実は名器
1979年発売、定価63800円。パイオニアのアナログプレイヤーの名機です。廉価版モデルとしては、安定性がありアナログ全盛期のオーディオ製品のグレードの高さを実感させてくれるプレイヤーです。
1970年代に発売されたモデルなので、中古品市場でもあまり見かけなくなりましたが、重量もあり安定性の高いアナログプレイヤーです。オーディオファンにとってお馴染みのテクニクス
SL−1200のようにメタリックなボディで、安定感、音質も似ていると思います。経済的な事情もあったのですが、テクニクスのアナログプレイヤーを2台使用した後に、このプレイヤーを購入し、以来ずっと愛用しています。まだまだアナログ盤は聴きたいけど、アナログプレイヤーに高いお金は使いたくないと言う方には最高のプレイヤーだと思います。テクニクス
SL−1200シリーズは定番商品としてネームバリューがあり、中古商品でも2万円前後が相場になっていますが、このプレイヤーは、今となってはそれ程有名ではないので、中古で5000円前後の値段で購入が可能です。基本的にクセの無いシンプルな音質なので、カートリッジの種類、アンプの組み合わせで好みの音色に出来ると思います。
安く手に入るにが最大のメリットですが、古い物なのでオークションなどでもあまり見かけなくなりました。また、ベルトの交換が必要なものが多いようです。購入する時は、ベルトのコンディションを確認してから購入した方がいいと思います。