温泉名 | しばせきおんせん 柴石温泉 |
施設名 | たきゆ 滝湯 |
所在地 | おおいたけんべっぷしのだ 大分県別府市野田 |
場所概略 | 大分自動車道の別府ICより県道11号線を北上する。坊主地獄先交差点を右折して、国道500号線に入る。鉄輪温泉入口交差点を左折して、県道218号線に入る。県道218号線(鉄輪温泉入口交差点左折)を北上すると看板が見える。川のそばにある。 |
駐車場 | 町営駐車場あり。第1駐車場がいい。30台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 24時間 年中無休 |
料金 | \0 |
風呂数 | 混浴打たせ湯1 |
脱衣所 | 男女共用1 |
泉質 | 鉄泉? |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | 0977-24-2828(別府市観光協会) |
入湯日 | 2003/8/20 |
感想 | 打たせ湯1つしかないシンプルな無料の露天風呂。川の近くにあるのがいい。3つの打たせ湯からちょっと熱めのお湯が流れていた。打たせ湯のとなりに浴槽があったが、お湯が引いていなかった。ここに入れるようにしてほしい。 |
評価 | 4 |
柴石温泉は、私が「一人旅 −九州へ−」編で9番目に行った温泉です。そして、6番目に入った温泉です。
柴石温泉はJR日豊本線 亀川駅の西にあります。
柴石温泉に行くには、大分自動車道の別府ICより県道11号線を北上します。北上すると国道500号線にぶつかるので、右折して別府方面に行きます。国道500号線に入るとすぐに鉄輪温泉入口という交差点が出てきます。その交差点を左折して、また北上してください。この道をまっすぐ行くと、血の池地獄、そして竜巻地獄に行くことができます。しかし、柴石温泉はそこまで行きません。途中で野田トンネルがあるので、そのトンネルをくぐります。くぐった先に道が大きく右にカーブします。その右カーブに左に入る道があるので、右カーブを曲がらずに直進するようにその道に入ってください。看板があるのでわかると思います。明礬温泉 鍋山の湯、明礬温泉 泥湯、そして明礬温泉 ヘビん湯に行くのと同じような感じです。(^^; すると、川沿いの道になります。その道をまっすぐ行くと柴石温泉に着くことができます。
柴石温泉 滝湯は川沿いにある温泉施設です。第1駐車場の近くにあります。私は滝湯の正確な場所を知らなかったのですが、「とりあえず第1駐車場でいいかな。」と思って気楽に停めました。でも、これが正解! 滝湯に一番近い場所でした。
第1駐車場にはお地蔵さんが祀(まつ)られていました。その下に「むし湯」という入口がありました。えっ、こんなところにむし湯があるの!?と思ったのですが、その文字の下に「むし湯跡」と書いてありました。昔はむし湯があったのですが、今は跡だけが残っているみたいです。
第1駐車場から川へ歩いて行くと、滝湯はあります。ガードレールの隙間から下に行く階段があるので、そこから滝湯に行くことができます。
滝湯は混浴の打たせ湯です。脱衣所も男女共用になっています。柴石川の川沿いにあるので、対岸からは丸見えです。女性にはお薦めできないかも・・・。
中に入ると、簡易的な脱衣所がありました。そして、脱衣所の先には滝湯がバチバチと音を立てていました。3本の滝湯が勢いよく下に落ちていました。
滝湯の浴槽?は全体的に茶褐色に変色していました。鉄分が多いためと思われます。金気臭もしました。
打たせ湯の下に入り、私はそのお湯を浴びてみました。熱い! そんなに熱いと思っていなかったので、その熱さにびっくりしてしまいました。どれも熱かったです。あまり長くいることはできないと思います。
打たせ湯の奥には小さな浴槽がありました。実は、私が滝湯に来たのは、打たせ湯よりもこちらの浴槽に入るためでした。私が持っているガイドブックでは、郡司勇さんが入浴している姿が写真で掲載されていました。その写真を見て、私も入りたいと思って来たのです。
打たせ湯でお湯を浴びたあと、私はそちらへと向かいました。すると、あれっ!? お湯がない・・・。 「うっそ〜!」という感じでした。(T_T)
そのガイドブックは発行が1999年のため、1999年までは浴槽にお湯があったということでしょうか。そして、今ではお湯がない状態が続いているということでしょうか。ちょっと残念でした。ぜひ復活させてほしいものです。
ちょっと肩を落としながら、私は滝湯をあとにしました。
このような無料の温泉施設がいつまでもあって欲しい、と思いました。