マイクロソフトのHDCD、ソニーのDSD、ビクターのK2HDなどマスタリング技術は様々ですが、古いCDも最近ではリマスターされて再発されているので、格段に音が良くなっています。1980年初期のCDは極端に音の悪いものが多く、悩みのタネでしたが、リマスター盤が多く再発されるようになり、かなり音質が改善されています。アマゾンで[Original
recording remastered]と表示されているCDは音が良くなっていると思って間違いないでしょう。また国内盤などでリマスターと表記がないものでも、最近再発されたCDは以前発売になったCDより音が良くなっていることが多いので、音質を気にするなら、最近発売になったCDを買った方が良いと思います。また再発したCDはボーナストラックがたっぷり入っている事が多いのでお蔵入りになっていた貴重な音源を楽しめるというメリットもあります。
最近ではCDより高音質なSACD(スーパーオーディオCD)やDVD−Audioという音楽ソフトが発売されているので、より高音質なソフトで音楽を楽しみたいという方には、こちらがオススメです。SACD、DVD−Audio(DVDオーディオ)は通常のCD・DVDプレイヤーでも再生できるハイブリッド盤が増えているので、通常のCD・DVDプレイヤーで楽しめます。[Hybrid
SACD]などの表記があるソフトなら問題なく再生できます。CDに比べて何倍も音が良いのですが、CDほどソフトの数が充実していません。すでに廃盤、製造中止になっているSACDも多く、プレミア付きで高額になっているものも多いので、見つけたら早めに買った方がお得だと思います。最も高温質なDVD−Audioは残念な事に製造終了になってしまいました。中古商品で探すしかありませんが、究極のソフトで名盤を楽しみたいという方は、DVDオーディオが絶対にオススメです。欲を言えば、ソフトの音の良さを最大限に引き出すためにも、再生機器はSACD対応、DVD-Audio対応、HDCD対応のプレイヤーが良いでしょう。
高音質SHM−CD
ビクターの開発技術により、通常のCDで再生が可能な高音質ソフトSHM−CDが発売されました。SACD、DVDオーディオに比べて値段も手ごろで、いままでのCDとは、全く比べ物にならない高音質を実現しています。
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