ベストバイのDV−S747を超える名機
日本中のAVファンのほとんどが購入したのではないかと思うほど売れたDV−S747Aの後継機。DV−S757Aには、プログレッシブ映像をさらに高品位に再生する高画質12bit
108MHz映像DAC搭載され、さらに画質が向上しているので、プロジェクターを使用してホームシアターを楽しんでいる方にとっては、高画質で映像を楽しめるというメリットがあります。また、CDをDVDオーディオクオリティにアップサンプリングするレガートリンクコンバージョンPRO搭載。うわぁ、やられたーって感じでした。すでにDV−S747Aを購入していたので、ちょっと悩みましたが、DV−S757Aも買いました。CDの音をDVDオーディオのクオリティにまで高めると言われると欲しくなります。DVDオーディオの音の良さが衝撃的だったので、手持ちのCDを同じレベルで聴けるならオーディオファンとして見逃せません。正直言ってDVDオーディオのレベルとまでは行きませんでしたが、実際にCDの再生音は見事にグレードアップしていました。音の良いリマスター盤に買い替えを考えていたソフトも、リマスター盤のような音で再生してくれるので、買い替えの費用が節約できました。また、この機種に限った事ではないのですが、電源ケーブルをハイグレードなものに変えると、音像のリアリティが飛躍的に向上するので、ユニバーサルプレイヤーですが、30万クラスのCDプレイヤー並みの音に大化けしてくれます。
操作性は、基本的にパイオニア製のDV−S747Aに近いですが、より初心者向けに簡単な操作で設定できるようになっています。すでに製造終了していますが、中古商品なら2万円前後で購入できると思います。AVアンプがなくてもプレイヤーで2ch出力に設定すれば、2chステレオシステムで楽しめますのでSACDやDVDオーディオなどの次世代高音質ソフトを試して見たい方にとっても、安くて高性能の商品だと思います。