アフリカの旅
アニマル編


クロサイ
クロサイは奇蹄目サイ科の動物。サイの種類は約200万年前までは種類も多く栄えていたが、現在では5種類となり、いずれも数は激減している。アフリカ大陸にはクロサイとシロサイがいるが、東アフリカでは野生のシロサイは絶滅し、クロサイだけがかろうじて残っている。名前のシロ、クロは体色の違いではなく双方とも泥浴びを好むため生息地の土の色に染まっているが、元来は灰褐色で大差はない。クロサイはWHITE(白)に対してBLACK(黒)と安易に呼ばれそれが定着した。クロサイは主に東部アフリカから南部アフリカの保護区で見られるが、密漁が絶えず数が激減している。シロサイの幅広い口と異なり、クロサイは「おちょぼ口」で木の葉をむしり取り食べる。サバンナよりもブッシュを好むので見つけづらい。皮膚が角質化した角を二本持つ。下の角は大きく前に突出し、上の角は小さい。また、上唇が下唇の前に出ており、葉や枝の採食に便利なようになっている。視力は悪いが、嗅覚は鋭く、テトリーは広く、疎林帯や草原に住む。群れは作らない。角は漢方薬の強精剤やアラブの短剣の鞘などとして珍重され密漁で絶滅の恐れがあり、各国共にその保全と繁殖に努力している。
クロサイ2




クロサイ2

クロサイは頭部アフリカから南部アフリカの保護区内で見られる。
サイ角を得ようと密漁のため数が大きく減少している。
クロサイはサバンナよりむしろブッシュを好むため見つけづらい。
サバンナよりも疎林地帯や森林地帯で暮らすため、
木の葉を食いちぎって食べるように上唇が尖っている。
クロサイ3









クロサイ3

クロサイはシロサイより口が「おちょぼ口」である。
しかし、実際には体色にしろ、口にしろほとんど見分けられない。
暮らすところもブッシュとサバンナという事であるが、この写真を見ていただくとわかる様に
ほとんど草を食べていて見分けることは困難である。
アフリカの旅アニマル編
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6.ゾウ 7.シロサイ 8.クロサイ 9.

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