今まで聴いていた音はいったいなんだったんだろう?
発売当時定価525000円オーディオファンの憧れエソテリックのユニバーサルプレイヤー、DVDビデオ、DVDオーディオ、DVD-RW、ビデオCD、SACD、CD、CD-R/RW、SACDのマルチチャンネルに対応するほか、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生も可能、ほとんど全てのソフトを、高画質、高音質で楽しめます。オーディオ部に6チャンネルDACとは別に、2チャンネル用のアップコンバート機能付き24bit
DACを搭載、DVDオーディオ、SACD、CDなどの再生時にビデオ回路の動作を止める「ビデオOFF機能」などなど、オーディオ各誌でも特選扱いで絶賛された超人気機種でした。
私の友人がこのプレイヤーを購入したので、試聴させてもらったのですが、オーディオに興味を持ち始めてから最大のショックでした。アパート暮らしをしている友人は、大きな音で音楽を聴ける環境ではなく、試聴したときもヴォリュームの位置もは8時位だったのですが、小音量で聴いても、全く次元の違う音でした。今まで聴いていた音はいったいなんだったんだろう?かなりのショックで帰宅し、数日後、どうしてもガマンできずに無理をして中古で購入しました。私にとってオーディオ新世紀の幕開けでした。どのCDを聴いても、今までとは違うグレードで音楽が聴けるので、ついつい夜更かしして寝不足になる事が多くなってしまったほどです。10万円クラスのCDプレイヤーと比べて、どのぐらい違うかと言うと、スピーカーに背を向けて聴いても、今までの音よりいい音で音楽を楽しめ程の違いがあります。オーディオ部分に6チャンネルDACとは別に、2ch用のアップコンバート機能があり、24bit
DACが搭載されているので、ユニバーサルプレイヤーとはいえ、CD・SACDプレイヤーとしてのレベルも50万円の価値があると思います。
今でも人気が高く、中古製品でも25万前後で販売されていますが、30万円クラスのDVDプレイヤー、CDプレイヤーを別々に購入するなら、この1台を購入した方が全然お得だと思います。発売当初のモデルにバージョンアップが可能です。バージョンアップキット「VUK-DV50」の価格は6万円で、ビデオDACを14bit/216MHzにアップグレード(従来は12bit/108MHz
DAC) 、DVI-D出力に対応になります。3枚目の写真がバージョンアップ後の画像です。