安くていい音!
1974年発売、当時定価36800円(1本)。白木ブームを巻き起こした初代SX−3が大ヒットして、後継機として発売されたシリーズ2作目です。
実は、一時期経済的な事情でJBLのスピーカーを売却してしまい、とりあえず使うスピーカーということで、あまり期待せずに5000円以下で購入しました。最初にレッド・ツェッペリンのファーストアルバムを試聴したのですが、感動しました!高域、中域の心地よい響き、大げさすぎずに音楽の魅力を伝えてくれる表現力は、名器と言われてベストセラーになっただけの質の高さがあります。音のスケール感やレンジの広さは高級機には及びませんが、ベストセラーのスピーカーだけあって、潜在能力は高く、パワーのあるアンプで鳴らせば、驚くほどいい音で鳴ってくれます。SACD、DVDオーディオなど、最近の高音質ソフトを聴くのは厳しいかもしれませんが、70年代までのハードロックや、フォークロックを中心に聴くなら、最適だと思います。
発売当時の定価が安かった為に、中古商品は比較的安く手に入ります。かなり古い機種なのでコンディションのいいものは少ないと思いますが、オークションなどで探せば5000円以下という低価格で入手する事も可能です。難点としては、太いケーブルを接続するのが難しい事です。
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