温泉名 | こうづしまおんせん 神津島温泉 |
施設名 | こうづしまおんせんほようせんたー 神津島温泉保養センター |
所在地 | とうきょうとこうづしまむらさびさき 東京都神津島村錆先1-1 |
場所概略 | 神津島港より赤崎遊歩道行きの村営バスに乗り、温泉保養センターバス停で降りるとすぐにある。また、神津島港から北へ海沿いの道を道なりに行くとある。神津島港より徒歩約40分。 |
駐車場 | 専用駐車場あり。5台くらい停められる。無料。 |
営業時間 | 10:00〜21:00 水曜日定休日(夏期、GW、年末年始は営業) |
料金 | \800 |
風呂数 | 共浴露天風呂3、男女別内風呂各3、男女別水風呂各1、男女別サウナ各1 |
脱衣所 | 男女別各1 |
泉質 | ナトリウム−塩化物強塩泉 |
湯色 | 茶褐色 |
問合せ先 | 04992-8-1376 |
入湯日 | 2018/4/29 |
感想 | 料金は800円だが、神津島港近くのまっちゃーれセンター内にある神津島観光協会で前売り温泉入浴券を購入すると、600円になるのでお得。内風呂は全身浴、気泡浴、そして低温浴の3つがあった。それぞれ、実測41.6度C、実測40.9度C、そして実測38.2度Cだった。露天風呂は水着に着替えて外に出る必要がある。露天風呂は3つあった。1つは階段を上ったところにあった。階段を上ると絶景の露天風呂があった。すばらしい。お湯はしょっぱかった。ナトリウム−塩化物強塩泉という感じだった。脱衣所に洗濯機があり、脱水機能のみだが無料で使用できたのはよかった。水着を脱水した。 |
評価 | 5 |
今回は2018年のゴールデンウィークということで、温泉旅行計画を立てました。旅行先は伊豆諸島です。
伊豆諸島とは、伊豆大島(いずおおしま)(大島)、利島(としま)、新島(にいじま)、式根島(しきねじま)、神津島(こうづしま)、三宅島(みやけじま)、御蔵島(みくらじま)、八丈島(はちじょうじま)、そして青ヶ島(あおがしま)を指します。これらはすべて有人島です。
今回の旅行の最大の目的は、式根島にある幻の温泉「御釜湾(みかわわん)海中温泉」に入ることです。また、式根島にはほかにも多くの野湯や温泉施設があるので、それらも巡りたいと思いました。
でも、それだけではもったいない!と思いました。式根島の近くには新島と神津島があり、そこにもそれぞれ温泉施設があるからです。そこで、式根島の温泉だけでなく新島と神津島の温泉にも行こうと思い、今回の旅行の計画を立てました。名付けて、「新島・式根島・神津島の3島温泉旅行計画」です(そのまんま)。
まず、各島の入りたい温泉施設を列挙しました。下の表は実際に私が行った温泉施設の順番に並んでいます。リンクがない箇所は今回の旅行で行けなかった箇所です。
新島・式根島・神津島の温泉施設箇所一覧表 島名 温泉名 施設名 箇所数 神津島 神津島温泉 神津島温泉保養センター 1箇所 新島 間々下温泉 まました温泉 3箇所 間々下温泉 新島村温泉ロッジ 湯の浜露天温泉 湯の浜露天温泉 式根島 足付温泉 足付温泉 8箇所 地鉈温泉 地鉈温泉 松が下雅湯温泉 松が下雅湯 式根島温泉 憩の家 御釜湾海中温泉 御釜湾海中温泉 山海温泉 山海の湯 奥ふなりっと温泉 奥ふなりっとの湯 釜の下海中温泉 釜の下の湯
一番簡単なのは、3島を1日ずつ巡ることです。これだと2泊3日の旅行になります。ただ、温泉巡りしかしない私には時間が余ってしまいます。特に、神津島は温泉施設が1箇所しかないので、時間をもて余してしまいます。また、3島を移動する手段や時間も考慮する必要があります。離島なので各島は船で移動することになります。
伊豆諸島に行く船は東海汽船の大型客船と高速ジェット船があります。大型客船よりも高速ジェット船のほうが所要時間が短いので、私は高速ジェット船で3島を巡ることにしました。最初に行く島は3島で一番遠い神津島にしました。その理由は、一番遠い島から行った方が後戻りしなくていいと考えたからです。
問題は神津島の次に行く島ですが、私は新島を選択しました。理由は、巡る温泉施設の箇所が式根島よりも少ないからです。神津島と新島を1日で巡れば、1泊2日で3島の温泉施設を巡ることができると考えたからです。
また、いろいろ調べてみると、新しい発見をしました。それは新島と式根島には連絡船があるということです。その名も「連絡船にしき」! 新島と式根島を1日往復3便、夏期だと1日往復4便運航している船です。料金も片道430円で安いです。
これを利用しない手はない! 私はそう思いました。
船やバスなどの時刻表と照らし合わせて、かつ温泉巡りの移動時間などを加味しながら、私が思いついた案は以下の通りです。
東京の竹芝桟橋から高速ジェット船で神津島に向かいます。そして、神津島から復路の高速ジェット船で新島に行きます。その日のうちに連絡船にしきに乗り式根島に到着します。式根島の温泉を巡って宿泊します。次の日は船をチャーターしてもらい、御釜湾海中温泉に向かいます。午後に時間が余っていれば式根島の温泉を再度巡ります。そして、復路の高速ジェット船で東京に帰ります。
1日目はその日のうちに3島を移動するという忙しい日になってしまいますが、自分でもなかなかいい案だと思いました。これだと1泊2日で3島を巡ることができます。
ツアーではないため、乗船券と宿泊所を別々に取る必要があります。両方に電話して予約を取ることができました。準備は万端です。あとは御釜湾海中温泉に行く当日、4月30日の天気と波の状態がいいことを願うばかりです。
さあ、新島・式根島・神津島の3島1泊2日温泉旅行の決行です。
旅行の1日目は2018年4月29日でした。この日の東京の天気は快晴でした。神津島の天気も晴れの予報でした。私たちの旅行を歓迎しているかのような天気でした。
まずは神津島に向けて出発です!
神津島(こうづしま)は、東京から約188km南方にある島です。面積は18.48km2です。また、周囲を約22kmで囲まれた島です。伊豆諸島の有人島では一番西にある島です。
「新島・式根島・神津島の3島1泊2日温泉旅行」で、私が最初に行った島です。
東京の竹芝桟橋から東海汽船の高速ジェット船、セブンアイランド大漁に乗船です。これで神津島にある終着港の神津島港に向かいます。
7時30分発の1420便です。3時間20分の乗船時間になります。
神津島の神津島港に到着です。
10時50分着の予定だったのですが、予定よりも早く到着しました。波が穏やかだったのでしょうか。
神津島港近くにある「まっちゃーれセンター」です。ここは東海汽船の窓口と神津島観光協会があります。また、待合所のようなスペースもあります。
神津島観光協会では、神津島温泉保養センターの前売り温泉入浴券が売っています。通常800円のところを600円で販売しています。もちろん私は買いました。(^o^)
島に着いたら、観光協会に寄るのがおすすめです。島の詳しい地図を入手できたり、いい情報を得ることができたりします。用がなくても寄ったほうがいいです。
11時10分発の村営バスに乗ります。どこに行っても1人200円です。
神津島の村営バスは、神津島の北側を走る赤崎遊歩道方面と南側の空港を通り東側に行く多幸湾方面の2路線があります。2018年4月時点では1路線あたりそれぞれ1日5便運行していました。
私たちは神津島温泉保養センターに行くので、赤崎遊歩道行きのバスに乗りました。
温泉保養センターバス停で下車します。神津島温泉保養センターはすぐです。
温泉保養センターバス停には無料で入ることができる足湯がありました。また、バス停からは神津島温泉保養センターの露天風呂を見ることができます。
脱衣所から出ると、内風呂と露天風呂の分岐点があります。左側の扉が内風呂の入口で、右側ののれんを抜けると露天風呂に行く道につながります。内風呂は裸で入浴し、露天風呂は水着で入浴しなければなりません。左側の扉には「内湯では水着をぬいでください」という貼り紙がありました。
私はまず内風呂に行くことにしました。裸で左側の扉を開けました。
内風呂は、写真の右から全身浴、気泡浴、そして低温浴の3つの浴槽がありました。また、水風呂とサウナもありました。
全身浴、気泡浴、そして低温浴の実測温度は、それぞれ41.6度C、40.9度C、そして38.2度Cでした。
お湯はしょっぱかったです。いかにもナトリウム−塩化物強塩泉という味でした。
内風呂を出たあと、私は水着に着替えて、今度は露天風呂に向かいました。露天風呂は分岐点の右側ののれんをくぐります。くぐるとすぐに「水着は必ず着用してください」という看板がありました。また、サンダルが置いてありました。少し歩くのでサンダルを履いて行ったほうがいいです。私はサンダルを履いて道を進みました。
案内の通りに道を進むと、バスが通った道の下をくぐる内空構造物が出てきます。それをくぐり抜けると、露天風呂に着くことができます。
内空構造物を抜けるとすぐにある露天風呂です。広くてすばらしい! 景色もすばらしいです!!
右側にある露天風呂です。こちらも広くて開放的ですばらしい!
左右の露天風呂の間には上り階段がありました。この上り階段の上にも露天風呂があります。
上り階段の上には屋根が付いた露天風呂がありました。下にある露天風呂に比べれば小さい浴槽ですが、景色は最高です。
上の露天風呂からの景色です。海の奥に小さく見える島は無人島の恩馳島(おんばせじま)です。
露天風呂から脱衣所に帰って、服に着替えました。
脱衣所には洗濯機がありました。「脱水のみ利用可」と書いてありました。水着が結構濡れていたので、脱水のみですが利用させていただきました。こういったサービス、ありがたいですね。おかげで水着はかなり脱水できました。
神津島温泉保養センターには食堂もあります。お昼時だったので、私たちは昼食を食べることにしました。
私は島天丼を食べました。おいしかったです。
帰りはちょうどいい時間のバスがなかったので、徒歩で神津島港に帰ることにしました。帰りは海沿いの道を南下すれば神津島港に着くことができます。徒歩だと約40分かかりました。
神津島の温泉施設を1つ制覇したので、次は新島に向かいます。間々下温泉 まました温泉に行きました。