ワカツキの3点支持型スタンド
発売当時2台1組定価25000円。ワカツキ製のスピーカースタンド、最も安定性の高い3点支持を採用し、ロスの無い圧倒的なパワーを可能にしたスピーカースタンドでした。
底板、天板が平面なタイプではなく3点支持型、このタイプのメリットは、4点支持型だと、床のゆがみが少しでもあるとガタつきが発生し、エネルギーロスが発生して低音のパワーが失われてしまうという問題点を解決した所にあります。CDプレイヤーなどでも、高級機になるとインシュレーターが3点支持のものがありますが、同じ原理だと思われます。ブラックの高級感のある木目デザインで、重量も1本5kgと安定感があります。
JBL4312シリーズに使用していましたが、木材の材質を生かした自然な低音で、パワーも充分に伝えてくれる優れたスタンドでした。高さは36cmあり、JBL4312シリーズのスピーカーだとソファに座った状態でちょうどトゥイーターが耳の高さになり、ベストな高さにセッティングが可能、しかも3点支持の効果で、充分な低音が得られるだけでなく、音抜けの良さもそのままのサウンドを楽しむ事ができました。ルックス的にも高級感があり申し分の無いスピーカーでしたが、私は地震多い地域に住んでいるので、自身の際の安定性に不安があるという点だけが不安でした。
オーディオファンに愛されてきたワカツキですが、残念ながら倒産してしまい、中古商品でのみ入手可能になっています。こんな優れたスタンドが25000円というのは安すぎるような気もします。このタイプのスタンドでは、高さが22cmのST−7Xというタイプも発売されていました。中々見つからない商品ですが、時々、中古オーディオショップなどで販売されています。このスタンドなら、定価の25000円で買ってもお買い得だと思います。