基本にすべき音
1999年発売当時78000円(1本)。4312Dの原型となったモデルで定番中の定番と言えるスピーカーです、このスピーカーを基準にしてオーディオシステムを作っている方も、かなり多いと思います。
円高の影響で実売価格で2本10万円以下になった時期があり、ボーナスで購入しました。私にとって、はじめての本格的なスピーカーだったので、特に思い出の多いスピーカーです。自宅に友人を呼んでは音を聴かせて驚かせていました。本格的なオーディオファンが多くなかった事もありますが、輪郭のハッキリした抜けの良いサウンドで、誰が聴いても驚いていたのを覚えています。当時は安いプリメインアンプを使っていたのですが、、それでも十分に音の良さが伝わったようです。勿論私も満足していました。このスピーカーをいかに鳴らしきるかというテーマで、アンプ、プレイヤーなどを探してオーディオセットを改良。サンスイのアンプを使い始めたのもJBLと相性が良かったからですし、5.1chにした時も、すべてJBLにして3年以上使っていました。失業したときに、家賃が払えなくなり泣く泣く手放したのですが、本当に落ち込みました。このスピーカーを音楽を聴く為の基本にしていたので、このスピーカーを失った日は人生最悪の日でした・・・。
すでに製造終了ですが、今でも人気のある機種なので、中古で購入しても7万〜10万ぐらいの価格になると思います。後継機の4312Dが発売されているので、新品でこっちを買った方が良いと思います。専用のスピーカースタンドは、JBLから、JS−250、JS−350Aなどの機種が発売されています。当然のことですが、専用のスタンドを使用するとスピーカーの性能をフルに発揮できるので、できれば純正スピーカースタンドの方が良いと思います。
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