女夫渕温泉 女夫渕温泉ホテル

温泉名めおとぶちおんせん
女夫渕温泉
施設名めおとぶちおんせんほてる
女夫渕温泉ホテル
所在地とちぎけんにっこうしかわまた
栃木県日光市川俣880-2
場所概略日光宇都宮道路の日光ICより県道169号線(霧降高原道路)を北上する。霧降高原を越えて、県道23号線に入る。県道23号線を西へ行く。間欠泉をさらに西へ行き、そのまま終点まで行くとある。
駐車場町営駐車場を利用できる。50台くらい停められる。無料。
営業時間8:00〜15:00
料金\1,000
風呂数混浴露天風呂9、女性専用露天風呂2、温水プール1
脱衣所男女共用2、男女別各1、女性専用1
泉質ナトリウム−塩化物泉(低張性中性高温泉)
湯色無色透明、白濁色
問合せ先0288-96-0001
入湯日2004/4/30
感想混浴露天風呂が9箇所、女性専用露天風呂が2箇所、そして温水プール1箇所で、合計12箇所の露天風呂がある広い温泉施設。小天狗の湯、大天狗の湯、白寿の湯、そして人魚の湯(夏期には温水プールになるがそれ以外の時期は空っぽ)と、男女別の脱衣所を隔てて、七福神の湯(恵比寿の湯、弁財天の湯、福禄寿の湯、毘沙門天の湯、寿老人の湯、大黒天の湯)と女性専用露天風呂(天女の湯、布袋の湯)がある。小天狗の湯は白濁色で、ほかは無色透明のお湯だった。一番奥の大黒天の湯には洞窟があり、その中には面白い形をしたものがあった。
評価5

 女夫渕温泉 女夫渕温泉ホテルは奥鬼怒にあります。
 女夫渕温泉に行くには、日光宇都宮道路の今市ICより国道121号線を北上します。約23km行くと県道23号線が出てくるので、左折して県道23号線に入ります。あとはひたすら県道23号線を西へ向かってください。途中、川俣湖と川俣湖温泉 上人一休の湯を通り過ぎます。また、川俣温泉付近で間欠泉を見ることができますが、女夫渕温泉はさらに先にあります。終点まで向かうと女夫渕温泉 女夫渕温泉ホテルに着くことができます。女夫渕温泉より先は、一般車両は進入できなくなっています。
 女夫渕温泉 女夫渕温泉ホテルは2006年3月19日までは塩谷郡栗山村にありましたが、現在は日光市にあります。日光市今市市上都賀郡足尾町塩谷郡栗山村そして塩谷郡藤原町は2006年3月20日より、合併して日光市になりました。
 女夫渕温泉ホテルは奥鬼怒の一般車両が進入できる最奥の温泉施設です。この先には、八丁の湯温泉加仁湯温泉日光澤温泉手白澤温泉、そして噴泉塔の湯などの温泉があります。しかし、それらの温泉に行くには左写真の奥鬼怒大橋を渡って、歩くか送迎バスで行く必要があります。
 女夫渕温泉の露天風呂は宿と離れた位置にあります。露天風呂の入口は左写真のところになります。
 中に入ると券売機がありました。そして、遊園地の入口でよく使われている、棒を押しながら入るような自動改札機がありました。券売機で券を買い、その券を自動改札機に入れて、そして棒を押しながら入れということのようです。私は1,000円を払い、中へと進入しました。
クリックしてね!  中には露天風呂の案内図がありました(左写真)。露天風呂は全部で12箇所とのこと。混浴露天風呂が9箇所、女性専用露天風呂が2箇所、そして温水プールが1箇所とのことでした。でも、私が行ったときは温水プールの人魚の湯にはお湯が張っていませんでした。
 階段を下りると男女別の脱衣所がありました。露天風呂はこの脱衣所をはさんで左右のエリアに分かれて配置されています。また、脱衣所はここのほかにも寿老人の湯のところに男女共用の脱衣所があります。また、女性専用露天風呂にもあるそうです。
 写真の案内図を元にして、左側のエリアには恵比寿の湯弁財天の湯福禄寿の湯毘沙門天の湯寿老人の湯大黒天の湯、そして女性専用露天風呂の天女の湯布袋の湯があります。男女別の脱衣所を隔てた右側のエリアには小天狗の湯大天狗の湯白寿の湯、そして温水プールの人魚の湯があります。
 文字だけだとわかりにくいので、表にしてみました。

風呂区分 左側のエリア 右側のエリア
混浴露天風呂 恵比寿の湯
弁財天の湯
福禄寿の湯
毘沙門天の湯
寿老人の湯
大黒天の湯
小天狗の湯
大天狗の湯
白寿の湯
女性専用露天風呂 天女の湯
布袋の湯
温水プール 人魚の湯

 女性専用露天風呂は囲いがしてあるので、周りからは見えなくなっています。女性の方で混浴がいやであれば、こちらがお薦めです。
 いろいろな浴槽があり敷地も広いので、いろいろな露天風呂を入りまわるのがいいのではないでしょうか。泉質が一緒なのでどれも似ていますが、少しずつ色や温度が違っているので、それらの違いを楽しむのもいいと思います。また、白い湯の華が浮いていたりいなかったりということも観察するのもいいと思います。
 私はすべての露天風呂に入りました。私なりに観察してみたところでは、小天狗の湯だけが白濁していました。ほかは白濁色に近いのですが、どちらかというと無色透明でした。普段から小天狗の湯だけ白濁しているのか、その日だけ白濁していたのかはわからなかったのですが、小天狗の湯がちょっと気になりました。
 あとは、大黒天の湯では面白いものがありました。大黒天の湯の一部は洞窟になっています。その洞窟の奥には面白い形をした飾り物?がありました。どういう形をしているものなのかは行ってみて確かめてください。(^o^)
 泉質はナトリウム−塩化物泉。でも、硫黄のにおいも少しします。お湯が白濁しているのも硫黄の成分があるためと思われます。ということは硫黄泉に近いナトリウム−塩化物泉なのかもしれません。
 お湯は掛け流し! 湧出量が毎分1,200リットルもあるそうです。それだからこそ12箇所もの露天風呂を設置することができたんですね。
 いろいろな露天風呂を楽しめるところでした。よかったです。

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