偶蹄目ウシ科ウシ亜科アフリカスイギュウ属の動物。サハラ以南に広く分布していて、一見してウシ科だとわかる体型だが、牛よりもさらに逞しい。角は雄が長さ、幅、厚みのいずれでもメスをはるかに上回る。正面から見た成獣の角は根元から一旦下に下がったあと、上外側へ円弧を描きそのまま内側に向かって終わる。「ナポレオンの帽子」を連想させる。横から見ると多少後ろに傾いている。雌の角は雄よりは下がらず、幼獣の角は左右離れて生えてくる。成長に従って根元は中央に寄ってくる。体色は黒褐色か黒色で、未成獣では褐色味が強い。毛は固く疎らで、鼻鏡は大きく黒光りしている。森林帯、疎林帯から草原帯にかけて群れで棲むが、水場から十数km以内に限られる。群れは複雄群だが、オスだけで群れをつくることもある。年老いた雄は孤独になって行く。気が強く、救援や復讐の観念もあるらしく、襲われている仲間を救援し、更に逃げるライオンを追いかける。ライオンでもオスの成獣を殺すには少なくとも数頭を必要とする。昔、ハンターの死傷数はバファローによるものが多かった。妊娠期間は約11カ月で、誕生時の体重は約30kgある。性的成熟は1.5〜2.5年ぐらいで寿命は約25年ぐらい。 | |||||||||||||
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アフリカスイギュウ2 一見してウシの仲間だとわかる体型だが、牛よりさらに逞しい。 オスの角は「ナポレオンの帽子」を連想させる。 アフリカでは出会う機会が多く、群れでいることが多い。 遠目ではのどかな風景だが、近くで見るとすごく迫力がある。 |
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アフリカスイギュウ3 ケニヤではアフリカスイギュウはどこででも見られる。 ほとんどが群れででいて、のどかに草を食んでいる。 私の注目点はウシツツキ。 スイギュウ等の大型草食動物の寄生虫を食べる鳥。 スイギュウの背中には必ず数羽のウシツツキをのせている・・・ |
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私のお気に入り | |
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