いて大納得でした。きっと次のコンサート等でオーラスにこの曲を歌われても、もう二度とこんなに感動することはないだろう。極めて当たり前のことですが、今日の感動は今日しか味わえない。だから、やっぱり、来てよかった。そして来年からも、こういう瞬間を求めてライブに足を運ぶんだろう。そんなことをステージ上にキラキラと舞い上がる紙吹雪を見ながら思いました。
■2人の曲でお別れ。
感動のあまりもう「終わった」と思ってましたら、これがオーラスではありませんでした(^_^;)。ステージ上でさらに上昇するセリに乗りながら、「今日は皆さん、どうもありがとうざいました。それでは最後に、僕と剛で作った曲、『愛のかたまり』を聴いてください」というご挨拶が入ります。あの、ワタシは、ハッキリ言ってこの曲はコンサートの幕引きとしては力不足だと思います。でも、光一さんは曲そのものではなく、「意味」でこの曲を選んだ。それは曲アタマのご挨拶を聞いてもわかるように。なんかそういうことを考えると、光一さんってキンキを大事にしてるなあ、やっぱりアツイ人だなあ、とつくづく思いますね。うんうん。今年も応援しますよ。で、本編終了。
■アンコール…?
今回は、アンコールの余地なし!本編が終わるとすぐ、「硝子の少年」のフレーズをFIVEの石垣君(だよね多分…)がキーボードで演奏。すぐに明転してキンキさんが出てきます。衣装は真っ白なスーツに、インナーは光一さんが赤いシャツ、剛は黒いシャツ。これ、「LOVE
SICK」の衣装なんですね。大阪ではここでやったそうで。見れなくて残念でした。このお衣装に不似合いな(笑)アンコール1曲目は『HONEY RIDER』。外周を走って回って、バックネット前ステージに到着すると、そのステージがかなり上まで上昇、下では花火が点火されぐるぐるぐるぐる回っております。確か31日だったと思うけど、剛が目の前の外周を走っていったとき、「よーし」って感じで助走してフェンスによじ登ったもんで、かなりテンション上がりました。2人とも、カウントダウン含めて今回フェンスにはもこの時しかよじ登ってなかったような気がします。しかしキンキさんのキレっぷりとは対照的に、あんまり客はノッてなかったですねえ、この曲(^_^;)。オレもあんまり好きじゃないけどさー、♪もう最高にロマンスな夜〜!って叫びましたよ。ああ叫んださ。ライブでこのタイミングでやられたらやっぱ「ギャー!」ってなりますよ!
さらに『Rocketman』でアンコールダメ押し。光一さんはこの曲で跳ぶのがほんと好きだなあ。「エビバデ、ジャーンプ!」って何回も言ってた。少々飽きた気もせんではないが…言われたら跳びますよ。それはファンの使命だから(笑)。でもキミの相方が会場で一番跳んでないので、まず注意してやってください(爆)。
■KinKi Kidsここにあり。
そして、『KinKi
Kids Forever』へ。ジュニアは正面ステージに全員引っ込んで、キンキさんだけセンターステージに残って歌います。31日は滝・翼・嵐もアンコールで再び出てきたのですが、「KinKi…」が始まると、もう誰も彼らなんか見てない。ドームのど真ん中にいる2人しか見てません。彼らには悪いけど、なんか爽快でした(笑)。光一さんが♪No
one who cares…ってトコを客席に振ったときは、皆ちゃんと皆歌ってましたが、やっぱり英語バージョンだと歌詞はハッキリわかんないなあ。とっても一緒に歌いたい曲なので、何かに掲載してもらいたいッス。光一さんが「C'mon!」とシャウトすると、銀テープが空高く発射。そしてそれが終わりの合図。元旦は最後、2人ともここで拳を掲げて歌ってましたよね。力強かったです。
三方に礼をしてはけていくとき、一番今回調子のよかった31日は、剛さんは音が消えた後も「みんなホンマ…ありがとうございましたっ!」と言って去って行きました。カワイかった〜。それから元旦のみ、Wアンコールで『フラワー』がありました。
いいコンでした。いいコンでしたけど…彼らは確実に新しいフェイズに移行しつつあるんだなあ、という気がしました。1年というブランクがあったんだから、彼らが変わっているのは当たり前だよね。でも、何かが変わりつつある中で、過去のコンサとかアジア他国でのコンサの熱狂を必死で再現しようとしてる。そんなふうに感じたところもありました。変わることは怖くない。どんどんどんどん、変わっていって欲しいですね。
以 上

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