ベストバイのお買い得ユニバーサルプレイヤー!
発売当時大変な人気で、オーディオ各誌でもベスバイに選出されたユニバーサルプレイヤーの名機です。当時ダントツの人気で、工場生産が間に合わず、注文してから3ヶ月待ちでようやく購入しました。オーディオ誌での試聴レビューで印象的だったのは、「まずCDの音の良さに驚いた!」という言葉でした、CDプレイヤーとしての性能もかなりのものでした。高音質、高画質のDVDプレイヤーというだけなら、定価10万円前後という価格は、それほど魅力的ではありませんが、CD、SACD、DVDオーディオも高音質で楽しめて実売価格10万円以下というのは、かなりの価格破壊で、ホームシアター派のファンのみならず、オーディオファンにも衝撃でした。このプレイヤーが発売される前は、ユニバーサルプレイヤーでこれだけの性能の機種なら30万円前後だったとおもいますから、お買い得感も強いと思います。
CDの音は、名機と言われた10万円前後のCDプレイヤーと比べても遜色ない高音質で、DVDビデオの画質は、この当時ではずば抜けていて、私の知人でホームシアターを持っている人は、ほとんどがこのDV−747Aを使用していたのを覚えています。またオーディオファンにとっても、手ごろな値段でSACD、DVDオーディオも楽しめるプレイヤーはありがたいものでした。実際に使用してみて、驚いたのは、DVD−RWで録画したディスクでコンディションが悪く、他のプレイヤーで再生できなくなってしまったものも、このプレイヤーなら再生ができるということが多かった事です。ピックアップの精度が高いため、汚れてしまったディスク、キズをつけてしまったディスクでも、ほとんどが再生可能だったのは助かりました。また、ステレオ2ch出力が2系統あるので、1つをAVアンプに、もう1つをピュアオーディオ用アンプにつないで、それぞれのアンプで再生を楽しむこともできました。あるいは、アンプとDVDレコーダーに出力するという事も可能です。また電源ケーブルを太目のケーブルに変えると重低音の安定感が驚くほど増すので、30万、50万のユニバーサルプレイヤーを買うより、このプレイヤーにハイエンド電源ケーブルを組み合わせた方が、安く済むと思います。
高音質ソフトもDVDビデオも、高画質、高音質で楽しめるので、コレ1台だけあれば、とにかく安心といった感じで手放せない機種です。今となっては古い機種ですが、中古商品をオーディオショップや、オークションで購入しても2万円前後で購入できるなら、お買い得だと思います。
●オーディオ銘機賞2002(デジタルプレーヤー部門トップ賞受賞)、ビジュアルグランプリ2002
(DVDビデオ&オーディオプレーヤー部門トップ賞受賞)