コンパクトスタジオモニター以上の実力!
1985年発売当時定価30000円(1本)。ヤマハのNS−10Mと共に、世界中のレコーディングスタジオで使用されていたコンパクトスタジオモニターです。コンパクト型とは思えない実力機で、家庭用のメインスピーカーとして十分満足できる性能です。
メインシステム用のスピーカーとは別に、楽器を演奏するときのモニター用として購入したのですが、コンパクト型とは思えないパワフルな音に感激し、結局3セット購入し、各部屋に設置して使用していました。CDの音にあわせてギターやドラムを演奏する為にJ216を使用し、音楽、映画を聴くときには大型スピーカーを使用していたのですが、スピーカーを切り替えても、大型スピーカーとの差が感じられないほど豊かな低音で驚きました。30万クラスのスピーカーに比べれば、レンジの広さや低音の輪郭といった点で負けますが、この大きさのモニタースピーカーの中では最高のレベルだと思います。縦置き、横置きどちらでもカッコイイという点でも気に入っていました。横置きにしてレコーディングスタジオの様な雰囲気で音楽を楽しむ事が出来ますし、部屋のスペースの都合で大型スピーカーが置けない方には最適だと思います。
このスピーカーはJ216A、J216PROの2種類が発売されています。このページの上の写真がJ216PRO、下がJ216Aですが、音質的には、ほとんど変わりませんでした。カラーは写真の通り2種類あるので、色の好みで選んでもいいかと思います。この製品も人気機種で、けっこう中古商品が出ています。セットで1万円〜2万円で購入できればお買い得だと思います。
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