マガモは真(しん)の鴨(かも)と書いて真(ま)鴨(がも)、アヒルの原種として知られる淡水(たんすい)ガモである。マガモは狩猟法(しゅりょうほう)により狩猟(しゅりょう)鳥(ちょう)として、捕獲(ほかく)が許されている。日本では北海道と山地では繁殖しているが、多くは冬鳥としてシベリアから飛来し、越冬する。マガモは静かで安全な浅瀬を好むがきれいな水であればどこでも生息し、海水や汽水域(きすいいき)にも生息する。オスは頭が光沢のある緑色で、胸は褐色で腹は灰白色。首に白い輪がある。クチバシは黄色で、足は橙(とう)黄色(おうしょく)。オスの特徴である緑色の頭部から別名アオクビとも呼ばれている。カモ類のオスは繁殖期を過ぎるとメスと同じ地味な色になります。これをエクリプスといいます。メスは全身が褐色で黒褐色の斑がある。クチバシは橙(とう)赤色(せきしょく)で、クチバシの上に黒斑(こくふ)がある。グエッグエッと鳴く。雑食性であるが、主に水中では水草の葉、茎(くき)、種子などを食べ、地上では草の葉や草の実を食べる。マガモは日本では古くから狩猟鳥で、現在でも新浜(にいはま)鴨場(かもば)など各地にお狩場が残る。カモの中でも特に美味しく、冬場になるとカモ鍋、カモそばと美食家には人気が高い。ことわざにも「カモがネギを背負ってくる」という言葉がある通り、多くが撃たれて食べられている・・・ |
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マガモ1 | |||||||||
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マガモ1 マガモは冬になると日本の至る所で越冬している。 マガモというだけにカモを代表して肉も美味しい。 カモそばなどの料理は昔は高級料理(?)であった。 その為か、最近目立って少なくなった・・・ |
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マガモ2 | |||||||||
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マガモ2 マガモは狩猟鳥で、禁猟区でない所では狙われている。 昔はお狩場というのがあって、ここで狩猟がおこなわれていた。 最近のマガモも利口になり、昼は禁猟区内で休み夜に餌を食べている・・・ |
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新編こどもとり図鑑 | |||||||||
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