アナログ派の定番アイテム
初代機発売から現在に至るまでシリーズ化され、いまだ人気の衰えないアナログプレイヤーの名機。やはり音楽はアナログ盤で聴くのが一番と考えている方には、無視できない名機だと思います。このMk2からクォーツシンセサイザ連続ピッチコントロール方式が採用され、クォーツロックをかけたまま±8%の範囲でピッチを連続的に変化させることができます。キャビネット上部はアルミダイカスト製で、同年代に発売された木製のキャビネット機に比べて色気はありませんが、逆に現代的デザインで、近年のオーディオ製品との組み合わせでも違和感なくセットできると思います。DJにも愛用されていることからも、その耐久性は実証済みですが、防振特性に優れた重量級特殊ゴムの一体成型により、優れた防振性能で、音の安定感も十分です。
所有しているアナログレコードを楽しみたいけど、あまり高額なプレイヤーは買えない・・・という方には、最高の機種だと思います。1981当時、定価75000円ですが、その性能から考えて、今の価格で言えば15万円ぐらいの価値があると思います。中古商品で入手が可能ですが、2万円前後で入手できると思います。私も中古で入手しましたが価格からは考えられないような性能でした。何とかアナログレコードを復活させたいと考えている方には、一番手ごろで高性能なプレイヤーだと思います。現在ではシリーズも6代目になり、Technics SL−1200Mk6は新品で購入可能です。