ニセコ五色温泉 ニセコ五色温泉旅館

温泉名にせこごしきおんせん
ニセコ五色温泉
施設名にせこごしきおんせんりょかん
ニセコ五色温泉旅館
所在地ほっかいどうあぶたぐんにせこちょうにせこ
北海道虻田郡ニセコ町ニセコ510
場所概略ニセコ市街地より道道66号線を北西に行く。道道207号線との交差点を右折し、さらに道道66号線を北に向かう。道道66号線が2つに分かれるY字路を右に行く。道道66号線をさらに北へ行き、道道58号線との交差点を右折して、道道58号線を東へ行く。左側にある。
駐車場専用駐車場あり。50台くらい停められる。無料。
営業時間8:00〜21:00
料金\500
風呂数男女別露天風呂各2、男女別内風呂各3
脱衣所男女別各2
泉質含フッ素・食塩・苦味−硫化水素泉(低張性緊張性高温泉)
湯色白濁色
問合せ先0136-58-2707
入湯日2004/9/20
感想すばらしい! 久しぶりの硫化水素泉に感動した。すべて掛け流しでいい。浴場は2つあり、1つは新しく、1つは古い。古いほうはからまつの湯と呼ばれている。新しいほうは内風呂が2つあり、ちょうどいい温度とちょっと熱めの湯だった。
評価5

 ニセコ五色温泉は、私が「一人旅 −北海道へ2−」編で16番目に行った温泉です。そして、15番目に入った温泉です。
 ニセコ五色温泉はスキー場で有名なニセコ高原にあります。
 ニセコ五色温泉に行くには、JR函館本線のニセコ駅より道道66号線を北西に向かいます。途中にニセコアンヌプリ温泉 ニセコアンヌプリ温泉が見えますが、通過します。さらにニセコ昆布温泉 鯉川温泉旅館もあるのですが、これまた通過します。そして、上り坂をひたすら上ると、ニセコ湯本温泉 国民宿舎 雪秩父が現れますが、通過します。すると、道道58号線と交差します。右折して道道58号線を東へ進みます。すると、ニセコ五色温泉 五色温泉旅館に到着することができます。
 五色温泉旅館は比較的新しいロッジのような外観でした。以前の旅館が老朽化したため、建て替えたみたいです。
 浴場は2つありました。それぞれ「展望風呂」と「からまつの湯」と呼ばれていました。
 私はまず、展望風呂へと向かいました。
 展望風呂は、その名のとおり男女別露天風呂がありました。また、男女別内風呂も2つありました。
 私は内風呂から入りました。内風呂の1つはちょっと熱めのお湯でした。もう1つはちょうどいい温度のお湯でした。
 次に奥にある露天風呂へと向かいました。
 露天風呂の大きさは20人くらいいっぺんに入れるほどの大きさでした。景色はあまり覚えていません。北海道の雄大な自然の景色があったと思います。
 それよりも私は温泉のほうに感動を覚えていました。お湯は硫化水素泉という感じのお湯でした。色も白濁色で、においも硫黄のにおいがしました。う〜ん、いい感じです。たまりませんっ! しかも源泉掛け流し! すばらしいです。そんなことに感慨にふけっていて、景色はあまり覚えていませんでした。


 温泉成分分析表を見ると、泉質は「含フッ素・食塩・苦味−硫化水素泉」と書いてありました。苦味(くみ)というのは硫酸イオン(SO42-のことです。これがマグネシウムイオン(Mg2+)と合わさると硫酸マグネシウム(MgSO4になります。これを主成分とする温泉の旧泉質名は「正苦味泉」と呼ばれています。読みは「せいくみせん」または「しょうくみせん」です。新泉質名だと「マグネシウム−硫酸塩泉」です。なめると文字通り苦い味がします。
 この温泉成分分析表では苦味と書いてありますが、正苦味でもいいと、私は思いました。なぜならば、Mg2+が45.69mval%、かつSO42-が66.50mval%も入っていて、これらが主成分となっているからです。ひょっとしたら、正苦味の間違いかもしれませんね。
 というわけで、私なりに考えた泉質名は、旧泉質名では「含フッ素・食塩・正苦味−硫化水素泉」、新泉質名は「含フッ素−マグネシウム・ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)」です。間違っていたらごめんなさい。m(_ _)m
 さて、本題に戻しましょう。
 展望風呂のあと、私はからまつの湯へと向かいました。
 からまつの湯には男女別露天風呂1つと男女別内風呂1つがありました。こちらは古いだけあって浴槽の木枠が黒ずんでいました。年季を感じさせますね。(^o^)
 こちらの露天風呂もいい景色を眺めることができます。でも、私はほとんど覚えていません。私の好きな温泉に浸かることができ、それに満足してしまったからです。それだけここの温泉がすばらしかった!ということです。
 個人的にお薦めの場所です。

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