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食肉目ネコ科ヒョウ属 絶滅危惧種 オスの体長(たいちょう)は130〜190cm、体重(たいじゅう)は35〜90kgで、 メスより大(おお)きい。 朝鮮半島(ちょうえんはんとう)からインド、アラビア半島そしてアフリカのサハラ以南(いなん)に分布(ぶんぷ)している。 森林(しんりん)やサバンナにある岩場(いわば)などに生息し、生息域(せいそくいき)は広(ひろ)い。 しかし、アフリカ以外(いがい)の地域(ちいき)では絶滅(ぜつめつ)の危機(きき)に瀕(ひん)している。 アフリカでは大型(おおがた)ネコ科3種(ライオン、ヒョウ、チーター)の中では最(もっとも)も個体数(こたいすう)は多(おお)い。 ところがヒョウは警戒心(けいかいしん)が強(つよ)く、日中(にっちゅう)は樹上(じゅじょう)や茂(しげ)みに身(み)を隠(かく)し休(やす)んでいるので、出会(であ)うことは難(むずか)しい。 体(からだ)つきはがっしりしていてしなやかである。 毛色(けいろ)は淡黄褐色(たんおうかっしょく)で背(せ)、横腹(よこはら)、体側(たいそく)などに梅鉢模様(うめばちもよう)のヒョウ柄(がら)の斑点(ふてん)がある。 全身(ぜんしん)の黒い斑点は樹木(じゅもく)の多い生息地での木洩れ日模様(こもれびもよう)に擬態(ぎたい)しているといわれている。 腹部や尾(お)の下面(かめん)は白(しろ)く、尾は長(なが)く黒斑がある。 下肢(かし)は細(ほそ)く、蹠(あしうら)が小(ちい)さい。 これは樹上や岩上(がんじょう)に適(てき)するためといわれている。 また、足裏(あしうら)の肉球(にくきゅう)は柔(やわ)らかく、足音(あしおと)を立(た)てずに歩(ある)くことが出来る。 ヒョウとの初(はじ)めての対面(たいめん)はマサイマラのマラ川のほとり。 母親(ははおや)は高(たか)い木の上で一休(ひとやす)み。 その子どもはまだ幼(おさなく)く、木に登(のぼ)ることが出来(でき)ず、川の側(そば)の岩穴(いわあな)に見え隠れ(みえかくれ)・・・ |
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