温泉名 | しんほたかおんせん 新穂高温泉 |
施設名 | すいめんかん かるかやさんそう 水明館 佳留萱山荘 |
所在地 | ぎふけんたかやましおくひだおんせんごうかんさか 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂555 |
場所概略 | 長野自動車道の松本ICより国道158号線を西へ行く。安房トンネルもしくは安房峠を越えて、国道471号線を北上する。新穂高温泉の看板が出るT字路を東へ行き、右に看板があるので下り坂を下りるとある。キャンプ場と併設されている。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。20台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 7:00〜20:00 |
料金 | \800 |
風呂数 | 混浴露天風呂3、女性専用露天風呂1 |
脱衣所 | 男女共用1、女性専用1 |
泉質 | 単純温泉(低張性中性高温泉) |
湯色 | 無色透明 |
問合せ先 | 0578-9-2801 |
入湯日 | 2004/7/17 |
感想 | 広い! とにかく広い! 一番奥にある露天風呂は奥に洞窟があり、神秘的だった。真ん中の露天風呂は深さが1mくらいになる場所もあった。そして一番手前の露天風呂はちょうどいい感じのお湯だった。 |
評価 | 5 |
新穂高温泉 水明館 佳留萱山荘は、私が「一人旅 −奥飛騨へ−」編で9番目に行った温泉です。そして、8番目に入った温泉です。
新穂高温泉は上高地の北西にあります。
新穂高温泉に行くには、長野自動車道の松本ICより国道158号線を西に向かいます。約28km行くと県道26号線(奈川木祖線)と交差するのですが、国道158号線を進んでください。
ちなみに、県道26号線に行くと塩沢温泉に行くことができます。
国道158号線をさらに約5km進むと県道84号線(乗鞍岳線)と交わりますが、そこも国道158号線を進んでください。
ちなみに、県道84号線を行くと乗鞍高原温泉に行くことができます。
さらに進むとたくさんトンネルが出てきますが、くぐりぬけます。そして上高地に行く道との分岐点に到着します。県道24号線との交差点です。
ここで上高地方面に行かないで安房峠方面に向かいます。というより、上高地方面は一般車は通行禁止なので行くことができません。素直に左折してください。(^^;
左折してすぐ右側に中の湯温泉 卜伝(ぼくでん)の湯があります。そして、その少し先の左側に下へ降りる道があります。その道を降りると以前あった中の湯温泉旅館の施設跡があります。
それらを通り過ぎ、国道158号線を直進します。すると、安房トンネル(安房峠道路)と安房峠に行く道との分岐点が現れます。どちらの道を選んでもかまいません。安房トンネルを行けば短時間で行くことができるけれど有料、安房峠に行く道を行けばカーブばかりの峠道を行くため時間がかかりますが無料になります。ただ、冬季だと安房峠に行く道は閉鎖されてしまうので、必然的に安房トンネルに行くことになります。
ちなみに、安房峠に行く道を行くと中の湯温泉に行くことができます。
安房トンネルを選んだ場合、トンネルを2つくぐります。すると、平湯IC口交差点に着きます。その交差点を直進してください。国道471号線に入ります。
ちなみに、この交差点を右折すると平湯温泉に着くことができます。
安房峠に行く道を選んだ場合、ひたすらカーブを行きます。安房峠を越えて下り坂に入ってもまだ行きます。平湯温泉街を通り過ぎると平湯IC口交差点に着くので、交差点を直進してください。国道471号線に入ります。
国道471号線に入ると北に向かうようになります。約3km行くと福地温泉の看板が出てくるのですが通り過ぎます。Uターンするくらいのカーブが2回続いたあと、左側に新平湯温泉 旅館 深雪が見えます。それも過ぎると新穂高温泉という看板が出てくるT字路が見えてきます。そのT字路を右折して東方面に行きます。県道475号線に入ります。この道が新穂高温泉への道になります。
県道475号線に入るとすぐ右側に栃尾温泉があるのですが、通り過ぎます。まっすぐ行き神坂トンネルをくぐります。次に蒲田トンネルがあるのですが、その手前に左に入る道があるので、水明館 佳留萱山荘へ行くにはそちらに入ります。この道は県道475号線の旧道になります。
ちなみに、この蒲田トンネルは2006年12月に開通した新しいトンネルです。新穂高の湯へ行くにはこちらのほうが安全で便利です。
旧道なので狭隘(きょうあい)な場所があるのですが、蒲田川荘を通り過ぎ、しばらく行くと右側に水明館 佳留萱山荘(かるかやさんそう)が見えます。
新穂高温泉 水明館 佳留萱山荘は2005年1月31日までは吉城郡上宝村にありましたが、現在は高山市にあります。高山市、大野郡丹生川村(にゅうかわむら)、大野郡清見村、大野郡荘川村(しょうかわむら)、大野郡宮村、大野郡久々野町(くぐのちょう)、大野郡朝日村、大野郡高根村、吉城郡国府町(よしきぐんこくふちょう)、そして吉城郡上宝村は2005年2月1日より、合併して高山市になりました。
この合併により、2008年現在では、高山市は日本一面積の広い市町村になっています。その面積は2,177.67km2で、東京都の面積2,187.05km2と同じくらいとなっています。
水明館 佳留萱山荘は大きな露天風呂を持っている温泉施設です。日本秘湯を守る会の会員宿です。
料金を払うと宿の入口を出て、川のほうに行き、のれんがあるところから露天風呂に入るよう言われました。
言われたとおりに行くと、左写真のような入口がありました。露天風呂はここから入ることになります。
日帰り入浴者は露天風呂のみ利用可能です。宿泊者は露天風呂のほかにも貸切風呂や内風呂も利用できるそうです。
脱衣所は男女共用になっていました。その脱衣所から露天風呂に入ることになります。
私が露天風呂を見て思った最初の感想は、広い! 広すぎる!!
大露天風呂と呼ばれている露天風呂は4つの浴槽に分かれています。3つが混浴露天風呂で、1つが女性専用露天風呂です。それぞれが大きくて、仲間と入っても誰がどこに行ったか迷子になってしまうくらい広いと思いました。
東海地区で随一の大きさを誇る露天風呂だとのことです。その言葉もだてではありません。
お湯は緑がかった無色透明といったところでしょうか。そのお湯が広大な浴槽に満たされているのですから、驚きです。
一番奥の浴槽には洞窟風呂と呼ばれている箇所があります。そこは洞窟のように周囲を囲まれている浴槽のなのですが、そこに行くには手前の2つの浴槽を通る必要があります。2つの浴槽も大きいので、行くのが大変です。
でも、私は行ってみました。行ってみた結果、特に面白くなかったです。普通の洞窟風呂という感じでした。女夫渕温泉 女夫渕温泉ホテルのように面白い形をした飾り物があれば面白かったんですけどね。(^o^)
大露天風呂のほかにも貸切露天風呂が3つと宿泊者専用の内風呂1つもあります。貸切風呂は「河鹿の湯」、「望槍(ぼうそう)の釜湯」、そして「夢をいつまでもの湯」と呼ばれています。
源泉は3本所有しています。泉質は、1号と3号は炭酸水素塩泉、2号が単純温泉です。大露天風呂と河鹿の湯は1号泉と3号泉の混合泉で、内風呂、夢をいつまでもの湯、そして望槍の湯は2号泉です。いずれも源泉掛け流し!
広くて全部を堪能できなかった感じでした。なんか損した気分でした。宿泊すれば存分に堪能できるのかな。そう感じました。
宿泊したいけど、いつになることやら・・・。(^^;