ジャッカル　　　　　　　　　　食肉目イヌ科 ジャッカルは食肉目イヌ科の動物でアフリカには三種類が生息している。体つきはキツネに似ているが、ホンドギツネなどよりも一回り大きい。そのうち東アフリカでよく見かけるのがセグロジャッカル。首の付け根から尻にかけて背中には黒褐色の目立った帯があり、その名前の由来となった。ジャッカルは原則夜行性であるが、朝夕には活発に活動する。ナショナルパーク内では日中でも結構活動的で見かけることも多い。ジャッカルは昆虫、鳥のヒナや卵、トカゲ、ヘビ、ネズミ類、更にはガゼル類の幼獣まで捕食するが、意外にも野イチゴや果実などの植物も食べる。このように雑食性だが屍肉を漁ることが多い。同じ屍肉漁りのハイエナには厳しいライオンもどういうわけか、ジャッカルには比較的寛容で、ライオンのすぐそばから獲物の肉片をかすめ取ることもある。一方、獲物を食べているチーターに近づくとジャッカルを目の敵にする。群れは作らず、ペアーで行動することが多い。しかし、サバンナでは４〜５頭の親子が共に行動していることが多い。子育てはジャッカルの特徴であるヘルパー制による場合が多い。独立前の子が両親のもとにとどまり、次の弟妹の世話をする。このヘルパーの有無が幼獣の生存率に大きく影響するという事が確認されている。
	ジャッカル プチハイエナのところでも書いたが、サファリ−のガイドは大物狙いで、 ジャッカルなど小動物には興味を示さない。 ジャッカルはプチハイエナにくらべればあちらこちらに出没していたが、 じっくりと写真に撮ることはできなかった。 ジャッカルの方は意外に狩りは不得意と見えて、もっぱら屍肉を探してうろついている。
	1.ライオン　　２．ヒョウ　　３．チーター　　４．ハイエナ　　５．セグロジャッカル　６．

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