温泉名 | いしだおんせん 石田温泉 |
施設名 | いしだおんせん 石田温泉 |
所在地 | ほっかいどうはこだてしかしわのちょう 北海道函館市柏野町117-7 |
場所概略 | 函館市街地より国道278号線を東へ行き、御崎方面へ行く。途中看板があるので、右折する。上り坂を上っていくと右側に看板があるのでUターンするような感じで下り坂を約100m行くと右側に看板がある。ちょっとその先の左側にある。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。50台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 平日 15:00〜20:00、土休日 12:00〜20:00 |
料金 | \300 |
風呂数 | 男女別内風呂各1 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | 酸性・含鉄(II・III)・アルミニウム−硫酸塩泉(低張性酸性高温泉) |
湯色 | 黄緑色 |
問合せ先 | 0138-85-2350 |
入湯日 | 2004/9/22 |
感想 | 本当は15時からなのだが、9時ごろ入れさせてもらった。感謝。黄緑色のいい色をしていた。掛け流しなのがいい。お湯があふれ出ていた。お湯はなめると酸性のすっぱさがあり、ほかでは味わったことのないお湯だった。露天風呂はぬるめで長湯できる。すばらしい。 |
評価 | 5 |
石田温泉 石田温泉は、私が「一人旅 −北海道へ2−」編で30番目に行った温泉です。そして、29番目に入った温泉です。
石田温泉は函館市街地の東、亀田半島の東端にあります。
石田温泉に行くには、函館市街地より国道278号線(恵山国道)を東に向かいます。約38kmひたすら東に行くと道道635号線との交差点があるので、右折して道道635号線に入ります。
道道635号線に入ってもひたすらまっすぐ行ってください。すると、石田温泉の看板が出てきます。そこを左折して上り坂を上ってください。ちなみに、左折しないでまっすぐ行くと御崎海浜温泉に行くことができます。
上り坂を上りきった場所にY字路があり、そこにも石田温泉の看板があるので、Uターンするように右折します。
ちなみに、そのY字路をまっすぐ行って上り坂を上っていくと、恵山温泉に行くことができます。
右折すると、今度は下り坂になります。下り坂を下ると右側に看板が現れます。その先を左折してください。石田温泉に到着することができます。
石田温泉 石田温泉は2004年11月30日までは亀田郡恵山町にありましたが、現在は函館市にあります。函館市、亀田郡戸井町、亀田郡恵山町、亀田郡椴法華村(とどほっけむら)、そして茅部郡南茅部町は2004年12月1日より、合併して函館市になりました。
石田温泉は住宅地の中にある温泉施設です。創立が1914年(大正3年)という老舗旅館になります。
日帰り入浴の時間は、平日は15時から20時までだったのですが、私が行ったときは午前9時でした。施設側からすれば、そんな早い時間から来るなよ、という感じだったと思うのですが、何も言わずに入浴を了承してくださいました。感謝です。m(_ _)m
石田温泉には男女別の露天風呂と内風呂が各1つずつありました。
私はまず、内風呂に入りました。
お湯を見て特徴的だったのが、その色です。お湯が黄緑色でした。きれいな色だなあと思いました。
浴槽の中に身を沈めるとお湯が浴槽のふちから出て行きました。源泉掛け流しですね。 すばらしいです。
お湯を口に含めるとすっぱい! いかにも酸性のお湯というすっぱさでした。でも、同じ北海道内の川湯温泉 川湯温泉公衆浴場ほどすっぱくはなかったです。ちなみに、pH値は2.1とのことです。
泉質名は酸性・含鉄(II・III)・アルミニウム−硫酸塩泉。かなり長いです。(^^; 旧泉質名だと酸性明礬・緑礬泉。読みは「さんせいみょうばん・りょくばんせん」です。こちらは逆に短いですね。でも、難しい漢字があります。
明礬温泉 別府温泉保養ランドにも書いてあるのですが、明礬とは硫酸アルミニウムのことです。組成式はAlSO4です。また、緑礬とは硫酸鉄のことです。硫酸鉄には硫酸鉄(II)と硫酸鉄(III)がありますが、石田温泉では硫酸鉄(II)と硫酸鉄(III)の両方が入っています。組成式は硫酸鉄(II)はFeSO4で、硫酸鉄(III)はFe2(SO4)3になります。硫酸鉄(II)は青緑色の結晶です。一方、硫酸鉄(III)は白色の結晶です。
石田温泉の温泉成分分析表を見てみると、硫酸鉄(II)を構成する第一鉄イオン(Fe2+)が156.0mg/kg(6.72mval%)、硫酸鉄(III)を構成する第二鉄イオン(Fe3+)が30.5mg/kg(1.97mval%)となっています。明らかにFe2+のほうが多いですね。そのため、お湯の色が黄緑色になっているんですね。(^o^)
黄緑色のお湯が珍しくて、いい感じでした。