最もお買い得な名機
1989年発売定価75000円(1本)。アルニコを使用したSXシリーズのトールボーイ型で、SX−511などの上位機種になります。全てのユニットの磁気回路にアルニコを採用、キャビネット内の共鳴による中高域への悪影響を抑える為、サブウーファー用のキャビネットを強固なセパレートボードで区切る分割構造にしてあります。バイワイヤリング対応、マルチアンプ駆動も可能です。
SX−511をメインスピーカーとして使用していたときに、リアスピーカー用に購入したのですが、あまりの音の良さにメインスピーカーに変更しました。SX−511は中域の磁気回路にアルニコが使用されていましたが、SX-700は全ての磁気回路にアルニコが使用され、格段に音質が向上しています。中高域の音の濁りの無い響き、音の輝き、地を這うような低音、しかも分割構造のおかげで、迫力ある低音にも関わらず、高音域の邪魔をしません。パワーのあるアンプを使用すれば、目の前にベースアンプあるような低域を体全体で感じられると思います。
最近のトールボーイ型に比べて幅も奥行きもありますが、スリム型なのでセッティングが楽ですし、スピーカースタンドを購入する必要がないので、スタンド代も節約できました。他の名機に比べて以外に安く購入できるのも魅力的です。音質の傾向は少し違いますが、JBL4318と同じグレードだと思います。リアルで力のある低音がでるので、アパートなどで使用するなら、軽い音のアンプを使用しないとと苦情がくるかもしれません。また、重量が30kgあるので、移動も大変でした。しかし、音のグレードを考えると、JBL4318は中古でも20万以上しますから、SX−700を中古商品、オークションなどで3万円〜5万円で購入できれば、かなりお買い得だと思います。
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