エピフォンのレスポール。80年代に発売されたビンテージギターで、ボリューム・トーンをゴールドパーツに変更してランディ・ローズ・モデルのようなルックスに仕上げています。
何と言ってもレスポール!ギブソン派のギタリストとしては、どうしても手に入れたいギターだと思いますが、フェンダーUSAに比べてもギブソンUSAのギターは高価で、なかなか購入に踏み切れない方も多いと思います。ギブソンUSAの音質は諦めて、せめてルックスだけでもレスポールを!と考えている方に最適なのがエピフォン製のギターです。ギブソンの廉価版、日本製ギブソンとして発売されているエピフォンですが、近年ではアジアで製造されていて、昔のエピフォン製ギターに比べて質が落ちているようです。5万円前後という低価格で手に入るコストパフォーマンスの良さは魅力ですが、あまりにも音質が悪いとガッカリしてしまいます。そこでねらい目なのが、80年代の中古商品。このレスポールも中古で購入した古いタイプのエピフォンで、さすがにギブソンUSA程の音質ではありませんが、近年のエピフォン製よりは、音質も良く、納得のいくレスポールです。重量が3.8kgとレスポールにしては軽量で、ギブソンUSAのレスポールに比べて低域が弱いですが、低音が出ない分ファイアーバードのような枯れた個性的な音質で、トレブルでのサウンドは、クリアで粒立ちが良く繊細なサウンドで廉価版モデルにしては、かなりの音質です。ギターも個体差があるので、このギターが当たりだったのかもしれませんが、ある意味で期待していた以上の音質でした。
あえてホワイトカラーを選んだのは、ランディ・ローズ・モデルのようなルックスがカッコ良かったからです。ブラックのボリューム、トーンが安っぽく感じたのでゴールドパーツに変更してみたら、ランディ・ローズ・モデルと変わらないルックスになったのも大満足でした。ギターは芸術品としてルックスも楽しみたいので、やっぱりカッコイイ方がいいですね。
エピフォン製のレスポールは、新品で購入が可能です。アメリカ製のギブソンと比べるとハッキリと音の差が出てしまいますが、デザインはギブソンと変わらないので、後々はギブソンを!と考えている人なら練習用として最適でしょう。色々なレスポール・モデルが発売されていますが、新品で4万円台から購入可能です。少しでも音質にこだわりたいという方は、新品でなく、80年代、90年代製の中古商品を探した方がいいでしょう。
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