一般質問集
令和5年6月 一般質問
福川タカ子の一般質問(六月議会)
   6月28,29,30日

◆22番(福川鷹子議員) 
皆さん、おはようございます。
久しぶりにトップバッターで質問をさせていただく機会をいただき、ありがとうございます。今回は、大きく分けて3項目したいと思います。
1番目に学校問題について、2番目は安心安全について、3番目は環境問題についてさせていただきます。

1. 学校問題について
(1) 教師不足解消に向けて
 1番の学校問題の(1)教師不足の解消に向けてでございます。私は「教師」と伝えていましたけれども、「教員」に変更させていただきたいと思います。
 現在、学校の教職員が不足しています。そのため、過去に教員経験のある人やそれなりの学校を出て免許証を持っているが今は別の職業で働いている人等々が近くにお知り合いでいた場合、紹介して   ほしいという声をよく耳にしています。また、教職員担当の先生から頼まれた別の人に声かけすることもあるようです。複雑な教職員探しが広がっています。現在は、学校の教員にかかわらず、病院の看護 師さん、保育園の保育士さん、運送業の運転士さん等々、様々な職種で人手不足になりつつある時代です。しかし、教員不足は深刻です。未来を生きる子供たちの将来のためには早急に対応すべきです  が、朝霞市は現在教職員不足をどのように解消されているのかお聞きしたいと思います。

◎野口邦彦学校教育部長 
 1点目の学校問題についての(1)について御答弁申し上げます。
 令和5年度当初における本市立小・中学校の教職員の配置につきましては、欠員なく新学期を迎えております。しかしながら、全国的に教員が不足していることや、今後、産前産後休暇や病気休暇などの 休職によりその代員が見つかりづらくなる可能性を考えますと、本市としても、これまで同様に、任命権者である埼玉県教育委員会と連携しながら、臨時的任用教員の獲得に努めていく必要があるものと  捉えております。

(2)児童生徒の通学路の安全対策についてです。
 学校の通学路になっている市道652号線が、幅員が極端に狭くなっている箇所があります。通り抜けが難しい道路であり、そこには市と警察の連名で注意喚起の看板が設置されているものの、なかなか守られていない。また、その場所の看板は統一されていない。「幅員狭し通り抜け御遠慮ください」と「幅員狭し通り抜けできません」と異なった看板になっています。車やバイクが、通り抜けできませんとあっても平気で通過してとても危ない。最初に走っていった車があれば、行けるものと信じて通り抜けようとするのは、当たり前の心理ではないでしょうか、皆さんだったらどうでしょうか。看板をしっかり読み、通り抜けができないのかと、走っていかなければいい話ですが、1台が走ると、次々と続いて走っていきます。また、行きたくなるのは当然ですよね。その道路は途中から極端に狭くなり、軽自動車なら何とかかろうじて通り抜けができるのですが、普通車は無理。おまけに、子供たちが登校するときにはとても危険なのです。でも、車やバイクが、子供たちのことも思いやらず、走って通り抜けている現状です。
 そのような危険な道路ですが、学校からは何の相談もないのでしょうか。また、文言の違った看板を設置していることも問題です。統一してほしいのですが、いかがでしょうか。

◎野口邦彦学校教育部長 
 次に、(2)について御答弁申し上げます。
 本市では、市内の児童・生徒の登下校中における安全対策といたしましては、通学路の市内49か所に交通指導員を配置しております。また、各学校では、通学路の危険箇所を把握するため毎年市内の通学路の安全点検を実施しており、報告された危険箇所等について、教育委員会で対応できる案件は対応し、対応できない案件については、まちづくり推進課、道路整備課などの関係機関へ改善の要望をすることとしております。教育委員会といたしましては、今後も引き続き、児童・生徒を交通事故から守るため、関係機関と連携しながら通学路の安全確保に努めてまいります。

◆22番(福川鷹子議員)  
 続いて、大きな2点目、安全安心について。
 (1)朝霞台駅のエレベーター設置についてです。
 東武東上線のことについては、議員に当選させていただいてから今日まで、機会あるごとに訴えてきました。おかげさまで、ほとんどのことが実現され、感謝しています。今までにかなえられたことを、この  機会に発表させていただきます。
 1つ目として、朝霞台駅に急行停止。ここはJRと東武東上線との乗換え口です。川越、池袋に続く乗降客が利用していたことがあって、比較的早い段階に実現できました。
 2つ目は、朝霞駅にエレベーターの設置です。朝霞駅の南口には、障害者の雇用の場となっている向陽園や高齢者の施設朝光苑があります。このことから、エレベーター設置は必須です。朝霞台駅は時  間がかかってなかなか設置ができませんが、朝霞駅は、タイミングがよかったのですぐに取り付けていただけました。
 3つ目は、ホームドアの設置です。これは、視覚障害者の方々がホームから転落する事故があちこちの鉄道駅で発生したことからです。また、オリンピックの射撃会場に朝霞市が選ばれた背景によるもの と思っていますが、これも早い時点で設置がかないました。
 4つ目は、今年3月議会で朝霞駅に急行の停止です。ダイヤ改正で早速停止が実現できました。夢のようです。このことは、高齢者の方々の期待に沿えたことで、喜んでいただけています。東京に出かけ  た帰り、とても楽に帰って来られるようになったそうです。また、6月25日、鳴子踊りに出かけた団体の方と池袋で出会ったときのことです。朝霞駅に急行が止まるから便利になったという声をじかに聞いて、 とてもうれしくなりました。
 そして、今回質問するのは、朝霞台駅にエレベーター設置をということです。この質問は、これまで、私だけではなくたくさんの同僚議員からの声でもあります。しかし、実現に向けては厳しい状態でしたが、 昨年6月7日に東武鉄道と覚書を締結し、機会あるたび、東武鉄道株式会社との協力会議のときに前に前に進めていただいていました。そのおかげで、4月28日付のプレスリリース、2023年度設備投資計 画にて朝霞台駅のエレベーター新設工事に着手することが明記されていますが、昨年6月の覚書締結後の経過についてお聞きします。

◎山崎明日香都市建設部長 
 1点目の(2)のうち、都市建設部所管について御答弁申し上げます。
 市道652号線は、幅員が1.82メートルから4メートルの道路で、最小幅員箇所では車両による通り抜けが困難となっていることから、道路の入り口付近には「車両通り抜け御遠慮ください」、実際に幅員が狭 くなる箇所の手前には「車両通り抜けできません」など、これまで、地元からの要望内容や道路現地の状況に合わせて注意喚起の内容を調整して設置しております。
 続いて、2点目の安心安全についての(1)に御答弁申し上げます。
 昨年6月の覚書締結以降の経過でございますが、朝霞台駅への早期のエレベーター設置を目指し協議を進め、本年2月22日付で、東武鉄道より、東武東上線朝霞台駅エレベーター設置等、バリアフリー 整備の検討推進に伴う朝霞台駅南口広場及び北朝霞駅東口広場内への駅改札外エレベーター設置についての協議書が市に提出され、それに対し、2月28日付で、1、改札外エレベーター設置について、道路法上の道路工作物での取扱いとして駅前広場内に設置することについて協力すること、2、設置に関する工事の施行、費用負担及び保守管理は東武鉄道が実施、負担することについて、市より東武 鉄道に回答しております。こうした調整を経て、4月28日付の東武鉄道によるプレスリリースにおいて、2023年度の工事着手が具体的に公表されたところでございます。今後につきましても、速やかな工事 着手及び完成に向けて、引き続き同社と連携協力してまいります。

◆22番(福川鷹子議員) 
 続いて、(2)市内循環バスについて。
 根岸台方面にお住まいの方から、根岸台地区でバス路線がない箇所がある。走っていないところにもバスを走らせてほしいという要望を聞きました。根岸台地区でバスが走っていない地区にもバスを走ら せることについてはいかがでしょうか。

◎山崎明日香都市建設部長
 次に、2点目の(2)に御答弁申し上げます。
 根岸台地区におけるバス路線につきましては、県道朝霞蕨線を運行し、幹線的系統を担う路線バスのほか、路線バスを補完する形で市内循環バス根岸台線が運行しております。なお、市内の面的な交  通ネットワーク形成のため、公共交通空白地区の改善に向けた先行検討地区に位置づけています根岸台7丁目の和光市境周辺においては、新たな公共交通の導入に向けて地域組織とともに検討してい るところです。 以上でございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 3番目の環境問題について。
 (1)ドッグラン設置についてです。
 犬好きな方々にとってはとてもうれしい施設が、やっと4月28日、浜崎のはあとぴあ近くにオープンしました。私も、ずっと前ですが、市民要望のドッグラン設置を質問していましたが、ようやくこのたび実現で きました。オープン式当日は、犬を連れて遊びに来た人たちでにぎわっていました。そのときに居合わせた人からの声です。できてすぐだったのでもう少し様子を見てほしいと伝えると同時に、すぐに変更で きることが可能なら改善していただきたいと思って聞きます。
 まず初めに、ドッグランを使用するために登録が必要となっています。この登録申請は市役所の5階、環境推進課に行って初めて申請ができる。しかし、年齢によってはできない。18歳以下は駄目となっています。犬を連れて行けないために、なかなか申請に行くことも厳しいようですので、申請も郵送でできたらありがたいという声があります。いかがでしょうか。
 1回目を終わります。

◎清水豊市民環境部長 
 3点目の環境問題についての(1)について御答弁申し上げます。
 浜崎ドッグランは、飼い主同士の交流や飼い主のマナー及びモラルの向上、人と動物との共生社会の推進を目的として、本年4月28日にオープンいたしました。施設の概要でございますが、小型犬エリア、中・大型犬エリア、共有部分、駐車場のほか、各エリアに日除けとベンチを1か所ずつ、共有部分には手洗い場を設け、犬の脱走防止のため、出入口は二重扉となっております。
 また、ドッグランを利用するためには事前に利用登録をしていただく必要があり、市内に住所を有する18歳以上の方であることのほか、登録する飼い犬が畜犬登録済みであること、1年以内に狂犬病予防 注射を接種し注射済票の交付を受けていることが要件となってございます。利用登録完了後に利用登録証を交付いたしますが、6月15日現在で818頭の登録があり、令和4年度末の畜犬登録数が     4,685頭でございますので、約17.5%がドッグランの利用登録をしている状況でございます。
 次に、郵送による申請の御質問をいただきました。
 浜崎ドッグランにつきましては、現在、利用登録を対面で行うことによりルールの周知を図っております。ドッグランを安心して御利用いただくためには利用ルールの御理解が重要と考えておりますので、当 面は現在の登録方法を継続してまいりますが、今後ルールが浸透された際には、郵送等による方法も検討したいと考えてございます。  以上です。

◆22番(福川鷹子議員) 
 まず、1点目の学校問題の教員不足の解消に向けてですが、学校現場での教員不足が、今年4月時点で1年前より悪化したと答えた自治体が43%に上って、文部科学省では、全国の教育委員会に対策 を求める通知を出していると聞いています。しかし、先ほどの答弁だと、朝霞市は欠員がなく新学期を迎えているとのこと、ほっとしています。
 しかし、市内から私の耳に入ってくるのは、そうでもないようです。教員不足で、いろいろな方に紹介してもらいたいと声がかかっていることを聞いているので、これはどういうことなのでしょうか。これから病  気になったり、産休になったりしたときのためにという話も分からないではないですが、先日、もう一度教員として学校で仕事がしたいが、免許の期限が切れているから難しいと言っておられた退職した先生 がいらっしゃいました。また現場で活躍してもらいたいが、これはどうすればいいのかお聞きします。

◎野口邦彦学校教育部長 
 まず、先ほど言った満たしているということにつきましては、県で決まっております教員配置に対しては、年度当初、全て満たしている状況でございます。ただ、若い教員等も増えてきておりますので、急遽、 産休、または病休等でお休みするケースがございますので、それに対して教員が見つかりづらいという状況がございます。また、探しているケースもございます。そういう中での不足ということが考えられる  と思います。  以上です。

◆22番(福川鷹子議員) 
 少人数学級が、令和7年度に小学校で1年生から6年生までの全ての学年で実施されると思いますが、そうなりますと、小学校では今後どれぐらいの職員が不足してくるのでしょうか。

◎野口邦彦学校教育部長 
 現時点で少人数学級の完全実施による教員の不足数については申し上げることはできませんが、市内の小・中学校では、令和6年度に9学級の増、令和7年度にはさらに6学級の増が見込まれておりま す。それに伴い、必要とする教員数も増えてくるものと捉えております。

◆22番(福川鷹子議員) 
 先日、テレビで千葉県の小学校の先生の一日の行動を放映していたのを見ました。子供たちが登校してきてから帰るまで、座れるのは給食を食べるたった5分間だけというのを見て、今、働き方改革など も言われていますが、これでは、なかなか社会についていくことができない状態だと思いました。だからこそ、なおさら先生のなり手がいなくなって、教員不足に悩まされるのかとも思っております。もっと働き やすい環境づくりも大事ですし、放課後の仕事や部活動の指導等々、様々な仕事を保護者や地域の人が代わってやっていけるような方法も考えていかれる必要があると思うのですが、その辺はどうです  か。

◎野口邦彦学校教育部長 
 教員の負担軽減に向け、本市といたしましても様々な取組を行っております。まず、その一つの例として、自動応答機能つき電話の設置、先生方の教材研究を少しでも軽くするために教材のアーカイブ化 、少しでもお休みができるよう学校閉庁日の拡充、また、出張等の負担を少しでも軽減するために教科主任研修会のオンライン化実施による出張の削減などを行っております。また、学校業務アシスタント 、いわゆる校務支援員を小・中学校に1名ずつ、計15名を配置しており、教員の担う業務の一部を少しでも担えるように支援をしております。  以上です。

◆22番(福川鷹子議員) 
 いろいろな角度で努力されていることはよく分かりました。せっかく教員の資格を取ってこられたのですから、教育現場でいつまでも働けるような環境づくり、それから、いろいろな人に協力を得ながらやって いくようにしていただくよう、これは要望しておきます。
 次にいきます。
 通学路の安全を確保するために、道路の要所で交通指導員を配置されていることはよく存じています。しかし、今まで質問しているところは指導員のいない場所です。無責任にも文言の違う看板が立って  いるのを問題視しています。今まで事故がないから真剣に検討されていなかったのかもしれませんけれども、やはり、今後何があるか分かりませんので、早急に看板の統一化をお願いしたい。それはどう ですか、お聞きします。

◎山崎明日香都市建設部長 
 市道652号線の注意喚起の看板につきましては、道路の入り口付近、あるいは実際に幅員が狭くなる箇所の手前など、地元からの要望内容や道路現地の状況に合わせて内容を調整したものを設置して いるところでございます。  以上でございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 通学路の危険箇所を把握するために、学校では毎年点検をされていると思うのですが、今年の場合は5月16日付で小・中学校に通知されて、報告期限が7月17日という答弁をいただきましたが、安全点  検を実施して、報告期限がまだなので何とも言えませんが、近隣からこのような要望がある以上、もっと早く対応すべきと思うのですが、いかがですか。

◎山崎明日香都市建設部長 
 議員御指摘の箇所につきましては、まずは、朝霞警察署と連携の上、啓発看板の内容や設置箇所については検討したいと思います。  以上でございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 今は事故が発生していないのでいいのですけれども、早急にお願いしたいと思います。
 ほかに、子供たちが通学する時間帯だけ車の通り抜けを禁じてもらうこととか、現状において実施できる交通安全対策はないものでしょうか。

◎山崎明日香都市建設部長 
 通学時間など短時間での通行規制としては、スクールゾーンの交通規制が考えられます。スクールゾーンを指定する場合には、規制する道路に面する全世帯の同意などに加え、指定することにより迂回  の影響を受ける道路に面する世帯への説明、日々のバリケードの設置・撤去の役割分担などについて地元で協議調整が調った上で、市を通じて警察へ要望することになります。
 現状でできる交通安全対策につきましては、朝霞警察署と連携の上、啓発看板などの内容や設置箇所なども含めて検討してみたいと思います。  以上でございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 スクールゾーンというような大がかりなものでなくていいと思うのですけれども、早急に看板を統一化していただきたい。通り抜け「御遠慮ください」と「できません」では全く意味が違うと思うので、子供たちの 安全を願っていますので、早急に警察と協議していただいて、一日も早く看板の設置、取替えをお願いしたいと要望しておきます。
 続きまして、朝霞台駅のエレベーター設置についてです。
 答弁ありがとうございました。朝霞台駅への早期のエレベーター設置を目指し協議を進め、今年2月22日付で、東武鉄道より東武東上線朝霞台駅エレベーター設置等バリアフリー整備の検討推進に伴う  朝霞台駅南口広場及び北朝霞駅東口広場内への駅改札外エレベーター設置についての協議書が市に提出され、それに対し、2月28日付で市より東武鉄道に回答されていらっしゃいます。4月28日付の  東武鉄道によるプレスリリースにおいて、2023年度の工事着手が具体的に発表されたと答弁していただきました。  
 エレベーターは何基設置されるのでしょうか。また、具体的な設置場所はどのようになっているのかお聞きします。

◎山崎明日香都市建設部長 
 本年5月29日に開催された令和5年第1回地域公共交通協議会におきまして、東武鉄道より、改札階と朝霞台駅南口広場及び北朝霞駅東口広場の地上部をつなぐ改札外エレベーターとして2基、また、  改札階と上り線、下り線の各ホームをつなぐエレベーターとして2基の合計4基のエレベーターを設置するとの報告がありました。なお、具体的な設置場所などの工事計画の詳細につきましては、現在工事 着手に向けて準備を進めているところであり、発表できる段階になったらお知らせしてまいりたいとの報告がなされたところでございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 ありがとうございました。5月29日に開催された令和5年第1回地域公共交通協議会におきまして、東武鉄道より、改札階と朝霞台駅南口広場及び北朝霞駅東口広場の地上部をつなぐ改札外エレベータ  ーとして2基、また、開札階と上り線、下り線の各ホームをつなぐエレベーターとして2基の合計4基のエレベーターを設置するとの報告があったそうです。楽しみにしております。
 現在着手に向けて準備を進めているところであるようですが、発表できる段階になったら知らせていただけるということですので楽しみですが、では、エレベーターはいつ頃完成になるのか、分かれば教え  てください。

◎山崎明日香都市建設部長 
 エレベーターの工事施行に当たっては、市としましても、東武鉄道と連携協力しながら、安全を第一に早期完成を目指しております。東武鉄道によりますと、エレベーターの完成時期につきましては、令和7 年度末までの完成を目指しているとのことでございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 今年着手していただけるのですが、完成は令和7年度末にはということですから2年ほどかかることになっておりますが、いよいよ令和7年度末には利用できるのかと思うと楽しみでなりません。エレベータ ー設置は、若い人から高齢者、そして障害者、様々な人たちがすごく期待していると思いますので、期限があるでしょうけれども、少しでも早く取り付けるように、今後も東武鉄道と協議を進めていただけた らと要望します。ありがとうございます。
 続いて、市内循環バスについてです。
 根岸台地区におけるバス路線については、県道朝霞蕨線を運行し幹線的系統を担う路線バスのほか、路線バスを補完する形で市内循環バスが運行していますが、先ほどの答弁でありましたように、根岸 台7丁目の和光市境においてはこれから地域の人と一緒に検討していくということでしたが、これとともに膝折4丁目のほうにも新たな公共交通として取組をされているのですが、同じような期間に運行する 予定なのでしょうか、お聞きします。

◎山崎明日香都市建設部長 
 膝折町4丁目周辺において実施する新たな公共交通の導入に向けて実施しております利用調査につきましては、公共交通空白地区への導入ガイドラインに基づき実施する地域住民の利用意向を把握す るためのアンケート調査として行ってございます。調査票には、調査の目的、運行ルート、運賃等の仮運行計画を示した上で、どれぐらいの方がどの程度利用するか、希望する利用の頻度や時間帯、目的 等を伺う内容となっており、得られた結果を基に想定乗車人数及び運賃収入を試算し、運行に係る収支率を算出します。また、利用を希望されない方はその理由を確認するほか、運行内容についても広く 御意見を伺う内容としており、必要に応じて仮運行計画の見直しにも活用いたします。なお、調査対象及び期間については、地域組織を形成する膝折宿町内会、溝沼第一町内会の加入世帯を対象に、6 月中旬から調査を行っているところでございます。  以上でございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 膝折4丁目の地区については、今アンケート調査を実施していただいているのですが、先日、膝折地区に市の職員が来てくださっていろいろ説明を受けたりしたのですが、その中で、アンケートを実施する ときに、現在は町内会に加入している人だけにお願いしているところがありますが、町内会に入っていない人でも今後利用する人がいるのではないか、もう少し幅広くアンケート実施をしたほうがいいので  はないかという意見が出ていたのですけれども、市は、その辺はどのように考えていらっしゃいますか。

◎山崎明日香都市建設部長 
 アンケートの対象につきましては、地域組織に御加入いただいております町内会の皆様と御相談をした上で決定したものになってございます。議員御指摘の町内会以外の方の御意見をどう反映するかと  いうことにつきましては、現在、各地区1か月程度、無償型でのプレ運行を実施する計画としておりますので、その際に、町内会に加入していない方についても御利用いただき御意見を頂戴できれば、また、その取組についても御認知いただければと考えてございます。  以上でございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 ありがとうございました。今後プレ運行をされるのですけれども、先日の話合いのときに、空白地区の市内循環バスは、毎日運行するのではなく、週4日だけ運行すると聞いたのですけれども、週4日にし  た理由はどうなっているのでしょうか、お聞きします。

◎山崎明日香都市建設部長 
 新たな公共交通を週7日運行としますと、地域の方にとって使いやすい公共交通となる一方で、経費がかさみ、相当な利用がある場合を除き収支率が低下することとなります。市としましては、ガイドライン にも位置づけているとおり、公平性及び持続可能性の観点から、一定の収支率を確保することが重要なものと考えております。地域組織の皆様との検討においても、利便性と収支率のバランスを鑑み共  に検討を重ねた結果、運行日数や時間帯などの運行計画が定められております。  以上でございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 ありがとうございました。需要調査の結果、収支率の関係があって、実証運行の判断を今後されていくのですね。分かりました。
 今度プレ運行をされる予定ですが、本格的な運行に至るまでの流れ、スケジュールを教えていただけたらと思います。

◎山崎明日香都市建設部長 
 需要調査及びプレ運行の結果を踏まえ、地域公共交通協議会において実証運行の承認が得られた際には、ガイドラインに基づき、乗降位置についての合意形成、市での予算措置を行い、運行事業者を 選定いたします。その後、地域住民への周知を図り、国土交通省への事業許可申請と併せ、バス停を設置し、実証運行を実施する運びとなります。なお、実証運行については、1年間実施した後、収支率 の実績を基に、本格運行への移行判断を協議会にて審議し、承認が得られれば、本格運行への流れとなります。   以上でございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 ありがとうございました。ちょっと気になったのですが、1年間やってみた後、収支率に実績が合わなかった場合は、運行が取りやめになるケースが出てくるのでしょうか、まず、そこを聞かせてください。

山崎明日香都市建設部長 
 実証運行における収支率がガイドラインで示した基準に満たなかった場合ですけれども、まずは運行計画の見直しに取り組み、収支率の改善に取り組むこととしております。

◆22番(福川鷹子議員) 
 ありがとうございます。1点気になったのが、説明の段階ではバス停は決まっていないけれども、どこでも手を挙げれば止まってくれるというぜいたくな話をされていた市民の方がいたのですけれども、どこ  でも止まるということによっても1年間の収支率の関係が変わってくると思うのですけれども、そのようなことはあり得るのでしょうか。それとも、これから一定の間隔を置いてバス停を決めていかれるのです か、お聞きします。

◎山崎明日香都市建設部長 
 フリー乗降制度につきましては、運行ルート上であれば自由にどこでも乗り降りができることから利便性が向上する一方で、朝霞市のような市街地においては、交通量が多い道路が大半で、狭隘な道路も あり、いつバスが停車するか分からない、また、どの歩行者がバスに乗車したいかも正確に判断できないなど、運転手が運転に集中できることが考えにくく、バスの事故の危険性も高いことから、フリー乗 降の導入は大変難しいものと考えてございます。  以上でございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 そうですよね、分かりました。空白地域にバスを通していただくことはとてもありがたいので、以前質問したこともあるのですけれども、バスの大きさによっては通行できない、迂回ができないということで後  回しにされていたのですが、今ここでこのように出てきたので、一日も早く運行できるようにしていただくことを願っています。
 ただ1点、最近市民の方からの声だと、北朝霞からTMG、それから北朝霞駅のほうにというルートだけですけれども、逆に、公民館から発車するのではなく、駅から公民館のほうにも回ってこられるような  コースに変更できるようになるとありがたいのですが、これは今後の課題にしていただきたいと思うのですけれども、できるだけ利用する人が多くなるように考えていただけるとありがたいと思いますので、  要望しつつお願いします。
 次に、ドッグラン設置について。
 先ほど、登録申請は郵送によるのは難しいというお話をいただいています。あるドッグランの施設では、登録を有料にして利用登録証を首から下げられるようにできないのかという意見を聞いたことがある のです。職員の人たちが、ドッグランがどのように利用されているか見回りをされているかと思うのですが、そのときに、ドッグランの登録証をお持ちですかと一々聞いておられるのでしょうか。

◎清水豊市民環境部長 
 浜崎ドッグランの利用登録証ですが、利用者の皆さんには、常に携帯するようお願いしております。ですので、職員は、登録証がない方については、お声がけをして確認するというケースもございます。
 以上でございます。

◆22番(福川鷹子議員) 
 確認はいいのですけれども、首から下げていると一目瞭然で分かると思いますので、そういう形に変えていくようにお願いしておきます。
 このドッグラン場は、犬の利用が小型犬と中・大型犬とエリアが分けられているのですが、体重で分けていらっしゃるようで、犬種によって分けることができないようなことを犬を飼っていらっしゃる方から聞いたのですけれども、どうして体重で決めたのでしょうか。

◎清水豊市民環境部長 
 犬種によって分けられないかという御質問だと思うのですけれども、犬種による区分につきましては、同じ犬種でも小犬と成犬で大きさが違いまして、成犬でも、その個体によって大きな差異もございます。 そういったことから、犬種で小型と中・大型を分類することは難しいものと考えてございます。そのため、浜崎ドッグランでは、埼玉県動物愛護推進員の皆様の御意見や他市町村のドッグランを参考に、体  重での分類といたしました。今後、利用のルールなどにつきましては、利用者の皆様の御意見を伺いながら、必要に応じて見直しを図っていきたいと考えております。  以上です。

◆22番(福川鷹子議員) ありがとうございます。
 次に、ドッグランを利用する人からの声で、これからどんどん暑くなっていきますが、暑さ対策のために木陰になるような樹木を植えてほしいという話が来ているのですけれども、これはどうでしょうか。

◎清水豊市民環境部長 
 浜崎ドッグランですが、周囲に耕作地もございますので、落ち葉等による周囲への影響が生じる可能性を考慮いたしますと、木陰として利用できるような樹木を植えることは難しいものと考えてございます。 暑さ対策については、どのような手段が有効であるか、今後も引き続き調査をしてまいりたいと考えております。  以上です。

22番(福川鷹子議員) 
 私がドッグランに行かせてもらったときに感じたのですけれども、樹木の代わりになっているのだと思うのですが、パーゴラという屋根のあるものを設置していただいているのですが、もう少し日影をつくるよ うに、幅をもっと狭くできないものかと感じたのですが、それはどうですか。

◎清水豊市民環境部長 
 パーゴラにつきましては、通常の仕様のものより屋根の桟木の本数を増やして間隔を狭めることによりまして、日影を考慮したタイプを設置していただいているところでございます。
 以上です。

◆22番(福川鷹子議員) 
 これ以上間隔を狭くすることは難しいのでしょうか。

清水豊市民環境部長 
 業者には、その旨相談してみたいと思います。  以上です。

◆22番(福川鷹子議員) 犬がドッグランの中から脱走して危ない部分があるのです。脱走防止のために入り口のドアが2つ設置されていたと思うのです。それをさらに増やすということはどうなのでしょうか。 市民の要望です。

◎清水豊市民環境部長 
 浜崎ドッグランの出入口は、犬の脱走防止として二重扉とさせていただいています。また、ドッグラン内の犬が扉に当たって開かないように内開きとしておりまして、利用者の皆様には、一方の扉が閉まって いることを確認していただいた上でもう一方を開けることや、各エリアに出入りする場合には犬にリードをつけていただくことなどを周知しております。また、今後も利用者からの御要望があれば、その時点 で研究はさせていただきます。  以上です。

◆22番(福川鷹子議員) 
 これまで何度か職員が見に行かれて、ドッグランはきちんとルールにのっとって使っているのかを見ておられると思うのですけれども、そうしたときに扉のことは大丈夫だろうと思っていらっしゃったのか聞き ます。気づいていなければ気づいていないでいいですけれども、お願いします。

◎清水豊市民環境部長 
 扉につきましては、現在二重扉になっていますので、特に、三重にとか、そういうお声は、現在のところお伺いしておりません。

◆22番(福川鷹子議員) 
 扉のことは分かりました。
 ドッグランの敷地内に自動販売機を設置してほしい、暑くなってきているので、犬のためには水飲み場があったと思うのですが、人は飲む場所がないので、自動販売機を設置していただいたらすごく助かる という声が出ているのですが、自動販売機を設置することについてはいかがでしょうか。

◎清水豊市民環境部長 
 自動販売機の設置でございますが、原則、ドッグランは飲食を禁止しておりますので、設置については難しいものと考えてございます。  以上です。

◆22番(福川鷹子議員) 飲食は禁止なのですか。では、飲食を禁止していますということは、市民の方たちが分かるようにどこかにうたっていますか。

◎清水豊市民環境部長 ドッグラン利用の案内という看板があるのですが、そちらには飲食禁止ということでうたっております。
 以上です。

◆22番(福川鷹子議員) 
 分かりました。でも、暑くなる時期に向かっていますので、そこで犬を遊ばせていて熱中症になられたりしたら困りますので、個人的に飲み物を持参して飲むのはいかがでしょうか。

◎清水豊市民環境部長 
 熱中症対策については非常に大切なことですので、適宜水分補給をしていただければと思います。  以上です。

◆22番(福川鷹子議員) 
 分かりました。まだオープンして日が浅いので何とも言えないですけれども、先日、私の家の周りで犬の散歩をしている人と出会ったときに、ドッグランができたのを御存じですかと聞いてみたら、知っていま すという人と知らないという人、知っているけれども、うちの犬は暑さに弱いからすぐには利用できないのでまだ登録もしていないという人には、涼しくなったら、ぜひ登録して利用してくださいというお話をしま した。ドッグラン、せっかくあのようないい設備を造られたのですから、大勢の人に使っていただきたいという思いがありますので、市としてどのようにして案内、PRをされるか最後にお聞きしたいと思います。
◎清水豊市民環境部長 市といたしましても、やはり、ドッグランについてはたくさんの人に御利用いただきたいと考えてございますので、「広報あさか」や市のホームページ、またSNSなどで周知をしたほか、狂犬病の集団予防接種をやっているのですが、そちらの会場でもチラシを配布して周知を図っております。今後につきましても、多くの皆様に御利用いただけるよう周知を図っていきたいと考えております。
 以上です。

◆22番(福川鷹子議員) 
 ぜひよろしくお願いします。宝の持ち腐れにならないように、大勢の人が利用できるようによろしくお願いします。これは要望しておきます。
 これで私の質問を終わりにします。ありがとうございました。
一般質問
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令和元年9月 鳥獣・害虫に関する相談、実態について 令和元年12月   児童・生徒をSNS,インターネットの犯罪
            から身を守ることについて
令和二年3月  コロナ関連にて、一般質問休止 令和二年6月   子どもたちの命を守る取り組みについて
令和二年9月   障害児保育について  令和二年12月   交通安全対策について ほか
令和三年3月  おむつ、ミルクの自動販売機設置について 令和三年6月   居心地の良いまちについて 
令和4年1月   ヤングケアラーについて 
令和4年6月    学校における課題について   令和4年9月    ケアラーについて
 令和4年12月   児童相談所について ほか  
令和5年3月   障害のある子どもの幼稚園、保育園への
          入園状況はどうなっていますか?ほか 
令和5年6月   朝霞台駅のエレベーター設置について