パイステ2002シリーズのチャイナシンバル。通常のクラッシュシンバルとは全く違う乾いたサウンドで、アクセントシンバルしては、最も効果的なシンバルです。
20インチの大きさなのでパワーがあり、クラッシュシンバルとして使うほかに、ライドの代わりにビートを刻む際に使用すると、音圧の強い個性的なビートを作る事もできます。セッティングの仕方によって、ドラムセットを派手に見せる事もできるので、ドラムセットの左右に1枚づつセットしても面白いと思います。使いすぎるとウルサイだけになってしまいますが、決め所で使うと効果的です。ハイハット、ライド、クラッシュに加えて、個性的なサウンドが欲しいドラマーにとっては定番アイテムになっています。
BBAのカーマイン・アピスが使用して人気が出ましたが、グワシャーンという乾いたサウンドは、個性が強く、レコーディングで使用するアーティストは、今でも多くはありません。しかし、ライブでのパフォーマンスは、派手な演出、サウンドが要求される事も多いので、特にハードロック、ヘヴィロックのドラマーは1枚持っておきたいシンバルだと思います。