松川温泉

 松川温泉には宿がいくつかありますが、私はその中の「松楓荘」と「松川荘」に行ってきました。まずは松楓荘について記します。松川荘は第2部に記します。

温泉名まつかわおんせん
松川温泉
施設名しょうふうそう
松楓荘
所在地いわてけんはちまんたいしまつおよりき
岩手県八幡平市松尾寄木1-41
場所概略東北自動車道の松尾八幡平ICより県道45号線を経由して、県道23号線(アスピーテライン)を西へ行く。あとは松川温泉の看板に従う。
駐車場専用駐車場あり。20台くらい停められる。無料。
営業時間8:00〜20:00
料金\400
風呂数混浴露天風呂2、男女別内風呂各1、女性専用露天風呂1
脱衣所男女共用1、男女別各2
泉質酸性単純硫黄泉(硫化水素型)
湯色白濁色
問合せ先0195-78-2245
入湯日2001/7/5
感想本当は岩風呂と呼ばれる建物から離れたところにある露天風呂のほかに、建物内の露天風呂の1つが混浴風呂なのだが、内風呂が改装中だったため男性専用になっていた。ゆったりくつろぐことができた。
評価5

 松川温泉 松楓荘は、私が「一人旅 −北へ−」編で40番目に行った温泉です。そして、33番目に入った温泉です。
 松川温泉は岩手山の西側に位置しています。松川温泉のあたりは国内有数の地熱地帯で、1966年(昭和41年)に日本初の地熱発電所が稼動を始めたところです。
 松川温泉に行くには、東北自動車道の松尾八幡平ICより県道45号線を西へと向かいます。それから、突き当たったT字路を左折してください。ちなみにT字路を右折すると、玉川温泉後生掛温泉蒸ノ湯温泉藤七温泉などがある八幡平温泉郷へ行くことができます。
 左折したあと約1kmほど南下すると信号機付きの交差点が出てくるので、そこを右折します。あとは松川温泉の看板のとおりに直進してください。松川温泉に着くことができます。
 松楓荘は松川渓谷の自然の中に溶け込んでいるような佇まいを見せている建物です。受付でお風呂に入りたいと言ったところ、男女別の内風呂が改装中のため入れないと言われました。しかし、洞窟風呂はちゃんとやっていると言われました。この洞窟風呂は松楓荘の自慢のお風呂で、人気があります。洞窟風呂に入れるならいい、と思いました。
 男女別の内風呂が改装中のため、本来ならば宿の中にある混浴露天風呂の浴槽が男性専用になっていました。そして、女性専用露天風呂はそのまま女性専用露天風呂でした。本来の混浴露天風呂をそのまま混浴露天風呂のままにしておいてもよかったのに、と思いました。混浴にしても女性はほとんど入ってこないと私は思ったからです。宿の配慮としては男性だけのお風呂を確保したほうがいいと考えたのでしょうか。
 さっそく、混浴から男性専用になった露天風呂に入ってみました。浴槽の扉を開けると、露天風呂の奥には川が流れていました。露天風呂のすぐそばで水しぶきを上げながら勢いよく水が流れています。高低差もあまりないので、その水しぶきがかかってきそうなくらいです。露天風呂には誰もいませんでした。またもや貸し切り状態! 露天風呂の色は白濁色でした。きれいないい色です。浴槽は岩でできていました。しかし、木の枠を使ったりして木のぬくもりも演出していました。お湯の温度もちょうどよく、川を見ながら楽しむことができました。ただ、気になったのが仕切り板やはり(梁)が多かったことです。仕切り板は透明のアクリル板が何枚かあって、それらが浴槽の所々に立っていました。そして、それらを支えるためでしょうか、はりが浴槽をまたいでいました。奥まで行くには、はりをまたいで行かなければなりません。これは混浴露天風呂のため、女性のスペースを確保したかったからでしょうか。私としては邪魔なだけのような気もしました。仕切り板を設けるのであれば、後生掛温泉のように1枚だけドンと設けてほしかったです。
 露天風呂から出たあと、私はこの松楓荘の看板である洞窟風呂へと行きました。洞窟風呂へ行くには先ほど露天風呂で見た川を渡らなければなりません。それを渡るためにちゃんと吊り橋がありました。吊り橋は小さい木の橋でした。吊り橋を渡っていると、その洞窟風呂がだんだん近づいてくるのですが、何か不思議な感覚が込み上げてきます。橋を渡りきるとその洞窟風呂が見えてきます。洞窟風呂へと下りる階段があるのですが、そこを見下ろすと白いお湯をたたえた浴槽が見えました。この洞窟風呂は日によって微妙に色が変わると言われています。私が見たときには白濁色というよりも、透明感がある緑がかった白濁色という感じでした。
 洞窟風呂の脱衣所は、簡易的な棚とかごがあるだけでした。このような露天風呂に豪華な脱衣所はいりません。自然と一体になれる場所に、人間が作る豪勢な人工物など排除すべきです!
 洞窟風呂のお湯はこれまたいい温度でした。しかも洞窟のような構造になっているので、熱がこもるのでしょうか、すぐに体が温かくなってきました。景色は、上を見上げると空が広がっているだけで、川の流れを見ることができないし、それほどよくはないと思います。しかし、自然と一体になれるいい場所でした。
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